ページの先頭行へ戻る
Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

1.4.5 Shunsaku使用時の注意事項

データ型

XMLビューの項目に利用できるNavigatorのデータ型とその制限については、“データ型”を参照してください。

データベースの構造

Navigatorの基本仕様については“1.2.7 データベースの構造”を参照してください。ただし、Shunsakuのテーブルではテーブルの結合関係や管理ポイント、データの評価について特別な制限があります。あわせて“機能制限”の説明と、上記「データ型」の説明を参照してください。

名称

名称の規則

“XMLデータを使用する場合の環境設定”の“1.4.4 名称の規則”を参照してください。

注意事項

CSVファイルを利用する時の注意事項

CSVファイルを利用する場合、Shunsakuを利用することはできません。

公開条件、問い合わせの条件指定における注意事項

Navigatorにおいて、管理者がNavigatorの提供する公開条件機能や、利用者が問い合わせ時に直接指定する条件に、Shunsakuの検索式では(定義済み)実体参照での記述(<,>,&,",')、エスケープ ("\.\.\.","\=","\\")が必要な文字を指定する場合、利用者、管理者は検索する文字のまま指定します。Navigatorの上記機能における(定義済み)実体参照形式やエスケープ形式による指定は行わないでください。

条件指定問い合わせ画面についての注意事項

Shunsakuのデータを利用して作成した問い合わせから、条件指定問い合わせ画面を作成した場合、正常に動作しません。CSVデータ、Shunsakuのデータを利用して作成した問い合わせから、条件指定問い合わせ画面を作成しないでください。

Shunsakuのデータソースのテーブルと他のデータソースのテーブルとの結合定義

Shunsakuのデータソースの実データテーブルに対して、他のデータソース(RDBMSなどの異なるデータソース種別も含む)のマスタテーブルとの結合を定義することができます。ただし、Shunsakuのテーブルに定義された結合のうち、そのテーブルを問い合わせに指定した場合に使用できる結合の範囲には制限がありますので注意してください。詳細は以下の“機能制限”を参照してください。

機能制限

データ項目や管理ポイントの指定に関する共通の制限事項
ツール、辞書ユーティリティコマンドにおける制限事項
管理ポイント作成の制限事項
問い合わせ機能の制限事項
データ登録、エキスパートユーザ分析機能の制限事項

Shunsaku上に資源を作成するデータ登録機能、およびエキスパートユーザ分析機能は使用できません。

Navigatorのコード系とShunsakuの文字コードが異なる場合の注意事項

Navigatorでは、Shunsakuのデータソースごとに文字コードを指定することができます。この場合、NavigatorがShunsakuAPI検索に指定するリターン式、検索式は、データソースの文字コードに変換して指定されます。また、Shunsakuから返却された検索データは、データソースの文字コードからNavigatorのコード系に変換されてから、XMLビューの行データとして集計処理されます。ただし、このような運用を行う場合、XMLビューの定義や辞書のセットアップ、問い合わせにおいて以下のような注意事項があります。