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Interstage Charset ManagerStandard Edition V9 使用手引書 拡張データ変換機能編
FUJITSU Software

1.2.2 文字コード変換

文字コード項目を、変換元コード系で指定されたコード系の文字コードから、変換先コード系で指定されたコード系の文字コードへ変換します。

変換元と変換先に指定できるコード系の組み合わせを、“表1.6 変換可能な文字コード系”に示します。

表1.6 変換可能な文字コード系

変換元の文字コード系

変換先の文字コード系

J
E
F

EUC




J
I
S

UNICODE

C
D
S
|
U
S
R
1

C
D
S
|
U
S
R
2

U
9
0

S
9
0

E
U
C
C
O
B
O
L

U
9
0
C
O
B
O
L

U
C
S
2

U
C
S
2
L
E

U

T

F

|

8

U
N
I
C
O
B
O
L

JEF (注1)

○*

○*

EUC

U90

○*

S90

EUCCOBOL

U90COBOL

シフトJIS

Unicode

UCS2

UCS2LE

UTF-8

UNICOBOL

CDS_USR1

CDS_USR2

○:サポート -:サポートなし *:縮退変換可能な組み合わせ

注1)JEFは、以下に示す二つのコード体系を総括しています。

JEF

EBCDIC(カナ)

EBCDIC(ASCII)

CDS_USR1/CDS_USR2は、他社ベンダ文字コード系の変換に使用します。

詳細は、“付録B 他社ベンダ文字コード系の変換”を参照してください。

注意

縮退変換とは、新字体と旧字体の両方を持っているコード系(JEFコード系とEUC(U90)コード系)から、新字体しか持っていないコード系(JIS、シフトJIS(R90、SJISMS)コード系とEUC(S90)コード系)へ変換することです。時に、新字体と旧字体の両方を、新字体へ変換する場合もあります。詳細については、“Charset Manager使用手引書 標準コード変換機能編”を参照してください。また、拡張データ変換における各文字コード系の扱いは、“2.2 文字コードの種類”を参照してください。

文字コード項目のデータ型

1文字を表すために必要なバイト数は、文字種や文字コード系ごとに異なります。

文字コード項目のデータ型は、 1バイト文字のみの項目、2バイト文字のみの項目、1バイト/2バイト/3バイト文字の混在する項目のいずれかで指定します。

各コード系および文字種別ごとに必要なバイト数を“表1.7 各コード系の文字種別のバイト数”に示します。

表1.7 各コード系の文字種別のバイト数

文字コード系→

文字種別↓

JEF

EUC

シフトJIS

UNICODE

U90

S90

EUCCOBOL

UCS2

UCS2LE

UTF8

英数字・記号

1

1

1

1

1

2

2

1

半角カナ

1

2

2

2

1

2

2

3

日本語(JIS文字)

2

2

2

2

2

2

2

3

日本語(拡張文字)

2

3

2

2

3

-:文字がない