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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

17.4.2 運用

17.4.2.1 ライブマイグレーション操作を行う場合

ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition からライブマイグレーション操作を行ってください。

本操作を実施した場合、“17.3.1.1 ライブマイグレーション前の操作”と“17.3.1.2 ライブマイグレーション後の操作”は不要です。

注意

  • 本操作を実施する前に、“17.2.1 制御ドメイン上でクラスタのライブマイグレーション操作を行う場合”の事前設定を実施してください。

  • すべてのクラスタ対象の制御ドメイン上で、シャットダウン機構に登録されたXSCFのユーザ名とパスワードの組合せ、およびXSCFへの接続方法が、同一になっていることを確認してください。

  • 移動先のサーバに対して以下の設定が行われていることを確認してください。

  • 本操作を実施すると、ライブマイグレーションが完了するまで、クラスタシステムの切替えは行われません。

  • クラスタシステムの切替え中には、ライブマイグレーション操作を行わないでください。

  • ライブマイグレーション操作を行うには、保存されている論理ドメインの構成情報が6個以下である必要があります。以下のコマンドを実行し、保存されている論理ドメインの構成情報を確認してください。

    また、保存されている論理ドメインの構成情報名に「config_tmp」がないことを確認してください。

    # ldm list-spconfig

    保存されている論理ドメインの構成情報が7個以上の場合は、以下のコマンドで、論理ドメインの構成情報を削除し、6個以下にしてください。

    # ldm remove-spconfig 構成名

    論理ドメインの構成情報名に「config_tmp」が存在する場合は、以下のコマンドで、論理ドメインの構成情報名「config_tmp」を削除してください。

    # ldm remove-spconfig config_tmp

    論理ドメインの構成情報の詳細については、“SPARC M12/M10 ドメイン構築ガイド”の“論理ドメイン構築に関する操作とコマンド”を参照してください。

17.4.2.2 コールドマイグレーション操作を行う場合

ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition からコールドマイグレーション操作を行い、コールドマイグレーションで移動した停止中のゲストドメインを起動してください。

本操作を実施した場合、“17.3.2.1 コールドマイグレーション前の操作”と“17.3.2.2 コールドマイグレーション後の操作”は不要です。

注意

  • 本操作を実施する前に、“17.2.1 制御ドメイン上でクラスタのライブマイグレーション操作を行う場合”の事前設定を実施してください。

  • すべてのクラスタ対象の制御ドメイン上で、シャットダウン機構に登録されたXSCFのユーザ名とパスワードの組合せ、およびXSCFへの接続方法が、同一になっていることを確認してください。

  • 移動先のサーバに対して以下の設定が行われていることを確認してください。

  • コールドマイグレーション操作を行うには、保存されている論理ドメインの構成情報が6個以下である必要があります。以下のコマンドを実行し、保存されている論理ドメインの構成情報を確認してください。

    また、保存されている論理ドメインの構成情報名に「config_tmp」がないことを確認してください。

    # ldm list-spconfig

    保存されている論理ドメインの構成情報が7個以上の場合は、以下のコマンドで、論理ドメインの構成情報を削除し、6個以下にしてください。

    # ldm remove-spconfig 構成名

    論理ドメインの構成情報名に「config_tmp」が存在する場合は、以下のコマンドで、論理ドメインの構成情報名「config_tmp」を削除してください。

    # ldm remove-spconfig config_tmp

    論理ドメインの構成情報の詳細については、“SPARC M12/M10 ドメイン構築ガイド”の“論理ドメイン構築に関する操作とコマンド”を参照してください。