ログファイルに採取した性能情報の分析方法と対処方法について説明します。
出力情報
モニタ情報ログファイルは、以下のようにCSV形式(カンマ区切りで並べた形式)で出力されます。
D1,D2,D3,D4,D5,……
性能情報の項目内容
IJServerクラスタで使用できるモニタロギングでは、IJServerクラスタ起動時からのデータが出力されます。
性能情報中の日時情報には、以下の値が「DD/MM/YYYY hh:mm:ss.SSS」のフォーマットで出力されます。
DD | 日を2桁の数字(01~31)で表示します。 |
MM | 月を2桁の数字(01~12)で表示します。 |
YYYY | 年を4桁の数字(0000~9999)で表示します。 |
hh | 時を2桁の数字(00~23)で表示します。 |
mm | 分を2桁の数字(00~59)で表示します。 |
ss | 秒を2桁の数字(00~59)で表示します。 |
SSS | ミリ秒を3桁の数字(000~999)で表示します。 |
例
24/03/2017 01:00:00.200
性能情報中の「ミリ秒」単位には、以下の値が「h:mm:ss.SSS」のフォーマットで出力されます。
h | 時を可変桁の数字(0~)で表示します。値が0の場合は「0」と表示します。 |
mm | 分を2桁の数字(00~59)で表示します。 |
ss | 秒を2桁の数字(00~59)で表示します。 |
SSS | ミリ秒を3桁の数字(000~999)で表示します。 |
例
0:00:00.200
性能情報として出力される項目について説明します。各表の項番に書かれているD1、D2、・・・は、CSV形式で出力されるD1、D2、・・・に対応しています。
なお、先頭の出力項目は、必ず当該レコードの性能情報を採取した日時となります。
性能情報一覧
性能情報の説明
1) Java VM情報
アプリケーションを運用しているJavaVMの性能情報です。
項番 | 項目の内容 | 備考 |
---|---|---|
D1 | 当該レコードの性能情報を採取した日時 | |
D2 | インスタンス名 | |
D3 | プロセスID | |
D4 | メモリ割り当てプールのコミットされた値(単位:バイト) | |
D5 | メモリ割り当てプールの初期値(単位:バイト) | |
D6 | メモリ割り当てプールの最大値(単位:バイト) | |
D7 | メモリ割り当てプールの現在値(単位:バイト) | |
D8 | メタスペースのコミットされた値(単位:バイト) | |
D9 | メタスペースの初期値(単位:バイト) | |
D10 | メタスペースの最大値(単位:バイト) | |
D11 | メタスペースの現在値(単位:バイト) | |
D12 | Full GCの発生回数 | |
D13 | Full GCの処理トータル時間(単位: ミリ秒) | |
D14 | GCの発生回数 | |
D15 | GCの処理トータル時間(単位: ミリ秒) |
2) HTTP接続キュー情報
HTTPの接続キューの性能情報です。
項番 | 項目の内容 | 備考 |
---|---|---|
D1 | 当該レコードの性能情報を採取した日時 | |
D2 | インスタンス名 | |
D3 | プロセスID | |
D4 | 接続キュー名(http-listener-1, http-listener-2, admin-listener, __sr-listener) | __sr-listenerは、セッションリカバリ機能使用時、対象のIJServerクラスタにSession Registry Clientの制御用HTTPリスナー("__sr-listener")を作成している場合に出力されます。 |
D5 | キューがいっぱいになったためにHTTPリクエストを格納できなかった回数 | |
D6 | キュー内に現在存在しているHTTPリクエストの数 | |
D7 | キュー内HTTPリクエスト数の過去15分間における合計値 | モニタロギング出力時刻の0秒から過去15分間の合計値が出力されます。 |
D8 | キュー内HTTPリクエスト数の過去1分間における合計値 | モニタロギング出力時刻の0秒から過去1分間の合計値が出力されます。 |
D9 | キュー内HTTPリクエスト数の過去5分間における合計値 | モニタロギング出力時刻の0秒から過去5分間の合計値が出力されます。 |
D10 | 受け付けられたHTTPリクエストの合計数 | |
