サーバロードバランサー(SLB)の運用操作をします。
サーバロードバランサーの運用操作では、運用操作用に用意されているルールセットおよびパラメーターを指定するという方法で、L-Platform内のサーバを、サーバロードバランサーの分散対象へ組み込む操作や分散対象から切り離す操作などができます。
サーバロードバランサーの運用操作をするには、以下のように操作します。
[L-Platform詳細]画面を表示させます。
表示方法は、「5.3.2 L-Platformの詳細情報の表示」を参照してください。
サーバロードバランサー(SLB)を選択したあと、[運用操作]ボタンをクリックします。
[運用操作]の[ルールセット選択]画面が表示されます。
[ルールセット選択]画面で、運用操作に利用するルールセットを選択します。
[ルールセット選択]画面では、対象のサーバロードバランサーの運用操作用のルールセットが表示されます。画面下部のルールセットの説明には、マウスオーバーされたときのルールセットの説明が表示されます。
利用するルールセットを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
[パラメーター設定]画面が表示されます。
[パラメーター設定]画面では、ルールセットに対応した運用操作をするためのパラメーターを指定します。パラメーターが存在しない場合には、パラメーターに関する情報は表示されません。
選択したルールセット:[ルールセット選択]画面で選択したルールセットの名前が表示されます。
説明:選択したルールセットの説明が表示されます。
パラメーター
パラメーター:運用操作をするためのパラメーターのラベルが表示されます。
説明:パラメーターの説明が表示されます。
設定値:パラメーターに設定する値を入力します。
パラメーターの説明:マウスオーバーされたときのパラメーターの説明が表示されます。
パラメーター行のタイプがIPアドレスの場合、対象のパラメーターを選択すると[設定]ボタンが表示されます。
[設定]ボタンをクリックすると、[パラメーター設定]画面が表示されます。
[パラメーター設定]画面については、「パラメーター設定画面について」を参照してください。
パラメーターの設定が完了したら、[次へ]ボタンをクリックします。
[設定内容確認]画面が表示されます。
変更された設定値が赤字で表示されます。変更前の値はその右の欄に"*から変更"として表示されます。
画面下部のパラメーターの説明には、マウスオーバーされたときのパラメーターの説明が表示されます。
表示されるパラメーターの設定値を確認し、[実行]ボタンをクリックします。
運用操作の実行結果を確認する場合には、[運用操作ログ]ボタンをクリックします、後で確認する場合には、[閉じる]ボタンをクリックします。
ポイント
サーバロードバランサーの運用操作時に利用するルールセットおよびルールセットのパラメーターに指定する値がわからない場合には、テナント管理者に確認してください。
注意
L-Platformの配備後には、5.3.8 サーバロードバランサー(SLB)の設定をしてください。サーバロードバランサーの設定を行わずに、運用操作した場合には、失敗します。
サーバロードバランサーの運用操作を実行すると、実行中のサーバロードバランサーに対して[運用操作]ができません。
サーバロードバランサーの運用操作の実行結果は、必ず5.3.10 サーバロードバランサー(SLB)の運用操作ログで確認してください。サーバロードバランサーの運用操作の実行後、運用操作ログを確認せずに、新たな運用操作をした場合には、以前の運用操作の実行結果を確認できません。
装置やルールセットによって、用意されるパラメーターや運用操作は異なります。