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Interstage Charset Manager Standard Edition V9 使用手引書 日本語資源管理編
FUJITSU Software

1.1.4 入力辞書とは

入力辞書とは、文字を入力するための辞書です。日本語資源管理では、外字を容易に入力するための辞書を作成することができます。作成する辞書は、1つの業務に対して1つの入力辞書を定義することができます。この入力辞書を同一業務内のマシンに適用することで全く同じ入力環境を実現することができます。

辞書には、漢字辞書と単語辞書があります。漢字辞書は、文字自体の属性情報(よみ、画数など)を定義することができ、単語辞書は、単語単位でよみを定義することができます。生成される辞書については、“5.4.1.1 運用辞書生成が生成する運用辞書の種類”を参照してください。

入力辞書を作成する場合、そのコード系を決定する必要があります。そのコード系を入力用マスタコード系といいます。日本語資源管理で編集する辞書はそのコード系で作成されます。入力機能を使用しているクライアントが入力用マスタコード系と異なるコード系を用いた場合には、自動的にコード変換された辞書が配付されます。

日本語資源管理で作成した辞書はクライアントに配付し、クライアントにインストールされているIMEに適用することにより、利用することができます。日本語資源管理で作成された辞書は以下のIMEで利用することができます。

また、Charset-Web入力がインストールされている部門サーバに配付することにより、Charset-Web入力の辞書として利用することもできます。Charset-Web入力については、“Charset-Web入力 導入ガイド、運用ガイド、コマンドリファレンス”を参照してください。

注意

Charset-入力アシスト/KAJO_J IME V2以外のIMEの場合、適用できる辞書は単語辞書のみとなります。