ERROR: read error on status slice object.volume, class=class:
volume info:devno(maj,min)=v_devno(v_maj,v_min)
device info:devno(maj,min)=p_devno(p_maj,p_min)
devname=device
error info: blk in disk=blknodk, blk in slice=blknosl,
length=length, resid=resid, errno=errno
説明
status 状態のスライス object.volume に対するリード要求が異常終了しました。このスライスから構成されるボリューム、あるいは単独でアクセス可能なスライスへのリード要求はエラー復帰しました。
アプリケーションが正常に動作できなくなる可能性があるため、早急に復旧させる必要があります。
対処
ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して速やかに復旧させてください。
ERROR: write error on status slice object.volume, class=class:
volume info:devno(maj,min)=v_devno(v_maj,v_min)
device info:devno(maj,min)=p_devno(p_maj,p_min)
devname=device
error info: blk in disk=blknodk, blk in slice=blknosl,
length=length, resid=resid, errno=errno
説明
status 状態のスライス object.volume に対するライト要求が異常終了しました。このスライスから構成されるボリューム、あるいは単独でアクセス可能なスライスへのライト要求はエラー復帰しました。
アプリケーションが正常に動作できなくなる可能性があるため、早急に復旧させる必要があります。
対処
ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して速やかに復旧させてください。
ERROR: open error on status slice object.volume, class=class:
volume info:devno(maj,min)=v_devno(v_maj,v_min)
device info:devno(maj,min)=p_devno(p_maj,p_min)
devname=device
error info:oflag=oflag, errno=errno
説明
status 状態のスライス object.volume に対するオープン要求が異常終了しました。このスライスから構成されるボリューム、あるいは単独でアクセス可能なスライスへのオープン要求はエラー復帰しました。
アプリケーションが正常に動作できなくなる可能性があるため、早急に復旧させる必要があります。
対処
ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して速やかに復旧させてください。
ERROR: read error and writeback error on status slice object.volume, class=class:
volume info:devno(maj,min)=v_devno(v_maj,v_min)
device info:devno(maj,min)=p_devno(p_maj,p_min)
devname=device
error info: blk in disk=blknodk, blk in slice=blknosl,
length=length, resid=resid, errno=errno
説明
status 状態のスライス object.volume に対するリード要求およびライトバック要求が異常終了しました。このスライスから構成されるボリューム、あるいは単独でアクセス可能なスライスへのリード要求はエラー復帰しました。
アプリケーションが正常に動作できなくなる可能性があるため、早急に復旧させる必要があります。
ライトバックとは、リードエラーが発生した場合に、他のスライスからデータをリードして書き戻す処理です。
対処
ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して速やかに復旧させてください。
ERROR: volume: closed down volume, class=class
説明
ボリューム volume を閉塞しました。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して速やかに復旧させてください。
復旧方法については、「D.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: class: cannot startup class, no valid configuration database, sdxerrno=errno
説明
クラス class に関する正当な構成データベースが見つからなかったため、クラス class を起動できませんでした。
クラス class に登録されているすべての (あるいは大半の) ディスクが使用できない場合、このメッセージが出力されます。
対処
「D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: class: cannot startup class, too few valid configuration database replicas, sdxerrno=errno
説明
クラス class に関する正当な構成データベースの数が足りなかったため、クラス class を起動できませんでした。
クラス class に登録されている多数のディスクが使用できない場合、このメッセージが出力されます。
対処
「D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: class: closing down class, no valid configuration database
説明
クラス class に関する正当な構成データベースが見つからなかったため、クラス class を閉塞しました。
クラス class に登録されているすべての (あるいは大半の) ディスクが使用できない場合、このメッセージが出力されます。
対処
「D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: class: closing down class, too few valid configuration database replicas
説明
クラス class に関する正当な構成データベースの数が足りなかったため、クラス class を閉塞しました。
クラス class に登録されている多数のディスクが使用できない場合、このメッセージが出力されます。
対処
「D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: failed to send request message on node node, details
説明
ノード node において要求メッセージの送信が失敗しました。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。
ERROR: timeout on receiving reply message from node node, details
説明
他ノード node からの応答メッセージを受信中にタイムアウトが発生しました。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。
ERROR: rejected request message on remote node node, details
説明
他ノード node において、要求メッセージの処理が拒否されました。
対処
ノード node 上のメッセージログを調査して、必要な対処を行ってください。復旧できない場合は調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。
ERROR: class: failed to start type volumes, status volume volume exists, node=node
説明
