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Interstage Charset ManagerStandard Edition V9 使用手引書 拡張データ変換機能編
FUJITSU Software

1.2.3 CSV/TSV変換

CSV形式/TSV形式のレコードを、数値データ項目/文字コード項目混在のレコードへ変換できます。

また、数値データ項目/文字コード項目混在のレコードを、CSV形式/TSV形式のレコードへ変換できます。

CSV形式/TSV形式で使用できる文字コード系、および、CSV形式/TSV形式と変換できる文字コード項目の文字コード系は、“表1.6 変換可能な文字コード系”で示すコード系です。

CSV形式/TSV形式と変換できる数値データ型は、“表1.1 変換可能な数値データ型”で示すデータ型です。

CSV形式

拡張データ変換プログラムが扱うCSV形式は、以下のとおりです。

TSV形式

拡張データ変換プログラムが扱うTSV形式は、以下のとおりです。

改行

CSV形式/TSV形式からの変換の場合、改行コード(CR/LF/CRLF)が出現した時点で、入力レコードの終わりと判断します。改行コードは削除し、変換しません。

また、CSV形式/TSV形式への変換の場合、改行コードを出力レコードの最後に付加します。出力先の領域が足りない場合は、改行コードは付加しません。改行コードを付加できない場合は、拡張データ変換プログラムはエラーを通知します。

改行コードは、文字コード系ごとに異なります。

拡張データ変換プログラムは、変換元または変換先に指定された文字コード系に従って、改行コードの削除/付加を行います。また、改行コードはプラットフォームによって、CR、LF、CRLFかが異なります。拡張データ変換プログラムは項目のデータ型に従って、改行コードの削除/付加を行います。

拡張データ変換プログラムが扱う文字コード系ごとの項目のデータ型と改行コードを“表1.8 文字コード系の改行コード”に示します。

表1.8 文字コード系の改行コード

文字
コード系

項目のデータ型と改行コード

備考

FLD_STRING_CSV_CR

FLD_STRING_CSV_CRLF

FLD_STRING_CSV_LF

JEF

0x25

0x0D25

0x0d

1バイト状態のとき

に有効

シフト

JIS

0x0A

0x0D0A

0x0d

EUC

0x0A

0x0D0A

0x0d

Unicode

U+000A

U+000D000A

U+000D