本作業は、複写元システムで実施します。
テンプレートシェルスクリプトadgcprlchead.shを利用してRLCのヘッダのダンプを行います。
本作業は、作成したRLCの数分繰り返します。
ダンプファイル名に対象のRLC番号を付与するなどして、リストア時に間違わないようにしてください。
取得したダンプファイルは任意の方法で複写先システムに転送してください。
$ adgcprlchead.sh -i RLP定義ファイルのRLC_OWN_DEVICEn -o ダンプファイル名
備考. 複写元システムのRLP定義ファイルのRLC_OWN_DEVICEnの値を指定します。
ダンプを行うRLCおよびダンプファイルの格納先を以下の条件で設定します。
サーバ上のボリューム“/dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0001”を、ダンプの対象であるRLCボリュームとする
サーバ上のボリューム“/dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0001”を、ダンプの対象であるRLCボリュームとする
サーバ上のディレクトリ“/home/dmp”を、ヘッダのダンプファイルの格納先ディレクトリとする
“rlp001_rlc001.dmp”をヘッダのダンプファイル名とする
$ adgcprlchead.sh -i /dev/sfdsk/class0001/rdsk/volume0001 -o /home/dmp/rlp001_rlc001.dmp
$ adgcprlchead.sh -i /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0001 -o /home/dmp/rlp001_rlc001.dmp
“2.10 RLMおよびRLCの作成”でmオプションにno_captureパラメタ指定していない場合、本手順は不要です。