status 状態のボリューム volume が存在しているため、クラス class 内の共用ボリュームの起動処理がノード node において失敗しました。
type は class のタイプ属性です。
対処
ボリューム volume の状態が異常です。まず、正常な状態に復旧してください。
復旧方法については、「D.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: class: failed to start and standby type volumes, status volume volume exists, node=node
説明
status 状態のボリューム volume が存在しているため、クラス class 内の共用ボリュームの起動および待機処理がノード node において失敗しました。
type は class のタイプ属性です。
対処
ボリューム volume の状態が異常です。まず、正常な状態に復旧してください。
復旧方法については、「D.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: class: failed to stop and standby type volumes, status volume volume exists, node=node
説明
status 状態のボリューム volume が存在しているため、クラス class 内の共用ボリュームの停止および待機処理がノード node において失敗しました。
type は class のタイプ属性です。
対処
ボリューム volume の状態が異常です。まず、正常な状態に復旧してください。
復旧方法については、「D.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: class: failed to stop type volumes, status volume volume exists, node=node
説明
status 状態のボリューム volume が存在しているため、クラス class 内の共用ボリュームの停止処理がノード node において失敗しました。
type は class のタイプ属性です。
対処
ボリューム volume の状態が異常です。正常な状態に復旧してください。
復旧方法については、「D.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: class: failed to start type volumes, class closed down, node=node
説明
クラス class は閉塞状態であるため、ボリュームの起動処理は失敗しました。
type は class のタイプ属性です。
対処
クラス class の閉塞状態を復旧してください。多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、rsyslogd のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: class: failed to start and standby type volumes, class closed down, node=node
説明
クラス class は閉塞状態であるため、ボリュームの起動および待機処理は失敗しました。
type は class のタイプ属性です。
対処
クラス class の閉塞状態を復旧してください。多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、rsyslogd のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: class: failed to stop and standby type volumes, class closed down, node=node
説明
クラス class は閉塞状態であるため、ボリュームの停止および待機処理は失敗しました。
type は class のタイプ属性です。
対処
クラス class の閉塞状態を復旧してください。多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、rsyslogd のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: class: failed to stop type volumes, class closed down, node=node
説明
クラス class は閉塞状態であるため、ボリュームの停止処理は失敗しました。
type は class のタイプ属性です。
対処
クラス class の閉塞状態を復旧してください。多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、rsyslogd のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: class: closing down class, cluster-wide lock failure, sdxerrno=sdxerrno
説明
クラスタシステムにおけるノード間の排他制御で異常が発生しました。処理を続行することができないため、クラス class を閉塞します。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。
ERROR: class: cannot startup class, cluster-wide lock failure, sdxerrno=errno
説明
クラスタシステムにおけるノード間の排他制御で異常が発生しました。処理を続行することができないため、クラス class を起動できませんでした。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。
ERROR: class: closing down class, cluster communication failure, sdxerrno=sdxerrno
説明
クラスタシステムにおけるノード間の通信処理で異常が発生しました。処理を続行することができないため、クラス class を閉塞します。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。
ERROR: class: cannot operate in cluster environment, created when cluster control facility not ready
説明
クラス class は、クラスタ制御が起動していないときに作成されたクラスであるため、クラスタ環境では使用できません。以下のいずれかの操作を行った場合に出力されます。
リソース登録が完了していないノードで、class を作成した後に、リソース登録を実行した。
リソース登録が完了しているクラスタ環境において、シングルユーザモードで class を作成した。
class が存在するシングルノードをクラスタシステムに移行した。
対処
「D.1.10 クラスタシステムに関する異常」の「(1) "ERROR: class: cannot operate in cluster environment, ..." というエラーメッセージが出力され、クラス class が操作できない。」を参照してください。
ERROR: proxy: failed to copy with OPC, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class
説明
プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で OPC 機能によるコピー処理実行中に、I/O エラーが発生し、コピー処理が失敗しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to copy with EC, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class
説明
プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間の、EC 機能によるコピー処理実行中に、I/O エラーが発生し、コピー処理が失敗しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to copy with TimeFinder, source=disk, target=disk, class=class
