管理サービスが動作しているサーバのWebサーバ上で動作するCGIプログラムです。
Webインタフェースを利用するためには、CGIプログラムの環境設定をする必要があります。
Webインタフェースを利用する場合、“表6.1 管理者機能で使用するコマンドおよびファイル”のすべてのファイルを任意のフォルダにコピーします。
次に、任意のフォルダを仮想フォルダとしてWebサーバに登録し、管理者機能で使用するコマンドをCGIプログラムとして動作させるように設定します。
CGIプログラムとして設定されている「cobhtminf」コマンドに、引数として「-web」を指定してアクセスします。
例
URLの指定例
http://localhost/info/cobhtminf.exe?-web
ここでは、Webインタフェースの画面について説明します。
管理サービス情報 | |
起動時間 | 管理サービスが起動された日付時刻を示します。 |
最大セション数 | 同時稼働可能な最大セション数を示します。 |
状態 | 管理サービスの状態を示します。
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ログファイル名 | 管理サービスが出力するログファイル名を示します。 |
ログ出力最大サイズ | 管理サービスが出力するログの最大サイズを示します。 |
ログモード | 管理サービスが出力するログの出力レベルを示します。 |
管理サービスの情報を変更する | cobhtmsvmodコマンドを実行します。 |
セション情報 | |
No | 表示されるセション情報の通番を示します。 |
Session-ID | セションIDを示します。 |
StartTime | セションの開始時間を示します。 |
EndTime | セションの終了時間を示します。 |
Status | セションの状態を示します。
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Action | cobhtmsseコマンドを実行します(実行可能な場合だけボタンが表示されます)。 |
アプリケーション情報 | |
PID | プロセスIDを示します。 |
ProgramName | 実行中または実行されたCOBOLプログラムのファイル名を示します。 |
ExitCode | COBOLプログラムが終了済の場合、その終了コードを示します。 |
Status | COBOLプログラムの状態を示します。
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Action | cobhtmkillコマンドを実行します(実行可能な場合だけボタンが表示されます)。 |
メッセージ | Statusが実行時エラーによる終了の場合、実行時メッセージが出力されます。 |
下部ボタン | |
最新の情報に更新 | 画面上の情報を更新します。 |
サーバのログを参照する | 新しいウィンドウ上にサーバのログが出力されます。 |
ボタン操作の実行結果 | ボタンを押してコマンドを実行した場合の実行結果が出力されます。 |
ポイント
セションの状態がABENDか、COBOLプログラムの状態がU-ERRORまたはSIGERRの場合、セション情報およびアプリケーション情報は赤色の文字で表示されます。
注意
管理者機能で使用するコマンドおよびファイルは、NetCOBOLのインストールフォルダにあります。
CGIプログラムとして動作させる場合は、“表6.1 管理者機能で使用するコマンドおよびファイル”のすべてのファイルを、必ず任意のフォルダにコピーして、仮想フォルダとして登録してください。
NetCOBOLのインストールフォルダを、仮想フォルダとして登録しないでください。
Webブラウザから利用する場合、WebブラウザからCOBOLプログラムを強制終了したり、管理サービスの新規リクエスト受付を停止したりできます。このため、第三者から不正に利用されないために、必ずユーザー認証およびアクセス制限をしてください。
管理サービスを終了させた場合、すべてのセション情報は消去されます。