D11 | キューに格納されたHTTPリクエストの合計数 | 1つのHTTPリクエストがキュー内に複数回格納される可能性があります。そのため、D10の「受け付けられたHTTPリクエストの合計数」より値が大きくなる場合があります。 |
D12 | キューの最大サイズ | |
D13 | キュー内に同時に存在していたHTTPリクエストの最大数 |
3) HTTPリスナー情報
HTTPリスナーの性能情報です。
項番 | 項目の内容 | 備考 |
---|---|---|
D1 | 当該レコードの性能情報を採取した日時 | |
D2 | インスタンス名 | |
D3 | プロセスID | |
D4 | 仮想サーバ名(server, __asadmin, __sessionrecovery) | __sessionrecoveryは、セッションリカバリ機能使用時、対象のIJServerクラスタにSession Registry Clientの制御用仮想サーバ("__sessionrecovery")を作成している場合に出力されます。 |
D5 | 各HTTPリスナーが受信したバイト数の合計値(単位:バイト) | |
D6 | 各HTTPリスナーが送信したバイト数の合計値(単位:バイト) | |
D7 | 現在HTTPリスナーに接続されているリクエストの数 | キープアライブが有効の場合、キープアライブ中の接続は、リクエスト処理スレッドがリクエストの処理を完了して「Webコンテナのスレッドプール」のD6の項目が0になっていても、本項目にカウントされます。 |
D8 | その他のHTTPステータスコードを含むレスポンスの合計数 | HTTPステータスコードが200未満または600以上になった回数を表します。 |
D9 | エラー回数の合計数 | HTTPステータスコードが400以上になった回数を表します。 |
D10 | HTTPリスナーに同時に接続されたリクエスト数の最大値 | |
D11 | HTTPリクエストの処理時間の最大値(単位:ミリ秒) | |
D12 | HTTPリクエストの処理時間の平均値(単位:ミリ秒) | |
D13 | 処理されたHTTPリクエストの合計数 |
4) Webコンテナのスレッドプール情報
Webコンテナのスレッドプールの性能情報です。
項番 | 項目の内容 | 備考 |
---|---|---|
D1 | 当該レコードの性能情報を採取した日時 | |
D2 | インスタンス名 | |
D3 | プロセスID | |
D4 | HTTPリスナー名(http-listener-1, http-listener-2, admin-listener, __sr-listener) | __sr-listenerは、セッションリカバリ機能使用時、対象のIJServerクラスタにSession Registry Clientの制御用HTTPリスナー("__sr-listener")を作成している場合に出力されます。 |
D5 | リスナーのスレッドプールに現在存在しているリクエスト処理スレッドの数 | |
D6 | リスナーのスレッドプールで現在使用されているリクエスト処理スレッドの数 | |
D7 | リスナーのスレッドプールの最小プールサイズ | |
D8 | リスナーのスレッドプールの最大プールサイズ | |
D9 | リクエスト処理スレッドで処理されたリクエストの合計数 | 1つのHTTPリクエストを処理するために、リクエスト処理スレッドで複数回処理が実施される場合があります。そのため、「HTTP接続キュー」のD10の「受け付けられたHTTPリクエストの合計数」より値が大きくなる場合があります。 |
5) EJBコンテナのスレッドプール情報
EJBコンテナのスレッドプールの性能情報です。スレッドプールごとに情報を出力します。EJBアプリケーションが配備されていない環境では出力されません。
項番 | 項目の内容 | 備考 |
---|---|---|
D1 | 当該レコードの性能情報を採取した日時 | |
D2 | インスタンス名 | |
D3 | プロセスID | |
D4 | スレッドプール名 | |
D5 | キュー内の要求が処理されるまでの最小待ち時間(単位:ミリ秒) | |
D6 | キュー内の要求が処理されるまでの最大待ち時間(単位:ミリ秒) | スレッドプールのキューサイズが「0」に設定されていても、スレッドプールに対するリクエストは一旦キューに格納されるため、「0」にならない場合があります。 |
