管理スレッドファクトリはJava SEのjava.util.concurrent.ThreadFactoryと同じAPIを使用して、呼び出し元と同じコンテキスト情報を持つスレッドを作成する機能を提供します。
管理スレッドファクトリを使用することで、管理実行サービスや管理スケジュール実行サービスを使用することなく、独自のスレッドプールを作成したり、スレッドファクトリを使用するライブラリを使用したりすることができます。
管理スレッドファクトリはasadminコマンドの「10.1.14.39 create-managed-thread-factoryサブコマンド」で作成できます。
管理スレッドファクトリはasadminコマンドの「10.1.14.40 delete-managed-thread-factoryサブコマンド」で削除できます。
Interstage Java EE 7 DASサービスやIJServerクラスタなどに関連付けられている管理スレッドファクトリはasadminコマンドの「10.1.14.41 list-managed-thread-factoriesサブコマンド」で一覧を確認できます。
管理スレッドファクトリに設定可能な定義項目については「8.6.14 管理スレッドファクトリの定義項目」を参照してください。
管理スレッドファクトリのチューニングについては「6.13 Concurrency Utilities for Java EEのチューニング」を参照してください。