◆要件例
◆使用する主なJSVRAXの機能
◆業務アプリケーションへの組み込み方
ここでは、文字処理定義ファイルのサンプルの中から、「JIS X 0201およびJIS X 0208の文字セット」に相当するものを使用します。
Unicode_JISX0201plusJISX0208_c_n.js
var Unicode_JISX0201plusJISX0208_c_n = [ {init:"0", def:"000000000000000000000000000...}, {init:"3"}, ・ ・ ・ ];
次のようになります。
<html xmlns:JSVRAX> <!-- 「JSVRAX」というnamespace を宣言 --> <head> <meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=UTF-8"> <!-- 文字処理定義ファイルをインクルードする --> <script src="Unicode_JISX0201plusJISX0208_c_n.js"></script> <!-- JSVRAXの環境設定 Environment HTCをインポートする --> <?import namespace="JSVRAX" implementation="/JSVRAX/Environment.htc"> <!-- JSVRAXの環境を設定する --> <JSVRAX:environment /> <!-- JSVRAXのデフォルト値を設定する Default HTCをインポートする --> <?import namespace="JSVRAX" implementation="/JSVRAX/Default.htc"> </head> <body> <!-- デフォルト値設定HTCを埋め込む --> <JSVRAX:default JSVRAX:altChar="〓" JSVRAX:charBehavMap="Unicode_JISX0201plusJISX0208_c_n" /> <!-- 入力フォーム --> <form action=""> <!-- JSVRAXの入力文字を補正するInputValidator HTCを組み込む --> <input id="ipt" type="text" style="behavior:url(/JSVRAX/InputValidator.htc)" value="富士通"> </form> </body> </html>
参考
標準エレメントに対し付加できることから、すでに運用中のシステムに対しても、組み込みが容易です。
外字の入力表示や字形統一はできません。その必要がある場合は、「7.1 外字の入力表示および内字の字形統一をする」で説明したTextarea HTCを使用してください。
InputValidator HTCでは、利用者が入力不可文字を入力した際、altChar属性に指定した代替文字に自動補正します。入力抑止は行いたいが、代替文字への自動補正は不要(行いたくない)という場合は、InputValidator HTCは使用せず、「7.4 業務アプリケーション側で入力抑止をする」で説明している方法を利用してください。
ほとんどの場合、文字処理定義のサンプルをそのまま使用することができます。詳しくは「4.4 JSVRAXの文字処理定義のサンプル」を参照してください。
使用できる文字を変更したい場合は、文字処理定義をカスタマイズし使用してください。詳しくは、「コマンドリファレンス JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編」の8.10.2項を参照してください。