サンプル業務アプリケーションを実行する場合、以下の構造で表を用意してください。データベースの構築方法については、使用するデータベースのマニュアルを参照してください。
なお、表定義を行う際のSQL定義ファイルは、“◆データベースのユーザ作成および削除のSQL定義”および“◆データベースの表作成および削除のSQL定義”を使用してください。
■Symfowareの場合
SQL定義ファイル(crtusr.def)を実行する前に、以下の資源を作成します。
データベース:BAS
データベーススペース:BAS
ユーザの作成:BAS
注意
ユーザを作成しないでSQL定義ファイル(crttbl.def)を実行すると、「JYP4063E 認可識別子“BAS”は定義されていません.」というメッセージが表示されます。
crtusr.defおよびcrttbl.defを使用して以下の構造で表を作成します。
項目 | 設定内容 |
---|---|
データベース名 | BAS |
データベーススペース名 | BAS |
スキーマ名 | BAS |
ユーザ名 | BAS |
表名 | BUDGET |
SymfowareのJDBCネーミングサービスの起動およびJDBCデータソースの登録を行います。JDBCデータソース名は“BASDataSource”を指定してください。
JDBCネーミングサービスの起動およびJDBCデータソースの登録方法については“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“カスタムセットアップによる環境作成”の“Symfoware Serverを利用する場合のデータベース環境セットアップ前の作業”の“JDBC環境の設定”を参照してください。
注意
アプリケーションの多重度に比べてMAX_CONNECTIONの値が小さいと、サンプル業務アプリケーションを実行した際、JYP2608Eのエラーが発生することがあります。
エラーが発生した場合、データベース製品のマニュアルを参考にして、予算管理業務、在庫管理業務、発注処理業務、および発送処理業務のアプリケーションの多重度を、MAX_CONNECTIONに追加してください。
■Oracleの場合
crtusr.defおよびcrttbl.defを使用して以下の構造で表を作成します。
項目 | 設定内容 |
---|---|
SID | BAS |
テーブルスペース名 | USERS |
テンポラリテーブルスペース名 | TEMP |
ユーザ名 | BAS |
表名 | BUDGET |