CORBAアプリケーションの運用を開始する流れを以下に示します。
「5.2 CORBAアプリケーションの運用開始手順」では以下の3点(以下の図の赤い破線の範囲)について説明します。
CORBAサービスベアイメージ(CORBAアプリケーション未配備のDockerイメージ)を作成する(「5.2.1 CORBAサービスベアイメージの作成」)(図内のA)
CORBAアプリケーション配備済みDockerイメージを作成する(「5.2.2 CORBAアプリケーションを配備したDockerイメージの作成」)(図内のB)
Red Hat OpenShift上でCORBAアプリケーションを実行する(「5.2.3 Red Hat OpenShift上でのCORBAアプリケーションの実行」)(図内のC)
アプリケーションの運用を開始するまでの手順は図内のA、B、Cの順で進めます。
注意
本書の手順では、CORBAサービスのデフォルトポート番号"8002"は使用できません。Red Hat OpenShiftのNodePortの範囲で設定してください。NodePortの設定については、「B.3 CORBAサービス」を参照してください。
「5.3 Red Hat OpenShiftにおける運用操作」では、Red Hat OpenShift上の運用で想定される以下のシナリオについて、説明します。
運用中のCORBAアプリケーションやパラメーターを変更する(「5.3.1 運用中のCORBAアプリケーションやパラメーターの変更」)
修正ファイルを適用する(「5.3.2 修正ファイルの適用」)
OSのベースイメージを変更する(「5.3.3 OSのベースイメージの変更」)
ログを採取する(「5.3.4 ログの採取」)
ポイント
以下の場合は、CORBAアプリケーション配備済みDockerイメージの再作成から実施するため、図内のB、Cの手順を実施します。
運用中のCORBAアプリケーションやパラメーターを変更する(「5.3.1 運用中のCORBAアプリケーションやパラメーターの変更」)
以下の場合は、CORBAサービスベアイメージの再作成から実施するため、図内のA、B、Cの手順を実施します。
修正ファイルを適用する(「5.3.2 修正ファイルの適用」)
OSのベースイメージを変更する(「5.3.3 OSのベースイメージの変更」)