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PRIMECLUSTER Global Disk Services  説明書 4.5
FUJITSU Software

C.3.2 エラーメッセージ (42000 - 42099)


42000

ERROR: read error on status slice object.volume, class=class:
      volume info:devno(maj,min)=v_devno(v_maj,v_min)
      device info:devno(maj,min)=p_devno(p_maj,p_min)
                   devname=device
      error info: blk in disk=blknodk, blk in slice=blknosl,
                   length=length, resid=resid, errno=errno

説明

status 状態のスライス object.volume に対するリード要求が異常終了しました。このスライスから構成されるボリューム、あるいは単独でアクセス可能なスライスへのリード要求はエラー復帰しました。
アプリケーションが正常に動作できなくなる可能性があるため、早急に復旧させる必要があります。

対処

ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して速やかに復旧させてください。


42001

ERROR: write error on status slice object.volume, class=class:
      volume info:devno(maj,min)=v_devno(v_maj,v_min)
      device info:devno(maj,min)=p_devno(p_maj,p_min)
                   devname=device
      error info: blk in disk=blknodk, blk in slice=blknosl,
                   length=length, resid=resid, errno=errno

説明

status 状態のスライス object.volume に対するライト要求が異常終了しました。このスライスから構成されるボリューム、あるいは単独でアクセス可能なスライスへのライト要求はエラー復帰しました。
アプリケーションが正常に動作できなくなる可能性があるため、早急に復旧させる必要があります。

対処

ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して速やかに復旧させてください。


42002

ERROR: open error on status slice object.volume, class=class:
      volume info:devno(maj,min)=v_devno(v_maj,v_min)
      device info:devno(maj,min)=p_devno(p_maj,p_min)
                  devname=device
      error info:oflag=oflag, errno=errno

説明

status 状態のスライス object.volume に対するオープン要求が異常終了しました。このスライスから構成されるボリューム、あるいは単独でアクセス可能なスライスへのオープン要求はエラー復帰しました。
アプリケーションが正常に動作できなくなる可能性があるため、早急に復旧させる必要があります。

対処

ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して速やかに復旧させてください。


42003

ERROR: read error and writeback error on status slice object.volume, class=class:
      volume info:devno(maj,min)=v_devno(v_maj,v_min)
      device info:devno(maj,min)=p_devno(p_maj,p_min)
                   devname=device
      error info: blk in disk=blknodk, blk in slice=blknosl,
                   length=length, resid=resid, errno=errno

説明

status 状態のスライス object.volume に対するリード要求およびライトバック要求が異常終了しました。このスライスから構成されるボリューム、あるいは単独でアクセス可能なスライスへのリード要求はエラー復帰しました。
アプリケーションが正常に動作できなくなる可能性があるため、早急に復旧させる必要があります。
ライトバックとは、リードエラーが発生した場合に、他のスライスからデータをリードして書き戻す処理です。

対処

ディスク障害の可能性があります。ディスクドライバのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して速やかに復旧させてください。


42006

ERROR: volume: closed down volume, class=class

説明

ボリューム volume を閉塞しました。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して速やかに復旧させてください。
復旧方法については、「D.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照してください。


42007

ERROR: class: cannot startup class, no valid configuration database, sdxerrno=errno

説明

クラス class に関する正当な構成データベースが見つからなかったため、クラス class を起動できませんでした。
クラス class に登録されているすべての (あるいは大半の) ディスクが使用できない場合、このメッセージが出力されます。

対処

D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42008

ERROR: class: cannot startup class, too few valid configuration database replicas, sdxerrno=errno

説明

クラス class に関する正当な構成データベースの数が足りなかったため、クラス class を起動できませんでした。
クラス class に登録されている多数のディスクが使用できない場合、このメッセージが出力されます。

対処

D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42009

ERROR: class: closing down class, no valid configuration database

説明

クラス class に関する正当な構成データベースが見つからなかったため、クラス class を閉塞しました。
クラス class に登録されているすべての (あるいは大半の) ディスクが使用できない場合、このメッセージが出力されます。

対処

D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42010

ERROR: class: closing down class, too few valid configuration database replicas

説明

クラス class に関する正当な構成データベースの数が足りなかったため、クラス class を閉塞しました。
クラス class に登録されている多数のディスクが使用できない場合、このメッセージが出力されます。

対処

D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42011

ERROR: failed to send request message on node node, details

説明

ノード node において要求メッセージの送信が失敗しました。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42012

ERROR: timeout on receiving reply message from node node, details

説明

他ノード node からの応答メッセージを受信中にタイムアウトが発生しました。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42013

ERROR: rejected request message on remote node node, details

説明

他ノード node において、要求メッセージの処理が拒否されました。

対処

ノード node 上のメッセージログを調査して、必要な対処を行ってください。復旧できない場合は調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42014

ERROR: class: failed to start type volumes, status volume volume exists, node=node

説明

status 状態のボリューム volume が存在しているため、クラス class 内の共用ボリュームの起動処理がノード node において失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

ボリューム volume の状態が異常です。まず、正常な状態に復旧してください。
復旧方法については、「D.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照してください。