説明
プロキシグループ proxy とマスタグループとの間の、TimeFinder によるコピー処理実行中に、I/O エラーが発生し、コピー処理が失敗しました。
source はコピー元のディスク名、target はコピー先のディスク名、class はコピー元とコピー先のディスクが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to copy with SRDF, source=disk, target=disk, class=class
説明
プロキシグループ proxy とマスタグループとの間の、SRDF によるコピー処理実行中に、I/O エラーが発生し、コピー処理が失敗しました。
source はコピー元のディスク名、target はコピー先のディスク名、class はコピー元とコピー先のディスクが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to start OPC, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class
説明
プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、OPC の開始時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to stop OPC, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class
説明
プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、OPC の停止時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to start EC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class
説明
プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、EC セッションの開始時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to stop EC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class
説明
プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、EC セッションの停止時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to suspend EC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class
説明
プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、EC セッションの一時停止時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to resume EC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class
説明
プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、EC セッションの再開時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to establish BCV pair, STD=disk, BCV=disk, class=class
説明
プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、BCV ペアのエスタブリッシュ時にエラーが発生しました。
STD はスタンダードデバイスのディスク名、BCV は BCV デバイスのディスク名、class はスタンダードデバイスと BCV デバイスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to cancel BCV pair, STD=disk, BCV=disk, class=class
説明
プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、BCV ペアのキャンセル時にエラーが発生しました。
STD はスタンダードデバイスのディスク名、BCV は BCV デバイスのディスク名、class はスタンダードデバイスと BCV デバイスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to split BCV pair, STD=disk, BCV=disk, class=class
説明
プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、BCV ペアのスプリット時にエラーが発生しました。
STD はスタンダードデバイスのディスク名、BCV は BCV デバイスのディスク名、class はスタンダードデバイスと BCV デバイスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to re-establish BCV pair, STD=disk, BCV=disk, class=class
説明
プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、BCV ペアのリエスタブリッシュ時にエラーが発生しました。
STD はスタンダードデバイスのディスク名、BCV は BCV デバイスのディスク名、class はスタンダードデバイスと BCV デバイスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to establish SRDF pair, source=disk, target=disk, class=class
説明
プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、SRDF ペアのエスタブリッシュ時にエラーが発生しました。
source はソースのディスク名、target はターゲットのディスク名、class はソースとターゲットが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to cancel SRDF pair, source=disk, target=disk, class=class
説明
プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、SRDF ペアのキャンセル時にエラーが発生しました。
source はソースのディスク名、target はターゲットのディスク名、class はソースとターゲットが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to split SRDF pair, source=disk, target=disk, class=class
説明
プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、SRDF ペアのスプリット時にエラーが発生しました。
source はソースのディスク名、target はターゲットのディスク名、class はソースとターゲットが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to re-establish SRDF pair, source=disk, target=disk, class=class
説明
プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、SRDF ペアのリエスタブリッシュ時にエラーが発生しました。
source はソースのディスク名、target はターゲットのディスク名、class はソースとターゲットが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: disk is bound to RAW device. disabled disk, class=class
説明
GDS に登録されているディスクdisk が RAW デバイスにバインドされていることを検出したため、使用不可能な状態にしました。
対処
