説明
仮想項目定義を設定します。
仮想項目定義は、新たな仮想項目名と、その仮想項目の値を求めるためのIF式、関数呼び出し、数値演算式、項目参照、またはリテラルからなります。
省略  | 指定可能な数  | 省略時の振る舞い  | 
|---|---|---|
不可  | 1個以上  | -  | 
タグの属性
属性  | 値  | 省略  | 説明  | 
|---|---|---|---|
VirtualItem  | 仮想項目名  | 不可  | 仮想項目名を定義します。 “_”(アンダースコア)から始まる仮想項目名は指定できません。 機能により以下の注意が必要です。 
  | 
タグの値
仮想項目の値を求めるためのIF式、関数呼び出し、項目参照、またはリテラルを指定します。
図5.26 IF式

参考
IF式の詳細については、“3.8.2 IF式”を参照してください。
<OutCondition>
  :
  <LCondition>
    <Item VirtualItem="男性販売個数">
      IF $性別 == "男" THEN val($販売個数)
      ELSE EMPTY
      END IF
    </Item>
    <Item VirtualItem="女性販売個数">
      IF $性別 == "女" THEN val($販売個数)
      ELSE EMPTY
      END IF
    </Item>
  </LCondition> | 
関数呼出しは、項目参照やリテラルを引数に取り、関数の復帰値の型の値を返却します。

参考
関数呼び出しの詳細については、“3.8.6 関数呼出し”を参照してください。
数値演算式は、データの型ごとに異なります。
数値演算式における空の扱いについては、“3.5.2 数値演算式における空の扱い”を参照してください。
図5.27 数値演算式(数値型の場合)

参考
数値演算式の詳細については、“3.5 集計式”を参照してください。
項目参照は、入力データの値、および変数の値を返却します。

参考
項目参照の詳細については、“3.1.9 項目参照”を参照してください。
リテラルは、値を直接記述したものです。

<OutCondition>
  :
  <LCondition>
    <Item VirtualItem="文字1">"文字列1"</Item>
    <Item VirtualItem="文字2">"文字列2"</Item>
  </LCondition> | 
参考
リテラルの詳細については、“3.1.6 リテラル”を参照してください。
タグの親要素
親要素は、以下です。
LConditionタグ
タグの子要素
ありません。