◆基盤コードについて
JSVR-Webサービスでは、外字申請モデルを運用する際にのみ、運用文字コードとして基盤コードを扱うことができます。
◆エンコード形式について
JSVR-Webサービスでは、運用文字コードで表現すべき文字データを、そのままの文字ではなく、エンコード形式で表現します。例えば、運用文字コードがシフトJIS(MS)の場合、「あ」の文字は"82A0"で表現します。
すなわちJSVR-Webサービスから見ると、「3.4.2 運用文字コードによる運用形態の違い」の運用文字コードのうち、「シフトJIS(MS)」と「シフトJIS(MS)のエンコード形式」、「Unicode(MS)」と「Unicode(MS)のエンコード形式」、「Unicode-JEF」と「Unicode-JEFのエンコード形式」は、それぞれ同じ意味になり、「XXXXXのエンコード形式」という運用文字コードを識別子として用意する必要がありません。
したがって、JSVR-Webサービスが扱える運用文字コードには、「XXXXXのエンコード形式」という運用文字コードはありません。
◆運用文字コードの設定が必要な場所
運用文字コードについては、JSVR-Webサービス環境ファイル(Users.properties)で設定を記述する必要があります。詳しくは、「第6章 部門サーバのインストール」の手順中の説明、および「コマンドリファレンス JSVR部品 JSVR-Webサービス JSVRAX編」の第5章を参照してください。