D7 | キュー内の要求が処理されるまでの平均待ち時間(単位:ミリ秒) | スレッドプールのキューサイズが「0」に設定されていても、スレッドプールに対するリクエストは一旦キューに格納されるため、「0」にならない場合があります。 |
D8 | 1つの作業の平均完了時間の最低時間(単位:ミリ秒) | |
D9 | 1つの作業の平均完了時間の最長時間(単位:ミリ秒) | |
D10 | 1つの作業の平均完了時間(単位:ミリ秒) | |
D11 | 要求処理スレッドの下限数 | |
D12 | 要求処理スレッドの上限数 | |
D13 | 要求処理スレッドの最小数 | スレッドプール作成直後は、スレッドが存在しないため、必ず「0」が出力されます。 |
D14 | 要求処理スレッドの最大数 | |
D15 | 要求処理スレッドの現在数 | |
D16 | 利用可能なスレッドの数 | |
D17 | 作業中状態のスレッドの数 | |
D18 | その時点までに作業キューに追加された作業項目の合計数 | |
D19 | キュー内の作業項目の下限数 | |
D20 | キュー内の作業項目の上限数 | |
D21 | キュー内の作業項目の最小数 | |
D22 | キュー内の作業項目の最大数 | |
D23 | キュー内の作業項目の数 |
6) IIOPコネクション情報
ORBへの接続の性能情報です。
注意
EJBアプリケーションが配備されていない環境では出力されません。
項番 | 項目の内容 | 備考 |
---|---|---|
D1 | 当該レコードの性能情報を採取した日時 | |
D2 | インスタンス名 | |
D3 | プロセスID | |
D4 | ORB への接続のうち、アイドル状態の接続の合計数 | |
D5 | ORB への接続のうち、使用中の接続の合計数 | |
D6 | ORB への接続の合計数 | 情報採取のタイミングにより、「D4 + D5 = D6」にならない場合があります。 |
7) トランザクション情報
トランザクションの性能情報です。
項番 | 項目の内容 | 備考 |
---|---|---|
D1 | 当該レコードの性能情報を採取した日時 | |
D2 | インスタンス名 | |
D3 | プロセスID | |
D4 | ロールバックされたトランザクションの数 | |
D5 | コミットされたトランザクションの数 | |
D6 | アクティブなトランザクションの数 |
8) JDBC接続プール情報
JDBC接続プールの性能情報です。接続プールごとに情報を出力します。
指定したIJServerクラスタに関連付けられたJDBCリソースがひとつもない場合は情報が出力されません。なお、関連付けを行った後は情報が出力されます。
プーリングが無効の場合には一部の情報が出力されません。この場合、"プーリングが無効の場合"の欄が「-」の項目には、必ず0が出力されます。
項番 | 項目の内容 | プーリングが無効の場合 | 備考 |
---|---|---|---|
D1 | 当該レコードの性能情報を採取した日時 | ○ | |
D2 | インスタンス名 | ○ | |
D3 | プロセスID | ○ | |
D4 | JDBC接続プール名 | ○ | |
D5 | 接続要求の平均待機時間(単位:ミリ秒) | ○ | |
D6 | 接続要求の最短待機時間(単位:ミリ秒) | ○ | |
D7 | 接続要求の最長待機時間(単位:ミリ秒) | ○ | |
D8 | 最近受け付けた接続要求の待機時間(単位:ミリ秒) | ○ | |
D9 | プールから獲得した論理接続数 | ○ | |
D10 | 作成された物理接続数 (注) | ○ | |
D11 | 破棄された物理接続数 (注) | ○ | 以下のタイミングで物理接続が破棄されます。
|
D12 | 接続検証に失敗した物理接続数 (注) | - | 以下のタイミングで加算されます。
|
D13 | 使用されていない物理接続の最小数 (注) | - | 測定のタイミングによって負の値が出力される場合がありますが、0として扱ってください。 |
D14 | 使用されていない物理接続の最大数 (注) | - | JDBC接続プールの定義項目「すべての障害で」の値がtrueの場合、正しい監視情報を出力できない場合があります。 |
D15 | 使用されていない物理接続の現在数 (注) | - | JDBC接続プールの定義項目「すべての障害で」の値がtrueの場合、正しい監視情報を出力できない場合があります。 |
D16 | 認証情報のマッチングに失敗した物理接続数 (注) | ○ | |
