管理者コマンドは、管理サービスが動作しているサーバのコマンドプロンプトから実行可能なコマンドです。
管理者コマンドを実行するためには、管理サービスが起動している必要があります。
セション情報を管理サービスから取得し、コマンドプロンプトに出力します。
cobhtminf
開かれているセションを強制的に終了します。これにより、クライアントには例外が通知されます。また、COBOLプログラムでは、OPEN/READ/WRITE/CLOSE文がエラー復帰します。
cobhtmsse -s セションID
強制的に終了したいセションIDを16進数で指定します。「cobhtminf」コマンドで出力されたセションIDを指定してください。
ポイント
セションの状態は時間とともに変化するため、開かれているセションを強制的に終了しようとしても、すでにセションが終了されている場合があります。その場合は、セションの終了に失敗し、エラーメッセージが出力されます。
管理サービスが起動したCOBOLプログラムのプロセスを、強制的に終了します。
cobhtmkill -p プロセスID
強制的に終了したいプロセスIDを16進数で指定します。「cobhtminf」コマンドで出力されたプロセスIDを指定してください。
注意
プロセスを強制的に終了すると、索引ファイルの破壊など、意図しない結果を引き起こす場合があります。セションの強制終了で代替できないか、プロセスを強制終了しても問題がないかを十分に検討してください。
プロセスを強制的に終了すると、アプリケーション情報のStatusは「SIGERR」になります。
管理サービスのログファイルの内容を表示します。
cobhtmgetlg
注意
管理サービスのログ出力が設定されていない場合は、ログファイルの内容は出力されません。
管理サービスを実行状態または閉塞状態へ移行できます。
cobhtmsvmod { -blockage | -running }
管理サービスを実行状態から閉塞状態へ移行し、新規リクエストの受付を停止させます。
ただし、リクエスト処理中のCOBOLプログラムは継続して実行されます。
管理サービスを閉塞状態から実行状態へ移行し、新規リクエストの受付を開始させます。