CSV形式/TSV形式のレコードを、数値データ項目/文字コード項目混在のレコードへ変換できます。
また、数値データ項目/文字コード項目混在のレコードを、CSV形式/TSV形式のレコードへ変換できます。
CSV形式/TSV形式で使用できる文字コード系、および、CSV形式/TSV形式と変換できる文字コード項目の文字コード系は、“表1.6 変換可能な文字コード系”で示すコード系です。
CSV形式/TSV形式と変換できる数値データ型は、“表1.1 変換可能な数値データ型”で示すデータ型です。
拡張データ変換プログラムが扱うCSV形式は、以下のとおりです。
項目をカンマ(,)で区切る。
項目そのものにカンマ(,)が含まれている場合は、項目全体をダブルクォーテーション(”)で囲む。
項目そのものにダブルクォーテーション(”)が含まれている場合は、項目全体をダブルクォーテーション(”)で囲む。項目中のダブルクォーテーション(”)は、2つ連続して挿入する。
拡張データ変換プログラムが扱うTSV形式は、以下のとおりです。
項目をタブ(\t)で区切る。
項目そのものにタブを含むことはできない。
項目そのものにダブルクォーテーション(”)が含まれている場合は、項目全体をダブルクォーテーション(”)で囲む。項目中のダブルクォーテーション(”)は、2つ連続して挿入する。
項目そのものにカンマ(,)が含まれている場合は、項目全体をダブルクォーテーション(”)で囲む。
CSV形式/TSV形式からの変換の場合、改行コード(CR/LF/CRLF)が出現した時点で、入力レコードの終わりと判断します。改行コードは削除し、変換しません。
また、CSV形式/TSV形式への変換の場合、改行コードを出力レコードの最後に付加します。出力先の領域が足りない場合は、改行コードは付加しません。改行コードを付加できない場合は、拡張データ変換プログラムはエラーを通知します。
改行コードは、文字コード系ごとに異なります。
拡張データ変換プログラムは、変換元または変換先に指定された文字コード系に従って、改行コードの削除/付加を行います。また、改行コードはプラットフォームによって、CR、LF、CRLFかが異なります。拡張データ変換プログラムは項目のデータ型に従って、改行コードの削除/付加を行います。
拡張データ変換プログラムが扱う文字コード系ごとの項目のデータ型と改行コードを“表1.8 文字コード系の改行コード”に示します。
文字 | 項目のデータ型と改行コード | 備考 | ||
---|---|---|---|---|
FLD_STRING_CSV_CR | FLD_STRING_CSV_CRLF | FLD_STRING_CSV_LF | ||
JEF | 0x25 | 0x0D25 | 0x0d | 1バイト状態のとき に有効 |
シフト JIS | 0x0A | 0x0D0A | 0x0d | |
EUC | 0x0A | 0x0D0A | 0x0d | |
Unicode | U+000A | U+000D000A | U+000D |