D17 | プールに戻された論理接続数 | ○ | |
D18 | 認証情報のマッチングに成功した物理接続数 (注) | ○ | |
D19 | 最大待ち時間の接続タイムアウトになった回数 | - | |
D20 | 使用中の物理接続の最小数 (注) | ○ | JDBC接続プールの定義項目「すべての障害で」の値がtrueの場合、正しい監視情報を出力できない場合があります。 |
D21 | 使用中の物理接続の最大数 (注) | ○ | |
D22 | 使用中の物理接続の現在数 (注) | ○ | JDBC接続プールの定義項目「すべての障害で」の値がtrueの場合、正しい監視情報を出力できない場合があります。 |
D23 | 待機しているキュー内の接続要求の数 | - | プール内の接続数が最大値に達し、全接続が使用中の時に接続要求はキュー内に待機します。 |
D24 | 接続リークが発生した物理接続数 | ○ |
注) この物理接続は、JDBCドライバ側から取得した接続です。通常、JDBCドライバ側から取得した接続は物理接続となります。JDBCドライバ側のプーリング機能を利用する場合、実際の物理接続は、JDBCドライバ側でキャッシュされるため、JDBCドライバ側から取得した接続は実際の物理接続ではない場合もあります。
9) JMS/コネクタ接続プール情報
JMS接続ファクトリの接続プールまたはコネクタ接続プールの性能情報です。プールごとに情報を出力します。
コネクタ接続プールの場合、指定したIJServerクラスタに関連付けられたコネクタリソースがひとつもない場合は情報が出力されません。なお、関連付けを行った後は情報が出力されます。
項番 | 項目の内容 | 備考 |
---|---|---|
D1 | 当該レコードの性能情報を採取した日時 | |
D2 | インスタンス名 | |
D3 | プロセスID | |
D4 | コネクタ接続プール名 | |
D5 | 接続要求の平均待機時間(単位:ミリ秒) | |
D6 | 接続要求の最短待機時間(単位:ミリ秒) | |
D7 | 接続要求の最長待機時間(単位:ミリ秒) | |
D8 | 最近受け付けた接続要求の待機時間(単位:ミリ秒) | |
D9 | プールから獲得した論理接続数 | |
D10 | 作成された物理接続数 | |
D11 | 破棄された物理接続数 | アイドルタイムアウトにより接続が破棄された時に加算されます。 |
D12 | 接続検証に失敗した物理接続数 | 以下のタイミングで加算されます。
|
D13 | 使用されていない物理接続の最小数 | 測定のタイミングによって負の値が出力される場合がありますが、0として扱ってください。 |
D14 | 使用されていない物理接続の最大数 | コネクタ接続プールの定義項目「すべての障害で」の値がtrueの場合、正しい監視情報を出力できない場合があります。 |
D15 | 使用されていない物理接続の現在数 | コネクタ接続プールの定義項目「すべての障害で」の値がtrueの場合、正しい監視情報を出力できない場合があります。 |
D16 | 認証情報のマッチングに失敗した物理接続数 | |
D17 | プールに戻された論理接続数 | |
D18 | 認証情報のマッチングに成功した物理接続数 | |
D19 | 最大待ち時間の接続タイムアウトになった回数 | |
D20 | 使用中の物理接続の最小数 | コネクタ接続プールの定義項目「すべての障害で」の値がtrueの場合、正しい監視情報を出力できない場合があります。 |
D21 | 使用中の物理接続の最大数 | |
D22 | 使用中の物理接続の現在数 | コネクタ接続プールの定義項目「すべての障害で」の値がtrueの場合、正しい監視情報を出力できない場合があります。 |
D23 | 待機しているキュー内の接続要求の数 | プール内の接続数が最大値に達し、全接続が使用中の時に接続要求はキュー内に待機します。 |
D24 | 採取対象外の項目です。 |
10) Stateless Session Bean情報
Stateless Session Beanの性能情報です。Beanごとに情報を出力します。
指定したIJServerクラスタにStateless Session Beanがひとつも配備されていない場合は情報が出力されません。
初期化に失敗したアプリケーションの情報は出力されません。
項番 | 項目の内容 | 備考 |
---|---|---|
D1 | 当該レコードの性能情報を採取した日時 | |