disk に対して、raw(8) コマンドにより RAW デバイスバインドを解除してください。
また、GDS に登録されているディスクに対しては、RAW デバイスへのバインド処理を行わないでください。
ERROR: proxy: failed to copy with QuickOPC, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class
説明
プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、QuickOPC 機能によるコピー処理実行中に、I/O エラーが発生し、コピー処理が失敗しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to start QuickOPC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class
説明
プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、QuickOPC セッションの開始時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: proxy: failed to stop QuickOPC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class
説明
プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、QuickOPC セッションの停止時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。
対処
直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。
ERROR: failed to detach slice:
volume info: devno(maj,min)=v_devno(v_maj,v_min)
device info: devno(maj,min)=p_devno(p_maj,p_min)
説明
I/Oエラーによるスライスの切り離しが失敗しました。
対処
LEFTCLUSTER状態を回復してください。LEFTCLUSTER状態の回復方法については、「PRIMECLUSTER Cluster Foundation導入運用手引書」を参照してください。
ERROR: volume: failed to lock netmirror volume, class=class
説明
ネットミラーボリュームのロックに失敗しました。このメッセージが出力された後、クラスclassは閉塞します。
対処
両ノードを停止した後、メッセージが出力されたノード以外のノードから順に起動してください。
ERROR: check the iSCSI device has timeout, iSCSI=num
説明
システム起動時に、GDSの起動スクリプトにおいて、チューニングパラメタSDX_STARTUP_WAIT_TIMEで指定された秒数を経過してもクラスに登録されているiSCSI接続のディスク装置が認識できない場合、システムログに本メッセージが出力されます。num は認識できなかったiSCSIデバイスの個数です。
参照
SDX_STARTUP_WAIT_TIMEについては、「6.2 iSCSI接続のディスク装置を使用する場合」を参照してください。
対処
iSCSI接続のディスク装置を確認し、故障している場合は故障箇所を復旧してください。故障していない場合は以下の設定を行ってください。
システムログで、以下のメッセージの時刻を確認します。
Mon Day HH:MM:SS node devlabel: devlabel service started/restarted
1)のメッセージの出力後、システムログに以下のメッセージが出力されます。最後に出力されたメッセージの時刻を確認します。
[sdデバイスの場合]
Mon Day HH:MM:SS node kernel: sd host:channel:id:lun:[device] Attached SCSI disk
[mpathデバイスの場合]
Mon Day HH:MM:SS node multipathd: device [maj:min]: path added to devmap dmpath
各変数の意味は以下のとおりです。
変数 | 意味 |
---|---|
Mon | 月 |
Day | 日 |
HH | 時 |
MM | 分 |
SS | 秒 |
node | ノード名 |
host | host番号 |
channel | channel番号 |
id | id番号 |
lun | lun番号 |
device | sdX (Xはデバイス識別名) |
maj | メジャ番号 |
min | マイナ番号 |
dmpath | mpathX (Xはデバイス識別名) |
以下の計算式で算出した時間をチューニングパラメタ SDX_STARTUP_WAIT_TIME に設定します。
[計算式]
1)と2)のメッセージの時間差 + 10 + 1800 (秒)
参照
SDX_STARTUP_WAIT_TIME の設定方法については、「6.2 iSCSI接続のディスク装置を使用する場合」を参照してください。
ERROR: netmirror DB file is invalid, class=class, volume=volume
説明
最新データを持つディスクを決定するための情報に不整合があるため、最新データを持つディスクが判断できません。
対処
「7.16.7 最新ディスクが自動選択できない場合の復旧方法」を参照してください。
ERROR: failed to add boot entry entry, exit-status=exitstat
説明
EFI ブートマネージャのブートオプション選択画面に、ブートエントリ entry を追加できませんでした。
exit-status が 137 以外の場合、efibootmgr(8) コマンドが終了ステータス exitstat で異常終了したことが原因です。
exit-status が 137 の場合は、efibootmgr(8) コマンドの実行が 300 秒以内に完了しなかったことが原因です。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。
ERROR: failed to delete boot entry entry, exit-status=exitstat
説明
EFI ブートマネージャのブートオプション選択画面から、ブートエントリ entry を削除できませんでした。
exit-status が 137 以外の場合、efibootmgr(8) コマンドが終了ステータス exitstat で異常終了したことが原因です。
exit-status が 137 の場合は、efibootmgr(8) コマンドの実行が 300 秒以内に完了しなかったことが原因です。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。
ERROR: failed to get boot entry information, exit-status=exitstat
説明
EFI ブートマネージャのブートオプション選択画面のブートエントリの情報が取得できませんでした。
exit-status が 137 以外の場合、efibootmgr(8) コマンドが終了ステータス exitstat で異常終了したことが原因です。
exit-status が 137 の場合は、efibootmgr(8) コマンドの実行が 300 秒以内に完了しなかったことが原因です。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。
ERROR: failed to change display order of boot entry, exit-status=exitstat
説明
EFI ブートマネージャのブートオプション選択画面のブートエントリの表示順番を変更できませんでした。
exit-status が 137 以外の場合、efibootmgr(8) コマンドが終了ステータス exitstat で異常終了したことが原因です。
exit-status が 137 の場合は、efibootmgr(8) コマンドの実行が 300 秒以内に完了しなかったことが原因です。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。
