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PRIMECLUSTER  RMS 導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

付録A 事前準備

クラスタシステムにRMSを導入するためには事前準備が必要です。これらの準備作業の一部では、構成定義で使用されたノード、ファイルシステム、ネットワークインタフェースがRMSから識別できるように、システムファイルを変更する必要が生じます。これらの変更はRMSのインストール前に行っておく必要があります。

ユーザ環境に変更があった場合は、RMS構成定義ファイルの作成または変更が必要になることがあります。ユーザ環境の変更内容によっては、事前にシステムファイルの検討や更新を行っておく必要があります。変更作業の例としては次のようなものがあります。

以下にノード、ファイルシステム、およびネットワークに関する事前準備の方法について説明します。RMS初期導入時から、これらの設定値に変更があった場合は、以下の記載を参照して必要な構成設定の変更を行ってください。

修正の内容は主に、OS標準のシステムファイルへのRMS固有エントリの追加です。この場合、以前から存在しているエントリは影響を受けません。 地域固有のアプリケーションが使用する資源にも同様のカスタマイズが必要な場合があります。