ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.1 操作ガイド テナント利用者編
ServerView

5.3.8 サーバロードバランサー(SLB)の設定

ルールセットを使用してサーバロードバランサー(SLB)を利用したL-Platformを配備した場合は、サーバロードバランサーのルールセットのパラメーター値を変更できます。

サーバロードバランサーの設定は、以下のように操作します。

  1. [L-Platform詳細]画面を表示させます。

    表示方法は、「5.3.2 L-Platformの詳細情報の表示」を参照してください。

  2. サーバロードバランサー(SLB)を選択すると、SLB詳細が表示されます。

    構築用ルールセット:ルールセットの名前が表示されます。

    説明:ルールセットの説明が表示されます。

  3. [SLB設定]ボタンをクリックすると、[SLBパラメーター設定]画面が表示されます。

  4. パラメーターの[設定]ボタンをクリックすると、[パラメーター設定]画面が表示されます。

    パラメーター設定画面について

    [パラメーター設定]画面の説明を以下に示します。

    IPアドレスが設定されているパラメーターを選択した場合、または"設定あり"を選択した場合

    初期状態は以下のように、"設定値あり"が選択されている状態で、リスト上には分散対象になっていないサーバ(NIC)が表示されます。

    行を選択して、[OK]ボタンをクリックすると、分散対象のサーバを選択できます。

    セグメントを選択することにより、該当するセグメントに接続しているサーバだけを表示できます。"すべて"を選択した場合には、L-Platform内のすべてのサーバが表示されます。

    "設定値なし"を選択すると、IPアドレスが設定されていないパラメーターを選択した場合、または"設定値なし"を選択した場合の画面のように、セグメントとリストは無効化されます(表示だけ)。

    "設定値なし"から"設定値あり"に変更した場合、セグメントの初期値は、SLBの接続しているセグメントになります。

    IPアドレスが設定されていないパラメーターを選択した場合、または"設定値なし"を選択した場合

    初期状態は"設定値なし"が選択されている状態で、リスト上には分散対象になっていないサーバ(NIC)が表示されます。ただし、選択はできません(表示だけ)。

    セグメント選択の初期値は、SLBの接続しているセグメントになります。ただし、選択はできません(表示だけ)。

    "設定値なし"から"設定値あり"を選択した場合は、IPアドレスが設定されているパラメーターを選択した場合、または"設定あり"を選択した場合を参照してください。

    • [サーバ]タブ:サーバに関連するパラメーターが表示されます。次の項目が表示されます。

      • サーバ名:パラメーターが有効となるサーバの名前が表示されます。サーバに関連しないパラメーターの場合には、"-"で表示されます。

      • パラメーター:パラメーターのラベルが表示されます。

      • 説明:パラメーターの説明が表示されます。

      • 設定値:パラメーターに設定する値を入力します。

      • パラメーターの説明:マウスオーバーされたときのパラメーターの説明が表示されます。

  5. [更新]ボタンをクリックすると、確認メッセージが表示されます。
    [OK]ボタンをクリックすると、サーバロードバランサーの設定が開始されます。

ポイント

  • L-Platform利用申請およびL-Platform構成変更では、サーバロードバランサーの設定はできません。

  • L-Platformが配備された後、サーバロードバランサーに対する運用操作をする前に、必ず、サーバロードバランサーの設定をしてください。

  • サーバロードバランサーの設定時に指定する仮想IPアドレスは、テナント管理者から通知されたIPアドレスを指定してください。また、その他のパラメーターに指定する値がわからない場合には、テナント管理者に確認してください。

注意

装置やルールセットによって、用意されるパラメーターや運用操作は異なります。