D2 | インスタンス名 | |
D3 | プロセスID | |
D4 | Application名 | EARファイルパッケージで配備した場合、拡張子を除くアプリケーション名を出力します。 JARファイル単体で配備した場合、拡張子を除くejb-jarファイル名を出力します。 |
D5 | EJBモジュール名 | EARファイルパッケージで配備した場合、拡張子を含むejb-jarファイル名を出力します。 |
D6 | Stateless Session Bean名 | |
D7 | プール内のインスタンスの最小数 | |
D8 | プール内のインスタンスの最大数 | |
D9 | プール内のインスタンスの現在数 | |
D10 | Stateless Session Beanのインスタンスが生成された回数 | |
D11 | EJBのremove メソッドが呼び出された回数 |
|
11) Stateful Session Bean情報
Stateful Session Beanの性能情報です。Beanごとに情報を出力します。
指定したIJServerクラスタにStateful Session Beanがひとつも配備されていない場合は情報が出力されません。
初期化に失敗したアプリケーションの情報は出力されません。
項番 | 項目の内容 | 備考 |
---|---|---|
D1 | 当該レコードの性能情報を採取した日時 | |
D2 | インスタンス名 | |
D3 | プロセスID | |
D4 | Application名 | EARファイルパッケージで配備した場合、拡張子を除くアプリケーション名を出力します。 JARファイル単体で配備した場合、拡張子を除くejb-jarファイル名を出力します。 |
D5 | EJBモジュール名 | EARファイルパッケージで配備した場合、拡張子を含むejb-jarファイル名を出力します。 |
D6 | Stateful Session Bean名 | |
D7 | Passivate状態となっているインスタンス数の最小値 | |
D8 | Passivate状態となっているインスタンス数の最大値 | |
D9 | Passivate状態となっているインスタンス数の現在値 | EJBコンテナの定義項目「削除タイムアウト」の値が「キャッシュアイドルタイムアウト」の値よりも小さい場合、正しい監視情報を出力できません。 |
D10 | キャッシュ内のアイドル状態となっているBeanインスタンスの最小数 | |
D11 | キャッシュ内のアイドル状態となっているBeanインスタンスの最大数 | |
D12 | キャッシュ内のアイドル状態となっているBeanインスタンスの現在数 | EJBコンテナの定義項目「削除タイムアウト」の値が「キャッシュアイドルタイムアウト」の値よりも小さい場合、正しい監視情報を出力できません。 |
D13 | Stateful Session Beanのインスタンスが生成された回数 | |
D14 | EJBのremove メソッドが呼び出された回数 |
|
12) Message-driven Bean情報
Message-driven Beanの性能情報です。Beanごとに情報を出力します。
指定したIJServerクラスタにMessage-driven Beanがひとつも配備されていない場合は情報が出力されません。
初期化に失敗したアプリケーションの情報は出力されません。
項番 | 項目の内容 | 備考 |
---|---|---|
D1 | 当該レコードの性能情報を採取した日時 | |
D2 | インスタンス名 | |
D3 | プロセスID | |
D4 | Application名 | EARファイルパッケージで配備した場合、拡張子を除くアプリケーション名を出力します。 JARファイル単体で配備した場合、拡張子を除くejb-jarファイル名を出力します。 |
D5 | EJBモジュール名 | EARファイルパッケージで配備した場合、拡張子を含むejb-jarファイル名を出力します。 |
D6 | Message-driven Bean名 | |
D7 | Message-driven Beanに対して受信されたメッセージ数 | |
D8 | Message-driven Beanのインスタンスが生成された回数 | |
D9 | Message-driven Beanのインスタンスが破棄された回数 | 「アイドルタイムアウト」でプール内のBeanインスタンスを削除したときに加算されます。 |