クラスタシステムの概要設計が完了したら、リソースを設計します。リソースの設計は以下のどこからでも始めることができます。設計するリソースはウィンドウ上のタブで切り替えられます。
ネットワークの設計
ボリューム(クラス)の設計
ノードの設計
クラスタアプリケーションの設計
リソースの設計は一覧画面と編集画面の2つで構成されています。
一覧画面には設計済みのリソースが表示されます。クラスタシステムと同じく、「新規作成」、「流用新規」、「編集」、「削除」の4つの選択肢があります。
図4.3 リソースの設計画面(一覧画面)
任意の選択肢を選んでリソースの編集画面を開いてください。
図4.4 リソースの設計画面(編集画面)
リソースの設計フェーズで設計する4つのリソースのうち、ノード以外のリソースはクラスタノード間で共通です。
例えば、記憶領域として使うボリュームを構成するブロックデバイスは、全クラスタノードで同じ数、同じサイズのものが存在する必要があります。ネットワークインタフェースなどのデバイスも同様です。
本機能においては、ネットワークや、ボリューム(クラス)の設計では 抽象的なデバイスを定義することでデバイスの構成を定義します。
具体的なデバイス名はノードの設計において、物理的なデバイス名との紐づけを設定することで定義します。