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Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.1(Enterprise Edition用)
FUJITSU Software

1.5 データ型の変換ルール

Navigatorでは、実際のデータのデータ型を、集計方法によって、以下のように表示しています。

集計方法の指定とデータ型の関係

集計方法と、集計方法のオプションの指定値に対して、実際のデータ型とNavigatorクライアント上で表示されるデータ型(初期値)の関係を以下の表に示します。

注意

時系列集計の「比較先との比」、「比較先との伸び率」を指定している場合は、時系列集計の「比較先との比」、「比較先との伸び率」の変換ルールに従います。時系列集計の指定とデータ型の関係については、後述の“集計方法の指定とデータ型の関係”を参照してください。

集計方法

オプション※1

SMALLINT

INTEGER

DECIMAL
(n,m)

NUMERIC
(n,m)

FLOAT

CHARACTER
/VARCHAR
/NCHARACTER
/NVARCHAR

累積

構成比

ABC集計

合計

  

  

  

INTEGER

DECIMAL(min(38,n+7),m)

※全体桁数が7桁増。ただし、上限38桁。

FLOAT

-

ON

  

  

  

  

ON

  

ON

  

DECIMAL(5,2)

ON

ON

  

合計してから演算

-

元のデータ型をそのまま引き継ぐ

最大

-

最小

-

付帯情報(集計しない)

-

平均

-

DECIMAL(7,2)

DECIMAL(12,2)

DECIMAL(min(38,n+2),min(38-(n-m),m+2)

※全体桁数が2桁増。ただし、上限38桁。

※小数点以下桁数+2桁と、38-(全体桁数-小数点桁数)桁の小さい桁数

FLOAT

幾何平均

-

調和平均

-

件数(すべて)

件数(NULL値を除く)

件数(重複を除く)

  

  

  

INTEGER

ON

  

  

  

  

ON

  

ON

  

DECIMAL(5,2)

ON

ON

  

件数(NULL値)

-

INTEGER

件数(正の値)

-

最大と最小の差

-

INTEGER

DECIMAL(min(38,n+1),m)

※全体桁数が1桁増。ただし、上限38桁。

FLOAT

-

分散

-

FLOAT

標準偏差

-

標準誤差

-

尖度

-

歪度

-

項目間演算

-

DECIMAL(18,2)

※1:オプションで、[ランク集計]を有効(ON)にしている場合は、すべて「INTEGER」で表示されます。また、[中計・統計との差を集計]は、有効(ON)にしていても影響はありません。

時系列集計の指定とデータ型の関係

時系列集計の指定値に対して、実際のデータ型とNavigatorクライアント上で表示されるデータ型(初期値)の関係を以下の表に示します。

時系列集計

SMALLINT

INTEGER

DECIMAL
(n,m)

NUMERIC
(n,m)

FLOAT

CHARACTER
/VARCHAR
/NCHARACTER
/NVARCHAR

比較先の実績

「集計方法」タブでの指定値に対する変換ルールに従います。集計方法の指定とデータ型の関係については、“集計方法の指定とデータ型の関係”を参照してください。

-

比較先との差

比較先との比(倍率)
比較先との伸び率(倍率)

DECIMAL(5,2)

比較先との比(百分率)
比較先との伸び率(百分率)

DECIMAL(7,0)

注意

以下のオプションを指定した場合の問い合わせ結果の精度は、「小数点以下5桁まで有効」です。初期値では、小数点2桁まで出力され、データ型を変更しても最大で、5桁までしか出力できません。

  • 比較先との比(倍率)

  • 比較先との伸び率(倍率)

  • 比較先との比(百分率)

  • 比較先との伸び率(百分率)