RMS構成でリソースとして使用するすべてのローカルファイルシステムのエントリが格納されています。 つまり、ローカルにマウントすべきファイルシステムを記載するのはこのファイルです。
RMSが管理する各ファイルシステムについては、標準のvfstabフィールドを含む行を作成し、先頭に#RMS#を挿入します。RMSが読取るためのエントリはコメントとして表示され、PRIMECLUSTERコンポーネント以外のプロセスからは無視されます。詳細については、vfstabのマニュアルページを参照してください。
例
#RMS#/dev/dsk/c0t0d0s0 /dev/rdk/c0t0d0s0 /testfs1 ufs 1 yes -
高可用性構成で使用するすべてのNFSのエントリが格納されています。 つまり、このファイルには、他のノードからマウントできるファイルシステムを記載します。
RMSが管理する各ファイルシステムについては、標準のdfstabフィールドを含む行を作成し、先頭に#RMS#を挿入します。RMSが読取るためのエントリはコメントとして表示され、PRIMECLUSTERコンポーネント以外のプロセスからは無視されます。 このため、システム起動時にNFSデーモンを確実に起動するためには、このファイルにコメント以外の (RMS用でない) エントリが1つ以上存在する必要があります。
RMS以外のエントリは、ローカルファイルシステム用に構成され、そのノードでのみ共用される疑似エントリでもかまいません。 リモートノードとの実際の共有を行わなくてもNFSデーモンを起動させるためにこのような条件を必要とします。詳細については、dfstabのマニュアルページを参照してください。
例
以下には、RMS以外のエントリおよびRMSエントリの両方が示されています。
share -F nfs -o ro=localhost /var/opt/example #RMS# share -F nfs -o rw, root= fuji2RMS:fuji2:045nfs045dia1:045msg:fuji2RMS: /sapmnt/045