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Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

14.5 環境作成/変更

サーバアプリケーションを配備する実行環境を作成します。
実行環境の作成は、以下のいずれかの方法で行うことができます。それぞれの方法を使用した環境作成の手順について説明します。

注意

環境構築コマンドを使用できるのは、同期アプリケーション連携実行基盤の環境を作成するときのみです。

境構築コマンドを使用した環境作成

環境構築コマンドを使用して、実行環境を作成します。
環境構築コマンドを使用した実行環境の作成手順については、“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“環境構築コマンドを使用した実行環境の構築”を参照してください。

ステム構築シートを使用した環境作成

システム構築シートを使用して、実行環境を作成します。
システム構築シートを使用した実行環境の作成は、以下の手順で行います。

システム構築シートの入力

システム構築シートを利用して、実行環境を作成するための手順や操作を出力します。
詳細は、使用するアプリケーション連携実行基盤に応じて、以下を参照してください。

ポイント

COBOL/CORBAリモート開発機能を利用して、実行環境に配備したサーバアプリケーションのデバッグを行いたい場合は、実行環境に、リモートデバッグを利用するための環境変数を設定する必要があります。リモートデバッグを利用するための環境変数の設定方法については、“14.8.2 リモートデバッグの環境構築”を参照してください。

環境作成用のファイルの転送

システム構築シートより出力した実行環境を作成するためのファイルを、サーバへFTPで転送します。

ディレクトリの作成

サーバ上に、システム構築シートで[実行環境での定義ファイル一時格納先パス]として指定したディレクトリを新規作成してください。
すでに資産を転送済みだった場合、既存のディレクトリを使用してください。
以下に[実行環境での定義ファイル一時格納先パス]として“/home/user1/MyPrj”を指定していた場合のディレクトリ構成の例を示します。

環境作成用ファイルのサーバへの転送

以下の環境作成用ファイルをサーバへFTPで転送します。

1業務データベースを使用する場合のみシステム構築シートから出力されます。
注2)非同期アプリケーション連携実行基盤でのみ使用します。
注3)業務データベースにSymfowareを使用する場合のみシステム構築シートから出力されます。業務データベースを使用しない場合、および業務データベースにOracleを使用する場合は出力されません。

環境構築

システム構築シートで出力されたコマンド文字列をサーバ上で実行し、実行環境を作成、または変更します。
詳細は、使用するアプリケーション連携実行基盤に応じて、以下を参照してください。