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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

10.1.3 共通

10.1.3.1 loginサブコマンド

形式

login [--pcmi[=true|=false]]

機能説明

Interstage Java EE 7 DASサービスへログインします。
本コマンドを実行すると、Interstage Java EE 7 DASサービスへのログイン情報がファイルへ保存されます。Interstage Java EE 7 DASサービスの管理ユーザーIDと管理者パスワードについての詳細は、「5.2.6 管理ユーザーの登録」を参照してください。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「10.1 asadmin」も参照してください。

また共通オプションについては、「10.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--pcmi

なし

  • 「false」を指定した場合、または本オプションを省略した場合
    以降のasadminコマンド実行でInterstage Java EE 7 DASサービスの管理ユーザーIDと管理者パスワードの指定を省略できます。
    ログイン情報は、以下のファイルに保存されます。

    [ユーザのホームディレクトリ]\.gfclient\pass

    [ユーザのホームディレクトリ]/.gfclient/pass

    なお、上記ファイルを削除すると、次回のコマンド実行から管理ユーザーIDと管理者パスワードの問い合わせが行われます。

  • 「true」を指定した場合
    サーバーインスタンスのプロセス自動再起動を有効にしている場合に、PCMIサービスが利用するログイン情報を作成します。
    ログイン情報は、以下のファイルに保存されます。

    [PCMIインスタンスディレクトリ]\adapter\.gfclient\pass

    [PCMIインスタンスディレクトリ]/adapter/.gfclient/pass

    以下の場合、本コマンドを実行してログイン情報を更新してください。

    • 管理ユーザID、管理パスワードを変更した場合

    • 運用管理用HTTPリスナーのポート番号を変更した場合
      運用管理用HTTPリスナーのポート番号を変更する場合、上記ファイルを手動で削除した後、本コマンドを実行してください。

    ij7setoperatoridコマンドでサービス運用ユーザーを変更している場合、サービス運用ユーザーで実行してください。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように問い合わせが行われます。
問い合わせに従ってInterstage Java EE 7 DASサービスの管理ユーザーIDと管理者パスワードを入力します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\asadmin login
Enter admin user name [Enter to accept default]> admin
Enter admin password>
Login information relevant to admin user name [admin] for host [localhost] and admin port [12021] stored at ~省略~

Command login executed successfully.

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/asadmin login
Enter admin user name [default: admin]> admin
Enter admin password>
Admin login information for host [localhost] and port [12021]
~省略~
Command login executed successfully.