ページの先頭行へ戻る
NetCOBOL V12.2 MeFt/Webユーザーズガイド(HTML変換方式編)
FUJITSU Software

2.6.2 選択項目の表示について

選択項目にボタン付きを指定した場合、定義体作成時に次の装飾を指定できます。

項目色を指定すると、ボタン内の文字色は指定した色で表示されます。また、項目背景色を指定すると、選択項目全体は指定した色で表示されます。ただし、プッシュボタンには、項目色および項目背景色の指定は無効になります。ボタンシンボル、文字色および項目背景色はシステムデフォルト色で表示されます。

日本語の文字サイズは標準サイズだけが表示可能です。半角、平体、長体および倍角の文字は指定できません。

ボタン付きを指定した項目に、項目の入力属性の設定の「入力対象外」を指定すると、入力時にその項目はハーフトーン表示され、選択できない状態になります。

ボタンなしの項目に対して、項目の入力属性の設定で「入力対象外」を指定しても、表示状態は変更されません。ただし、選択できない状態になります。

項目の入力性の設定で「選択状態表示」を指定すると、入力開始時に対象項目が選択状態で表示されて、入力が開始します。ただし、プッシュボタンおよびコマンド選択項目に「選択状態表示」を指定しても無効となります。また、ラジオボタンおよび択一選択項目では、「選択状態表示」は1つだけ指定します。

また、「選択状態表示」を指定していない項目を選択状態で表示しているとき、入力開始時に選択状態は解除されます。

選択状態の表示は、ボタン付き/なしによって異なります。

ボタンなしの選択項目の場合、定義体作成時に「選択強調属性」を指定します。「選択強調属性」では、反転表示および色を指定できます。また、「選択強調を行わない」指定もできます。このとき、「選択状態表示指定」を指定しても強調表示されません。

ボタン付きを指定した選択項目の場合、選択状態はシステム標準状態で表示されます。