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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能メッセージ集(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

5.1.39 メッセージ番号に「NAM」を含むメッセージ

5.1.39.1 NAM0000番台のメッセージ

ERROR: ISJEE_NAM0002: Exception in NamingManagerImpl copyMutableObject().

[意味]

JNDIのオブジェクトのシリアライズもしくはデシリアライズ処理に失敗しました。

[システムの処理]

例外が返却されます。

[ユーザの対処]

エラー情報を参照して原因を取り除いて再度実行してください。

ERROR: ISJEE_NAM0003: Exception in SerialContextProviderImpl InsertSerialContextProvider() : {0}.

[可変情報]

{0}: エラー情報

[意味]

SerialContextProviderImplクラスのInsertSerialContextProvider()メソッドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

例外が返却されます。

[ユーザの対処]

再度実行してください。

ERROR: ISJEE_NAM0004: Exception during name lookup : {0}

[可変情報]

{0}: JNDI名

[意味]

可変情報に記述されたJNDI名のlookupメソッドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

例外が返却されます。

[ユーザの対処]

このメッセージの後に出力される例外情報を参照して原因を取り除いて再度実行してください。

ERROR: ISJEE_NAM0005: JMS Connection Factory resource not found: {0}

[可変情報]

{0}: エラー情報

[意味]

JMS接続ファクトリが見つかりません。

[システムの処理]

例外が返却されます。

[ユーザの対処]

  • JMS接続ファクトリが接続先のネーミングサービスに登録されているか確認してください。

  • 指定したJMS接続ファクトリの名前が正しいか確認してください。

ERROR: ISJEE_NAM0006: JMS Destination Object or Administered Object not found: {0}

[可変情報]

{0}: JMS送信先リソース(Destination)名、または管理オブジェクトリソースのJNDI名

[意味]

JMS送信先リソース、または管理対象オブジェクトが見つかりません。

[システムの処理]

例外が返却されます。

[ユーザの対処]

  • JMS送信先リソースが接続先のネーミングサービスに登録されているか確認してください。

  • 指定したJMS送信先リソース(Destination)名が正しいか確認してください。

  • 管理オブジェクトリソースが接続先のネーミングサービスに登録されているか確認してください。

  • 管理オブジェクトリソースのJNDI名が正しいか確認してください。

  • JMS送信先リソース、または管理オブジェクトリソースのリソースタイプが正しいか確認してください。

ERROR: ISJEE_NAM0007: Message Destination Reference {0} has not been linked to a Message Destination

[可変情報]

{0}: 識別子

[意味]

Destination参照名が実際のメッセージDestinationにリンクされていません。

[システムの処理]

例外が返却されます。

[ユーザの対処]

指定したメッセージ対象参照が正しく定義されているか確認してください。

ERROR: ISJEE_NAM0008: Invalid Destination: {0} for {1}

[可変情報]

{0}: 識別子
{1}: 識別子

[意味]

Destination名が解決できません。

[システムの処理]

例外が返却されます。

[ユーザの対処]

Detination名が正しく定義されているか確認してください。

5.1.39.2 NAM1000番台のメッセージ

NAM1000: No Endpoints selected in com.sun.appserv.iiop.endpoints property. Using {0}:{1} instead

[可変情報]

{0}:ホスト名
{1}:ポート番号

[意味]

com.sun.appserv.iiop.endpointsプロパティが指定されなかったため、可変情報に出力されるホスト名とポート番号を使用します。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

可変情報に出力されるホスト名とポート番号が正しい場合には対処不要です。エラーメッセージを抑止したい場合、または可変情報に出力されるホスト名とポート番号が不正の場合には、com.sun.appserv.iiop.endpointsプロパティに正しい値を指定して再度実行してください。

NAM1001: No Endpoints selected in com.sun.appserv.iiop.endpoints property. Using JNDI Provider URL {0} instead

[可変情報]

{0}: エラー情報

[意味]

com.sun.appserv.iiop.endpointsプロパティの指定に誤りがあります。

[システムの処理]

例外が返却されます。

[ユーザの対処]

com.sun.appserv.iiop.endpointsプロパティが正しく設定されているか確認してください。

NAM1002: Exception : (0) thrown for bad provider URL String: {1}

[可変情報]

{0}: エラー情報

[意味]

JNDIのプロバイダURLの指定に誤りがあります。

[システムの処理]

例外が返却されます。

[ユーザの対処]

JNDIのプロバイダURLが正しく指定されているか確認してください。

NAM1003: Bad host:port entry: {0} Exception thrown : {1}

[可変情報]

{0}:接続情報
{1}:例外情報

[意味]

sun-acc.xmlファイルのtarget-server要素に指定した接続情報、またはcom.sun.appserv.iiop.endpointsプロパティに指定した接続情報(ホスト名とポート番号)に誤りがあります。

