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Interstage Business Application Server チューニングガイド
FUJITSU Software

5.1.2 データベースの設定(Oracleを使う場合)

アプリケーション連携実行基盤のデータベース環境をOracleを使用して作成する場合のチューニングパラメタについて説明します。
なお、チューニング項目については、Oracleの最新のマニュアルと照らし合わせ、差異がある場合は、Oracleのマニュアルを元に算出してください。

5.1.2.1 システムパラメタの見積り式

システムパラメタの見積り式については、“Oracle Databaseインストレーションガイド”を参照してください。

5.1.2.2 初期化パラメタファイルの見積り式

Oracleにおけるチューニングパラメタは多種多様な設定となるため、詳細については、Oracleマニュアルを参照してください。

分類

パラメタ

設定値

概要

基本

DB_NAME

フロー定義DB、メッセージトラッキングDBを作成する場合はAPFWDB (固定値)
メッセージ格納DBを作成する場合は任意

データベース識別子

競合

DB_FILES

CEIL((システム表容量 + UNDO表領域量 + A) ÷ 8192) + 20

A:作成する下記データベースの表容量、索引容量または一時表容量の合計サイズです。
・フロー定義DB
・メッセージトラッキングDB
・メッセージ格納DB(システム固有部)
・メッセージ格納DB(ユーザ指定部)
上記データベースの容量計算方法については、“5.1.2.7 テーブルスペース(フロー定義DB)の見積り式”、“5.1.2.8 テーブルスペース(メッセージトラッキングDB)の見積り式”、“5.1.2.9 テーブルスペース(メッセージ格納DBシステム固有部)の見積り式”、“5.1.2.10 テーブルスペース(メッセージ格納DBユーザ指定部)の見積り式”を参照してください。
また、apfwsetupdbコマンドを使用してデータベース環境の作成を行い、表容量自動拡張を使用する場合は、上記データベースの各容量に、apfwsetupdbコマンドの環境作成定義ファイルで指定する“容量自動拡張時の上限サイズ”を加算してください。
CEIL:計算結果が整数になるように切り上げます。

インスタンスで作成可能なデータファイルの最大数

PROCESSES

以下を考慮して設定する必要があります。

・システムで同時に接続可能なユーザプロセス数を設定します。
・すべてのバックグラウンドプロセス(ロック、ジョブキュープロセス、パラレル実行プロセスなど)を考慮し、設定する必要があることに注意してください。
・Interstage Business Application Serverが使用するデータベースのコネクション数に依存します。
・業務処理開始アプリケーション、業務処理実行アプリケーションで使用するコネクション数の最大数(総和)になります。
・Interstage Business Application Serverのユーザプロセス最大数の求め方は以下のとおりです。

フロー定義DBおよびメッセージトラッキングDB用のデータベース

(Σa(mt1) +Σb(DB_Num × mt2)) × 1.2

メッセージ格納DB用のデータベース

(Σa(mt1) +Σb(mt2)) × 1.2

[可変項目の説明]
・Σa: 業務処理開始アプリケーションの総和
・Σb: 業務処理実行アプリケーションの総和
・DB_Num: メッセージトラッキングDBを使用する場合は“1”、使用しない場合は“0”
・mt1: 業務処理開始アプリケーションの多重度の最大値
・mt2: 業務処理実行アプリケーションの多重度

接続可能なユーザプロセス最大数

SESSIONS

1.1 × PROCESSES + 5

接続可能なセッション最大数

TRANSACTIONS

1.1 × SESSIONS

実行可能なトランザクション最大数

5.1.2.3 リスナーファイルの見積り式

分類

パラメタ

設定値

概要

接続数

QUEUESIZE

(Σa(mt1) +Σb(mt2)) × 1.2

[可変項目の説明]
・Σa: 業務処理開始アプリケーションの総和
・Σb: 業務処理実行アプリケーションの総和
・mt1: 業務処理開始アプリケーションの多重度の最大値
・mt2: 業務処理実行アプリケーションの多重度

サーバへの同時接続要求数

5.1.2.4 UNDO表領域の見積り式

Oracleが提示する以下の計算式を元に適切な値を決定してください。

要素

必要数

備考

UNDO表領域量

UR × UPS + overhead
[可変項目の説明]
UR: 秒単位のUNDO_RETENTION
UPS: 1秒間に使用するUNDO ブロックの数
overhead: メタデータ(トランザクション表やビットマップなど)使用時のオーバーヘッド

