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Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agent V9 導入ガイド JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編
FUJITSU Software

3.4.4 JSVR-Webサービスでの注意点

◆基盤コードについて

JSVR-Webサービスでは、外字申請モデルを運用する際にのみ、運用文字コードとして基盤コードを扱うことができます。

◆エンコード形式について

JSVR-Webサービスでは、運用文字コードで表現すべき文字データを、そのままの文字ではなく、エンコード形式で表現します。例えば、運用文字コードがシフトJIS(MS)の場合、「あ」の文字は"82A0"で表現します。

すなわちJSVR-Webサービスから見ると、「3.4.2 運用文字コードによる運用形態の違い」の運用文字コードのうち、「シフトJIS(MS)」と「シフトJIS(MS)のエンコード形式」、「Unicode(MS)」と「Unicode(MS)のエンコード形式」、「Unicode-JEF」と「Unicode-JEFのエンコード形式」は、それぞれ同じ意味になり、「XXXXXのエンコード形式」という運用文字コードを識別子として用意する必要がありません。

したがって、JSVR-Webサービスが扱える運用文字コードには、「XXXXXのエンコード形式」という運用文字コードはありません。

◆運用文字コードの設定が必要な場所

運用文字コードについては、JSVR-Webサービス環境ファイル(Users.properties)で設定を記述する必要があります。詳しくは、「第6章 部門サーバのインストール」の手順中の説明、および「コマンドリファレンス JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編」の第5章を参照してください。