[システムの処理]

接続情報が複数指定されている場合には、次の接続情報を使用します。
接続情報が複数指定されていない場合にはクライアントコンテナの起動を中断します。または、アプリケーションにjava.lang.IllegalArgumentExceptionが返却されます。

[ユーザの対処]

例外情報を参考にして接続情報に誤りがないか確認し、原因を取り除いて再度実行してください。

NAM1004: Unknown host: {0} Exception thrown : {1}

[可変情報]

{0}:ホスト名
{1}:例外情報

[意味]

sun-acc.xmlファイルのtarget-server要素に指定した接続情報、またはcom.sun.appserv.iiop.endpointsプロパティに指定したホスト名に誤りがあります。

[システムの処理]

クライアントコンテナの起動を中断します。または、アプリケーションにjava.lang.ExceptionInInitializerError例外が返却されます。

[ユーザの対処]

例外情報を参考にしてホスト名に誤りがないか確認し、原因を取り除いて再度実行してください。

NAM1005: No Endpoints selected. Please specify using system property com.sun.appserv.iiop.endpoints.

[意味]

sun-acc.xmlファイルのtarget-server要素に指定した接続情報、またはcom.sun.appserv.iiop.endpointsプロパティに有効な接続情報が指定されていません。

[システムの処理]

クライアントコンテナの起動を中断します。または、アプリケーションにjava.lang.IllegalArgumentExceptionが返却されます。

[ユーザの対処]

直前に出力されているエラー情報を参照して対処してください。

NAM1008: Please specify ic-based or ic-based-weighted as the LoadBalancing policy

[意味]

com.sun.appserv.iiop.loadbalancingpolicyプロパティに指定した値に誤りがあります。

[システムの処理]

com.sun.appserv.iiop.loadbalancingpolicyプロパティにic-basedが指定された場合と同様の動作をします。

[ユーザの対処]

com.sun.appserv.iiop.loadbalancingpolicyプロパティに正しい値を指定して再度実行してください。

5.1.39.3 NAM2000番台のメッセージ

NAM2001: Could not find an endpoint to send request to!

[意味]

JNDIのリクエストを送信する接続先が見つかりませんでした。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

JNDIの接続先が正しく動作しているか確認してください。

WARNING: ISJEE_NAM2003: Reference name {0} already exists in web module [{1}]

[可変情報]

{0}:リソース参照名
{1}:Webアプリケーション名

[意味]

リソース参照名{0}がWebアプリケーション{0}で既に定義されています。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

deployment descriptorの<resource-ref>タグと@Resourceアノテーションで同一名のリソース参照名が定義されていないか確認し、原因を取り除いて再度実行してください。

INFO: ISJEE_NAM2004: Binding name:'{0}'

[可変情報]

{0}:JNDI名

[意味]

可変情報のJNDI名のオブジェクトを登録します。

ERROR: ISJEE_NAM2005: Invalid Destination:`{0}` for {1}

[可変情報]

{0}:Destination名

{1}:定義名

[意味]

定義名に対するDestination名が正しくありません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

Destination名に正しい名前を指定してください。

ERROR: ISJEE_NAM2006: Message Destination Reference {0} has not been resolved

[可変情報]

{0}:参照名

[意味]

Message Destinationの参照が解決できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

Message Destinationの定義を正しく設定してください。

ERROR: ISJEE_NAM2007: Exception occurred : {0}

[可変情報]

{0}:エラー情報

[意味]

JNDIの処理で異常が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

可変情報に示すエラー情報により対処を行ってください。以下のようなエラー情報が出力されます。

エラー情報

原因

対処

IDL:omg.org/CosNaming/NamingContext/NotFound:1.0

以下の原因が考えられます。

  • 指定されたホスト名とポート番号に問い合わせましたが、指定されたJNDI名のオブジェクトが存在しません。

  • 指定したJNDI名がネーミングサービスに登録されていません。

以下の対処を実施してください。

  • ホスト名もしくはポート番号が正しいか確認してください。また、接続先に指定したJNDI名のEnterprise JavaBeansが配備されているか確認してください。

  • 指定したJNDI名がネーミングサービスに登録されているか確認してください。

INFO: ISJEE_NAM2101: corbaloc url ==> {0}

[可変情報]

{0}: IIOPアドレス情報

[意味]

IIOP通信する場合、可変情報のIIOPアドレス情報に接続します。IIOPアドレス情報は「iiop:1.2@ホスト名:ポート番号」の形式でカンマ(,)区切りで以下のように表示されます。

IIOPアドレス情報の例)

iiop:1.2@localhost:23710,iiop:1.2@localhost:23821,iiop:1.2@localhost:23921