アプリケーション連携実行基盤で使用するUNDOブロック数

5.1.2.5 制御ファイルの見積り式

要素

必要数

備考

制御ファイル量

20 × (フロー定義DB数 + メッセージトラッキングDB数 + メッセージ格納DB数)[Mバイト]

アプリケーション連携実行基盤で使用する制御ファイル容量

5.1.2.6 REDOログ・ファイルの見積り式

100MB ~数GBの範囲内にあるREDO ログ・ファイルがOracleの推奨値です。システムが生成するREDOの量にしたがって、オンラインREDO ログ・ファイルをサイズ設定してください。

5.1.2.7 テーブルスペース(フロー定義DB)の見積り式

フロー定義DBのテーブルスペースの見積り式を以下に説明します。
実際に必要なテーブルスペースの容量は、以下の一時表容量、表容量、および索引容量を合わせた値になります。

見積もりは、apfwcrtdbenvコマンドまたはapfwsetupdbコマンドで算出することができます。
コマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。

要素

必要数

備考

一時表容量

MAX{
補正{ CEIL( CEIL( flow_def_max / 53 ) × 0.5 ) × 65536 },
補正{ CEIL( CEIL( flow_def_max / 22 ) × 0.5 ) × 65536 },
補正{ CEIL( CEIL(( (3 × activity_max + 5) × flow_def_max ) / 260 ) × 0.5 ) × 65536 },
補正{ CEIL( CEIL( flow_def_max / 83 ) × 0.5 ) × 65536 },
1048576
} × 2 [バイト]

フロー定義DBで使用する一時表容量です。
見積もり結果が、1024MBより大きい場合は、1024MBを見積もり結果とします。

表容量

CEIL( CEIL(
{
補正{ CEIL( CEIL( flow_def_max / 53 ) × 0.5 ) × 65536 }
+ 補正{ CEIL( CEIL( flow_def_max / 22 ) × 0.5 ) × 65536 }
+ 補正{ CEIL( CEIL(( (3 × activity_max + 5) × flow_def_max ) / 260 ) × 0.5 ) × 65536 }
+ 補正{ CEIL( CEIL( flow_def_max / 83 ) × 0.5 ) × 65536 }
+ 1048576
+ 補正{ CEIL( CEIL( 32768 × ( (3 × activity_max + 5 ) × flow_def_max ) × 1.2 ) × 1.05 ) }
+ 補正{ CEIL( CEIL( CEIL( ( ( CEIL( 1.88 × ( activity_max × 340 + 750 ) ) + 17257 ) × flow_def_max ) / 32768 ) × 32768 × flow_def_max × 1.2 ) × 1.05 ) }
} × 1.3 ) / 65536 ) × 65536 + 131072 [バイト]

フロー定義DBで使用する表容量

索引容量

CEIL( CEIL(
{
CEIL( CEIL( flow_def_max × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 21 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536
+ 補正{ CEIL( CEIL( flow_def_max × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 21 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 } × 2
+ 補正{ CEIL( CEIL( flow_def_max × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 275 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 } × 2
+ 補正{ CEIL( CEIL( flow_def_max × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 22 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 }
+ CEIL( CEIL( flow_def_max × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 274 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536
+ CEIL( CEIL(( (3 × activity_max + 5) × flow_def_max ) × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 19 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536
+ 補正{ CEIL( CEIL(( (3 × activity_max + 5) × flow_def_max ) × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 19 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 } × 2
+ 補正{ CEIL( CEIL(( (3 × activity_max + 5) × flow_def_max ) × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 22 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 } × 3
+ CEIL( CEIL( flow_def_max × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 274 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536
+ CEIL( CEIL( 3.15 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 45 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536
} × 1.3 ) / 65536 ) × 65536 + 131072 [バイト]

フロー定義DBで使用する索引容量

注意

  • 数式の中の下記項目は、環境作成定義ファイルの項目です。

    • activity_max:配置アクティビティの最大予測数

    • flow_def_max:運用で登録されるフロー定義の最大予測数

  • 数式の中の下記項目は、Oracleの初期化パラメタです。

  • db_block_size:データベースのブロックサイズで32KBす。

  • 補正:

    • 計算結果が8MB以下の場合、1024KBの整数倍となるように補正します。

    • 計算結果が8MBより大きく64MB以下の場合、8192KBの整数倍となるように補正します。

    • 計算結果が64MBより大きい場合、65536KBの整数倍となるように補正します。

  • MAX:引数に含まれる最大値を選択します。

  • CEIL:計算結果が整数になるように切り上げます。

  • FLOOR:計算結果が整数になるように切り捨てます。

5.1.2.8 テーブルスペース(メッセージトラッキングDB)の見積り式

メッセージトラッキングDBのテーブルスペースの見積り式を以下に説明します。
実際に必要なテーブルスペースの容量は、以下の一時表容量、表容量、および索引容量を合わせた値になります。

