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Symfoware Active DB Guard V12.4.0 設計・セットアップガイド
FUJITSU Software

2.13 RLCのヘッダのリストア

本作業は、複写先システムで実施します。

テンプレートシェルスクリプトadgcprlchead.shを利用して取得したダンプファイルを対象のRLCのヘッダにコピーすることでリストアします。

本作業は、作成したRLCの数分繰り返します。

$ adgcprlchead.sh -i ダンプファイル名 -o RLP定義ファイルのRLC_OTHER_DEVICEn

備考. 複写元システムのRLP定義ファイルのRLC_OTHER_DEVICEnの値を指定します。

ダンプファイルのリストアを以下の条件で設定します。

  • Solarisサーバ上のボリューム“/dev/sfdsk/class0002/rdsk/volume0001”を、リストアの対象であるRLCボリュームとする

  • Linuxサーバ上のボリューム“/dev/sfdsk/class0002/dsk/volume0001”を、リストアの対象であるRLCボリュームとする

  • サーバ上のディレクトリ“/home/restore”をダンプファイルを配置したディレクトリとする

  • “rlp001_rlc001.dmp”をヘッダのダンプファイル名とする

Solaris$ adgcprlchead.sh -i /home/restore/rlp001_rlc001.dmp -o /dev/sfdsk/class0002/rdsk/volume0001
Linux$ adgcprlchead.sh -i /home/restore/rlp001_rlc001.dmp -o /dev/sfdsk/class0002/dsk/volume0001

2.10 RLMおよびRLCの作成”でmオプションにno_captureパラメタ指定していない場合、本手順は不要です。