集計式には、グループ式によって分類された各グループそれぞれに対する演算を指定します。
集計式の各項目をカンマ(,)で区切ることで、複数の演算を指定できます。
演算には、グループ内の入力レコード全体を対象とし、指定された項目の値を
集計した結果を返す集合関数と、集合関数の結果に対する算術演算があります。
集合関数には、sum関数、max関数、min関数、avg関数、count関数などがあります。
first_value関数およびlast_value関数以外の集合関数は、パラメタに指定した項目がレコードに存在しない、または空のときは、集計の対象に含めません。
小数部桁数を指定することで、集合関数やval関数の返す値における有効となる桁数を設定できます。
sum関数、max関数、min関数およびavg関数のパラメタに、セミコロン(;)で区切って複数の項目参照を記述することで、1つ以上の項目に対する集計を行うことができます。
集計式に集合関数以外(項目参照または単一行関数)を指定した場合に、入力データの項目が「空」の場合には、出力対象から除外されます。
ポイント
入力ファイルタイプがXMLの場合、集計式で指定した項目が、繰返し項目として複数存在するときは、先頭の項目が集計の対象となります。