見積もりは、apfwcrtdbenvコマンドまたはapfwsetupdbコマンドで算出することができます。
コマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。

要素

必要数

備考

一時表容量

MAX{
補正{ CEIL( CEIL( track_cycle_max / 9 ) × 0.5 ) × 65536 },
1048576
} × 2 [バイト]

メッセージトラッキングDBで使用する一時表容量です。
見積もり結果が、1024MBより大きい場合は、1024MBを見積もり結果とします。

表容量

CEIL( CEIL(
{
補正{ CEIL( CEIL( track_cycle_max / 9 ) × 0.5 ) × 65536 }
+ 1048576
+ 補正{ CEIL( CEIL( CEIL( ( activity_pass_total × 1024 ) / 32768 ) × 32768 × track_cycle_max × 1.2 ) × 1.05 ) }
+ 補正{ CEIL( CEIL( 32768 × track_cycle_max × 1.2 ) × 1.05 ) }
+ 補正{ CEIL( CEIL( CEIL( (message_len + 51200 ) / 32768 ) × 32768 × track_cycle_max × 1.2 ) × 1.05 ) }
} × 1.3 ) / 65536 ) × 65536 + 131072 [バイト]

メッセージトラッキングDBで使用する表容量

索引容量

CEIL( CEIL(
{
CEIL( CEIL( track_cycle_max × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 20 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536
+ 補正{ CEIL( CEIL( track_cycle_max × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 20 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 }
+ 補正{ CEIL( CEIL( track_cycle_max × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 1017 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 }
+ CEIL( CEIL( 3.15 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 45 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536
} × 1.3 ) / 65536 ) × 65536 + 131072 [バイト]

メッセージトラッキングDBで使用する索引容量

注意

  • 数式の中の下記項目は、環境作成定義ファイルの項目です。

    • activity_pass_total:総アクティビティ通過最大数

    • message_len:メッセージ長

    • track_cycle_max:メッセージトラッキング情報として保有される最大件数

  • message_lenはバイトに変換しておく必要があります。

  • 数式の中の下記項目は、Oracleの初期化パラメタです。

  • db_block_size:データベースのブロックサイズで32KBす。

  • 補正:

    • 計算結果が8MB以下の場合、1024KBの整数倍となるように補正します。

    • 計算結果が8MBより大きく64MB以下の場合、8192KBの整数倍となるように補正します。

    • 計算結果が64MBより大きい場合、65536KBの整数倍となるように補正します。

  • MAX:引数に含まれる最大値を選択します。

  • CEIL:計算結果が整数になるように切り上げます。

  • FLOOR:計算結果が整数になるように切り捨てます。

  • メッセージ長については、“1.1.1.1 メッセージ長の見積り式”を参照してください。

5.1.2.9 テーブルスペース(メッセージ格納DBシステム固有部)の見積り式

メッセージ格納DBのシステム固有部のテーブルスペースの見積り式を以下に説明します。
実際に必要なテーブルスペースの容量は、以下の一時表容量、表容量、および索引容量を合わせた値になります。

見積もりは、apfwcrtdbenvコマンドまたはapfwsetupdbコマンドで算出することができます。
コマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。

要素

必要数

備考

一時表容量

MAX{
1048576,
補正{ CEIL( CEIL( evtchl_total / 85 ) × 32768 / 65536 ) × 65536 }
} × 2 [バイト]

メッセージ格納DBのシステム固有部で使用する一時表容量です。
見積もり結果が、1024MBより大きい場合は、1024MBを見積もり結果とします。

表容量

CEIL( CEIL(
{
3145728
+ 補正{ CEIL( CEIL( evtchl_total / 85 ) × 0.5 ) × 65536 }
} × 1.3 ) / 65536 ) × 65536 + 131072 [バイト]

メッセージ格納DBのシステム固有部で使用する表容量

索引容量

CEIL( CEIL(
{
CEIL( CEIL( 105 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 21 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536
+ 補正{ CEIL( CEIL( 105 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 21 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 }
+ 補正{ CEIL( CEIL( 105 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 144 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 }
+ CEIL( CEIL( evtchl_total × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 21 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536
+ 補正{ CEIL( CEIL( evtchl_total × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 21 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 }
+ 補正{ CEIL( CEIL( evtchl_total × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 155 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 }
+ CEIL( CEIL( 3.15 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 45 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536
} × 1.3 ) / 65536 ) × 65536 + 131072 [バイト]

