CharsetMGR以前のUDC運用との操作手順の違いを以下に示します。
運用手順 | UDC運用 | 日本語資源運用 | ||
---|---|---|---|---|
1 | 業務の作成 | × | 日本語資源管理 [業務]-[作成] | |
2 | 外字の登録 | 転送ファイルからの登録 | UDC管理 [ファイル]-[登録] | 日本語資源管理 [外字]-[登録]-[ファイルからの登録] |
ホストとの連携 | UDC管理 [ファイル]-[ホストのフォントシステム流通]-[パソコンに受信] | 日本語資源管理 [業務]-[ホストのフォントシステム流通]-[パソコンに受信] | ||
外字データライブラリからの登録 | × | 日本語資源管理 [外字]-[登録]-[外字データライブラリ] 外字一覧 [外字]-[登録] | ||
3 | コードの対応定義 | 外字域の対応定義 | UDC管理 [管理]-[コードの対応定義] | 外字一覧 [外字]-[外字の対応定義] |
ベンダ固有文字の対応定義 | UDC管理 [管理]-[コードの対応定義] JEF旧字体、JEF拡張文字の対応定義 | 参考記事を参照してください。 | ||
対応関係が未定義のコードの対応定義 | UDC管理 [管理]-[コードの対応定義] | 外字一覧 [外字]-[外字の対応定義] | ||
5 | 外字の移行 | UDC管理 [ファイル]-[移行] ドラッグアンドドロップでも可能。 | 日本語資源管理 [外字]-[移行] 業務内でのみ。 ドラッグアンドドロップでも可能。 | |
6 | 外字の削除 | UDC管理 [ファイル]-[削除] またはフォントシステムを選択して[Delete]キーを押す。 | 日本語資源管理 [外字]-[削除] [Delete]キーは業務内のフォントシステム自体を削除する。 | |
7 | 外字の編集 | 外字一覧 [外字]-[エディタ] | 外字一覧 [外字]-[外字編集] | |
8 | 辞書の編集 | Charset-Web入力に関しては、別で起動する辞書ツールで編集する。 | 日本語資源管理 [業務]-[一覧表示]-[漢字] [業務]-[一覧表示]-[単語] 外字一覧 [外字]-[属性編集] | |
9 | 日本語資源の配付 | Charset Managerの資源配付機能 | Charset-Web入力に関しては、別で起動する運用辞書生成ツールで配付辞書を作成する。 | 日本語資源管理 [業務]-[配付] サーバグループ単位に配付を行う。 |
Centric Managerによる配付 | UDC管理 [ファイル]-[取出し] フォントシステム単位でCentric Managerに登録する。 | 日本語資源管理 [業務]-[配付] サーバグループ単位にCentric Managerに登録する。 | ||
オフラインの配付 | UDC管理 [ファイル]-[取出し] フォントシステム単位でファイルに取出し。 | 日本語資源管理 [業務]-[配付] サーバグループ単位にファイルに取り出される。 | ||
ホストとの連携 | UDC管理 [ファイル]-[ホストのフォントシステム流通]-[ホストに送信] | 日本語資源管理 [業務]-[ホストのフォントシステム流通]-[ホストに送信] | ||
イントラネット配付 | UDC管理 [ファイル]-[WWWサーバへの登録] | Charset Managerの資源配付機能で代用。 | ||
10 | 外字の取出し | 外字の取出し | UDC管理 [ファイル]-[取出し] フォントシステム単位でファイルに取出し。 | 日本語資源管理 [外字]-[取出し] ただし、適用バッチファイルは取り出されない。 |
11 | 日本語資源の適用 | 外字の移入 | UDC適用 [移入]ボタン | 外字適用 [移入]ボタン |
外字の移出 | UDC適用 [移出]ボタン | 外字適用 [移出]ボタン | ||
辞書の移入 | × | コマンド実行 |
×:未サポートの機能です。
[]内は、メニューを示します。
参考
ベンダ固有文字を外字域に対応定義したい場合には、以下の手順で行ってください。
制御文を作成します。
ベンダ固有文字とSJIS/UNICODEの外字域とのコード対応の制御文を作成します。制御文の作成方法については、“Charset Manager 使用手引書 標準コード変換機能編”の“5.3.1 DEFCDPR制御文”を参照してください。
制御文を読み込みます。
1)で作成した制御文を日本語資源管理で読み込みます。制御文を読み込む方法については、“4.4.1 コードの変換定義”を参照してください。
外字データライブラリがインストールされている場合には、ベンダ固有文字が対応つけられている外字域に外字データライブラリから文字を登録します。外字データライブラリからの登録については、“4.3.2 外字データライブラリから登録する”を参照してください。
ベンダ固有文字がJEF拡張文字である場合には、JEF拡張漢字サポートがインストールされていれば、JEF拡張文字の対応表示で対応づけたJEF拡張文字を表示することができます。JEF拡張文字の対応表示については、“4.2.3 JEF拡張文字の対応表示”を参照してください。この場合、配付先でJEF拡張文字を使用するために、配付情報の設定でJEF拡張文字の移入を行う設定をする必要があります。この設定方法については、“6.2 配付の準備”の“6.2.1.2.3 サーバグループやクライアントグループに適用するフォントシステムの設定”を参照してください。
機能 | コマンドインタフェースの違い(下線付きの部分) | |
---|---|---|
UDC運用 | 日本語資源運用 | |
登録機能 | /SF "フォントシステム名" [/ST "書体名"] [/K 転送ファイルの形式] [/P 登録先コード] [/REP] [/CK コードキー[/DEL]] "転送ファイル名" | F5ATUJRM.EXE /R /GY "業務名" /SF "フォントシステム名" [/ST "書体名"] [/K 転送ファイルの形式] [/P 登録先コード] [/REP] [/CK コードキー[/DEL]] "転送ファイル名" |
移行機能 | F5ATUDCM.EXE /C /SF "フォントシステム名" [/ST "書体名"] [/SS 横サイズ, 縦サイズ[,レターサイズ]] [/CR 開始コード:終了コード] /DF "フォントシステム名" [/DT "書体名"] [/DS 横サイズ, 縦サイズ[,レターサイズ][:...]] [/REP] [/P 移行先コード] | F5ATUJRM.EXE /C /GY "業務名" /SF "フォントシステム名" [/ST "書体名"] [/SS 横サイズ, 縦サイズ[,レターサイズ]] [/CR 開始コード:終了コード] /DF "フォントシステム名" [/DT "書体名"] [/DS 横サイズ, 縦サイズ[,レターサイズ][:...]] [/REP] [/P 移行先コード] [/NODELATTR] |
取出し機能 | F5ATUDCM.EXE /G /DF "フォントシステム名" [/DT "書体名"] [/DS 横サイズ, 縦サイズ[,レターサイズ][:...]] [/CR 開始コード: 終了コード] [/K 転送ファイルの形式] [/B [/J [書体名]] [/S 配付システム] [/SA] [/BAT 後処理バッチ書込みモード]] [/REP] "取出し先ディレクトリ" | F5ATUJRM.EXE /G /GY "業務名" /DF "フォントシステム名" [/DT "書体名"] [/DS 横サイズ, 縦サイズ[,レターサイズ][:...]] [/CR 開始コード: 終了コード] [/K 転送ファイルの形式] [/REP] "取出し先ディレクトリ" |
注)表示の都合上、改行を入れています。