ERROR: failed to open temporary file, sdxfunc=sdxfunc, errno=errno
説明
一時ファイルがオープンできませんでした。
対処
調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。
ERROR: class: timeout on waiting configuration database relocation
説明
クラス class の構成データベースの配置完了の待合せがタイムアウトしました。
対処
システム起動時に本メッセージが出力された場合、システムを再起動してください。
クラス復旧時に本メッセージが出力された場合、コマンドを再実行してください。
再度、本メッセージが出力された場合、調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。
ERROR: class: closing down class, failed to update netmirror NVURM information
説明
ネットミラーグループの NVURM 情報を更新できなかったため、クラス class を閉塞しました。
対処
以下の対処を行ってください。
/var/opt 配下の空き容量がない場合
不要なファイルを削除して、/var/opt 配下の空き容量を100MB 以上に増やしてから、システムを再起動してください。
/var/opt 配下の空き容量がある場合
/var/opt/FJSVsdx/log/.sdxnetmirror_nvurm_class ファイルを cat コマンドで出力し、出力内容が文字化けしていないか確認してください。
文字化けしている場合は、ファイルを削除してからシステムを再起動してください。
文字化けしていない場合は、調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。
ERROR: failed to update netmirror NVURM information, class=class, volume=volume
説明
ネットミラーグループの NVURM 情報の更新が失敗しました。
対処
以下の対処を行ってください。
/var/opt 配下の空き容量がない場合
不要なファイルを削除して、/var/opt 配下の空き容量を100MB 以上に増やしてから、システムを再起動してください。
/var/opt 配下の空き容量がある場合
/var/opt/FJSVsdx/log/.sdxnetmirror_nvurm_class ファイルを cat コマンドで出力し、出力内容が文字化けしていないか確認してください。
文字化けしている場合は、ファイルを削除してからシステムを再起動してください。
文字化けしていない場合は、調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。
ERROR: class: closing down class, failed to update netmirror device information
説明
ネットミラーグループのデバイス情報を更新できなかったため、クラス class を閉塞しました。
対処
以下の対処を行ってください。
/var/opt 配下の空き容量がない場合
不要なファイルを削除して、/var/opt 配下の空き容量を100MB 以上に増やしてから、システムを再起動してください。
/var/opt 配下の空き容量がある場合
/var/opt/FJSVsdx/log/.sdxnetmirror_disable.db ファイルを cat コマンドで出力し、出力内容が文字化けしていないか確認してください。
文字化けしている場合は、ファイルを削除してからシステムを再起動してください。
文字化けしていない場合は、調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。
ERROR: hangup detected
説明
GDS のデーモンまたはドライバのハングアップを検出しました。
本メッセージ出力後、システムがパニックします。
ERROR: class: failed to start volume volume, status slice in local node must be recovered
説明
起動しているノードのスライスが切り離されている (status 状態になっている) ため、クラス class のネットミラーボリューム volume を起動できません。
対処
ERROR: failed to update netmirror device information, class=class
説明
クラス class のネットミラーグループのデバイス情報の更新が失敗しました。
対処
以下の対処を行ってください。
/var/opt 配下の空き容量がない場合
不要なファイルを削除して、/var/opt 配下の空き容量を100MB 以上に増やしてから、システムを再起動してください。
/var/opt 配下の空き容量がある場合
/var/opt/FJSVsdx/log/.sdxnetmirror_disable.db ファイルを cat コマンドで出力し、出力内容が文字化けしていないか確認してください。
文字化けしている場合は、ファイルを削除してからシステムを再起動してください。
文字化けしていない場合は、調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。
ERROR: lock is set on volume volume, node=node
説明
ノード node においてボリューム volume の起動ロックが設定されているため、ボリュームの起動に失敗しました。
対処
ボリュームを起動する必要がある場合は、起動ロックを解除するか、あるいは -e unlock オプションを指定してください。
ただし、volume がネットミラーボリュームの場合、「7.16 サーバ間ミラーリング」の復旧手順以外では、起動ロックの操作 (-e unlock オプションの指定も含む) は行わないでください。
ネットミラーボリュームを含むクラスタアプリケーションの起動処理で本メッセージが出力されている場合は、「7.16.7 最新ディスクが自動選択できない場合の復旧方法」を参照して復旧してください。
詳細は、「7.16.4 ネットミラーボリュームの起動ロック」を参照してください。
ERROR: class: failed to start volume volume, slice in local node must be recovered
説明
起動しているノードのスライスの状態に異常があるため、クラス class のネットミラーボリューム volume を起動できません。
対処
クラスタアプリケーションを強制起動する前に、起動しているノードのディスク上のスライスの状態を確認し、復旧してください。
スライスが ACTIVE 状態または STOP 状態の場合
ディスク障害の可能性があります。
対処方法は「D.1.1 スライス状態に関する異常」の「(1) ミラーボリュームを構成するミラースライスが INVALID 状態である。」 を参照してください。
その他の場合
「D.1.1 スライス状態に関する異常」を参照してください。
ERROR: val: interval must be integer
説明
GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の監視間隔 (SDX_HCHK_INTERVAL) の値が、数値以外のため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、「C.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log) には出力されません。
対処
「6.12.2 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_INTERVAL に設定されている値を修正します。
システムを再起動します。または、以下のコマンドでサービスを再起動します。
【RHEL6】
# /sbin/initctl restart sdxhealth |
【RHEL7】
# /usr/bin/systemctl restart fjsvsdxhealth.service |
以下のコマンドでサービスが running 状態となったことを確認します。
【RHEL6】
# initctl status sdxhealth |
【RHEL7】
