◆JSVR-Webサービスとは
JSVR-Webサービスとは、Charset-Web入力の持つ次の機能を、ネットワークを通じて利用できるようにしたものです。
文字、字形、単語などの各辞書の検索機能
文字(漢字)や文字部品を対象とした手書き文字認識機能
JSVR-Webサービスでは、Webページ(HTML文書)に限らず、Javaアプリケーションや.NET Frameworkアプリケーションなどの、プログラム言語で書かれたプログラムでも、Charset-Web入力の機能を使用することができます。これらを実現するために、JSVR-Webサービスでは、次のインタフェースを提供します。ユーザは、これを使用して、クライアントプログラムからCharset-Web入力の機能を呼び出すことができます。
◆クライアントインストールレス/配付レス
JSVR部品運用の場合と同様に、Charset-Web入力の各機能に関する処理はすべてサーバ側で行い、それに必要なコンポーネントや資源もサーバ側にのみインストールします。クライアント側へは、各インタフェースを利用するクライアントアプリケーションが必要となりますが、外字データや変換辞書などの資源をインストールしたり配付したりする必要はありません。
外字申請モデルとは、外字を利用する業務システムで、外字発生からそれをデータ化し業務で利用可能にするまでの手順を効率化するモデルです。Charset Managerの各製品を応用してモデルを適用したシステムを構築することができます。
Charset-Web入力 V9およびマルチ文字コードオプション V9では、「外字申請アドバンストモデル」に対応しています。
参考
外字申請モデルでは、Charset-Web入力とマルチ文字コードオプションを組み合わせて、運用文字コードを「基盤コード」に設定して運用します。このため、外字申請モデルでの運用形態を「基盤コード運用」とも呼びます。
外字申請アドバンストモデルでは、Charset-Web入力とマルチ文字コードオプションを組み合わせて、文字検索手段として利用します。この時、Charset-Web入力のJSVR-Webサービスに対して、次の機能を拡張します。
手書き文字認識サービスにて、漢字を対象とした手書き認識が可能になります。
JSVR-CSVインタフェースで、上記の拡張機能に対応したインタフェースが利用可能になります。
JSVR-CSVサービスのサンプルプログラム「基盤文字コード検索サンプルアプリケーション」が利用可能になります。
なお、外字申請アドバンストモデルについて詳しくは、Charset Managerの製品紹介のWebページを参照してください。
◆他製品との連携