メッセージ格納DBのシステム固有部で使用する索引容量

注意

  • 数式の中の下記項目は、環境作成定義ファイルの項目です。

    • evtchl_total:総イベントチャネル数

  • 数式の中の下記項目は、Oracleの初期化パラメタです。

  • db_block_size:データベースのブロックサイズで32KBす。
    補正:

    • 計算結果が8MB以下の場合、1024KBの整数倍となるように補正します。

    • 計算結果が8MBより大きく64MB以下の場合、8192KBの整数倍となるように補正します。

    • 計算結果が64MBより大きい場合、65536KBの整数倍となるように補正します。

  • MAX:引数に含まれる最大値を選択します。

  • CEIL:計算結果が整数になるように切り上げます。

  • FLOOR:計算結果が整数になるように切り捨てます。

5.1.2.10 テーブルスペース(メッセージ格納DBユーザ指定部)の見積り式

メッセージ格納DBのユーザ指定部のテーブルスペースの見積り式を以下に説明します。
実際に必要なテーブルスペースの容量は、以下の一時表容量、表容量、および索引容量を合わせた値になります。

見積もりは、apfwcrtdbenvコマンドまたはapfwsetupdbコマンドで算出することができます。
コマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。

要素

必要数

備考

一時表容量

MAX{
補正{ CEIL( CEIL( ( message_max × 2 ) / 891 ) × 0.5 ) × 65536 },
補正{ CEIL( CEIL( message_max / 3 ) × 0.5 ) × 65536 }
} × 2 [バイト]

メッセージ格納DBのユーザ指定部で使用する一時表容量です。
見積もり結果が、1024MBより大きい場合は、1024MBを見積もり結果とします。

表容量

CEIL( CEIL(
{
補正{ CEIL( CEIL( ( message_max × 2 ) / 891 ) × 0.5 ) × 65536 } × evtchl_max
+ 補正{ CEIL( CEIL( message_max / 3 ) × 0.5 ) × 65536 } × evtchl_max
+ 補正{ CEIL( CEIL( CEIL( ( 10240 + ( ( issuesroot_avg × 128 ) + ( apl_method_avg × 166 ) + 2048 ) × activity_max + message_len ) / 32768 ) × 32768 × message_max × 1.2 ) × 1.05 ) } × evtchl_max
} × 1.3 ) / 65536 ) × 65536 + 131072 [バイト]

メッセージ格納DBのユーザ指定部で使用する表容量

索引容量

CEIL( CEIL(
{
CEIL( CEIL( message_max × 2.1 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 21) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 × evtchl_max
+ 補正{ CEIL( CEIL( message_max × 2.1 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 21) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 } × evtchl_max
+ 補正{ CEIL( CEIL( message_max × 2.1 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 22 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 } × evtchl_max
+ CEIL( CEIL( message_max × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 21 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 × evtchl_max
+ 補正{ CEIL( CEIL( message_max × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 21 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 } × 4 × evtchl_max
+ 補正{ CEIL( CEIL( message_max × 1.05 / ( FLOOR( ( db_block_size - 161 ) × 0.9 / 27 ) ) ) × db_block_size × 1.3 / 65536 ) × 65536 } × evtchl_max
} × 1.3 ) / 65536 ) × 65536 + 131072 [バイト]

メッセージ格納DBのユーザ指定部で使用する索引容量

注意

  • 数式の中の下記項目は、環境作成定義ファイルの項目です。

    • activity_max:配置アクティビティの最大予測数

    • apl_method_avg:ユーザアプリケーション定義で、指定されたメソッドの平均数

    • evtchl_max:イベントチャネル最大数

    • issuesroot_avg:平均補償ルート情報数

    • message_max:メッセージの最大予測数

    • message_len:メッセージ長

  • message_lenはバイトに変換しておく必要があります。

  • 数式の中の下記項目は、Oracleの初期化パラメタです。

  • db_block_size:データベースのブロックサイズで32KBす。

  • 補正:

    • 計算結果が8MB以下の場合、1024KBの整数倍となるように補正します。

    • 計算結果が8MBより大きく64MB以下の場合、8192KBの整数倍となるように補正します。

    • 計算結果が64MBより大きい場合、65536KBの整数倍となるように補正します。

  • MAX:引数に含まれる最大値を選択します。

  • CEIL:計算結果が整数になるように切り上げます。

  • FLOOR:計算結果が整数になるように切り捨てます。

  • メッセージ長については、“1.1.1.1 メッセージ長の見積り式”を参照してください。