# /usr/bin/systemctl status fjsvsdxhealth.service |
ERROR: val: too small interval
説明
GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の監視間隔 (SDX_HCHK_INTERVAL) の値が、指定可能な値より小さいため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、「C.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log) には出力されません。
対処
「6.12.2 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_INTERVAL に設定されている値を修正します。
システムを再起動します。または、以下のコマンドでサービスを再起動します。
【RHEL6】
# /sbin/initctl restart sdxhealth |
【RHEL7】
# /usr/bin/systemctl restart fjsvsdxhealth.service |
以下のコマンドでサービスが running 状態となったことを確認します。
【RHEL6】
# initctl status sdxhealth |
【RHEL7】
# /usr/bin/systemctl status fjsvsdxhealth.service |
ERROR: val: too large interval
説明
GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の監視間隔 (SDX_HCHK_INTERVAL) の値が、指定可能な値より大きいため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、「C.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log) には出力されません。
対処
「6.12.2 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_INTERVAL に設定されている値を修正します。
システムを再起動します。または、以下のコマンドでサービスを再起動します。
【RHEL6】
# /sbin/initctl restart sdxhealth |
【RHEL7】
# /usr/bin/systemctl restart fjsvsdxhealth.service |
以下のコマンドでサービスが running 状態となったことを確認します。
【RHEL6】
# initctl status sdxhealth |
【RHEL7】
# /usr/bin/systemctl status fjsvsdxhealth.service |
ERROR: val: criterion must be integer
説明
GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の判断時間 (SDX_HCHK_CRITERION) の値が、数値以外のため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、「C.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log) には出力されません。
対処
「6.12.2 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_CRITERION に設定されている値を修正します。
システムを再起動します。または、以下のコマンドでサービスを再起動します。
【RHEL6】
# /sbin/initctl restart sdxhealth |
【RHEL7】
# /usr/bin/systemctl restart fjsvsdxhealth.service |
以下のコマンドでサービスが running 状態となったことを確認します。
【RHEL6】
# initctl status sdxhealth |
【RHEL7】
# /usr/bin/systemctl status fjsvsdxhealth.service |
ERROR: val: too small criterion
説明
GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の判断時間 (SDX_HCHK_CRITERION) の値が、指定可能な値より小さいため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、「C.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log) には出力されません。
対処
「6.12.2 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_CRITERION に設定されている値を修正します。
システムを再起動します。または、以下のコマンドでサービスを再起動します。
【RHEL6】
# /sbin/initctl restart sdxhealth |
【RHEL7】
# /usr/bin/systemctl restart fjsvsdxhealth.service |
以下のコマンドでサービスが running 状態となったことを確認します。
【RHEL6】
# initctl status sdxhealth |
【RHEL7】
# /usr/bin/systemctl status fjsvsdxhealth.service |
ERROR: val: too large criterion
説明
GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の判断時間 (SDX_HCHK_CRITERION) の値が、指定可能な値より大きいため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、「C.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log) には出力されません。
対処
「6.12.2 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_CRITERION に設定されている値を修正します。
システムを再起動します。または、以下のコマンドでサービスを再起動します。
【RHEL6】
# /sbin/initctl restart sdxhealth |
【RHEL7】
# /usr/bin/systemctl restart fjsvsdxhealth.service |
以下のコマンドでサービスが running 状態となったことを確認します。
【RHEL6】
# initctl status sdxhealth |
【RHEL7】
# /usr/bin/systemctl status fjsvsdxhealth.service |
ERROR: interval val isn't larger than criterion val
説明
GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の判断時間 (SDX_HCHK_CRITERION) の値が監視間隔 (SDX_HCHK_INTERVAL) の値以上であるため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、「C.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log) には出力されません。
対処
「6.12.2 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_CRITERION または SDX_HCHK_INTERVAL に設定されている値を修正します。
システムを再起動します。または、以下のコマンドでサービスを再起動します。
【RHEL6】
# /sbin/initctl restart sdxhealth |
【RHEL7】
# /usr/bin/systemctl restart fjsvsdxhealth.service |
以下のコマンドでサービスが running 状態となったことを確認します。
【RHEL6】
# initctl status sdxhealth |
【RHEL7】
# /usr/bin/systemctl status fjsvsdxhealth.service |