42015

ERROR: class: failed to start and standby type volumes, status volume volume exists, node=node

説明

status 状態のボリューム volume が存在しているため、クラス class 内の共用ボリュームの起動および待機処理がノード node において失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

ボリューム volume の状態が異常です。まず、正常な状態に復旧してください。
復旧方法については、「D.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照してください。


42016

ERROR: class: failed to stop and standby type volumes, status volume volume exists, node=node

説明

status 状態のボリューム volume が存在しているため、クラス class 内の共用ボリュームの停止および待機処理がノード node において失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

ボリューム volume の状態が異常です。まず、正常な状態に復旧してください。
復旧方法については、「D.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照してください。


42017

ERROR: class: failed to stop type volumes, status volume volume exists, node=node

説明

status 状態のボリューム volume が存在しているため、クラス class 内の共用ボリュームの停止処理がノード node において失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

ボリューム volume の状態が異常です。正常な状態に復旧してください。
復旧方法については、「D.1.3 ボリューム状態に関する異常」を参照してください。


42018

ERROR: class: failed to start type volumes, class closed down, node=node

説明

クラス class は閉塞状態であるため、ボリュームの起動処理は失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

クラス class の閉塞状態を復旧してください。多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、rsyslogd のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42019

ERROR: class: failed to start and standby type volumes, class closed down, node=node

説明

クラス class は閉塞状態であるため、ボリュームの起動および待機処理は失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

クラス class の閉塞状態を復旧してください。多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、rsyslogd のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42020

ERROR: class: failed to stop and standby type volumes, class closed down, node=node

説明

クラス class は閉塞状態であるため、ボリュームの停止および待機処理は失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

クラス class の閉塞状態を復旧してください。多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、rsyslogd のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42021

ERROR: class: failed to stop type volumes, class closed down, node=node

説明

クラス class は閉塞状態であるため、ボリュームの停止処理は失敗しました。
type class のタイプ属性です。

対処

クラス class の閉塞状態を復旧してください。多数のディスク障害が発生している可能性があります。オブジェクトの状態、GDS のログメッセージ、rsyslogd のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。
復旧方法については、「D.1.4 クラス状態に関する異常」を参照してください。


42022

ERROR: class: closing down class, cluster-wide lock failure, sdxerrno=sdxerrno

説明

クラスタシステムにおけるノード間の排他制御で異常が発生しました。処理を続行することができないため、クラス class を閉塞します。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42023

ERROR: class: cannot startup class, cluster-wide lock failure, sdxerrno=errno

説明

クラスタシステムにおけるノード間の排他制御で異常が発生しました。処理を続行することができないため、クラス class を起動できませんでした。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42024

ERROR: class: closing down class, cluster communication failure, sdxerrno=sdxerrno

説明

クラスタシステムにおけるノード間の通信処理で異常が発生しました。処理を続行することができないため、クラス class を閉塞します。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42025

ERROR: class: cannot operate in cluster environment, created when cluster control facility not ready

説明

クラス class は、クラスタ制御が起動していないときに作成されたクラスであるため、クラスタ環境では使用できません。以下のいずれかの操作を行った場合に出力されます。

  1. リソース登録が完了していないノードで、class を作成した後に、リソース登録を実行した。

  2. リソース登録が完了しているクラスタ環境において、シングルユーザモードで class を作成した。

  3. class が存在するシングルノードをクラスタシステムに移行した。

対処

42026

ERROR: proxy: failed to copy with OPC, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で OPC 機能によるコピー処理実行中に、I/O エラーが発生し、コピー処理が失敗しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42027

ERROR: proxy: failed to copy with EC, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間の、EC 機能によるコピー処理実行中に、I/O エラーが発生し、コピー処理が失敗しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42028

ERROR: proxy: failed to copy with TimeFinder, source=disk, target=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間の、TimeFinder によるコピー処理実行中に、I/O エラーが発生し、コピー処理が失敗しました。
source はコピー元のディスク名、target はコピー先のディスク名、class はコピー元とコピー先のディスクが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42029

ERROR: proxy: failed to copy with SRDF, source=disk, target=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間の、SRDF によるコピー処理実行中に、I/O エラーが発生し、コピー処理が失敗しました。
source はコピー元のディスク名、target はコピー先のディスク名、class はコピー元とコピー先のディスクが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42030

ERROR: proxy: failed to start OPC, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、OPC の開始時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42031

ERROR: proxy: failed to stop OPC, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、OPC の停止時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42032

ERROR: proxy: failed to start EC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、EC セッションの開始時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42033

ERROR: proxy: failed to stop EC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、EC セッションの停止時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42034

ERROR: proxy: failed to suspend EC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、EC セッションの一時停止時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42035

ERROR: proxy: failed to resume EC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、EC セッションの再開時にエラーが発生しました。
source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42036

ERROR: proxy: failed to establish BCV pair, STD=disk, BCV=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、BCV ペアのエスタブリッシュ時にエラーが発生しました。
STD はスタンダードデバイスのディスク名、BCV は BCV デバイスのディスク名、class はスタンダードデバイスと BCV デバイスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42037

ERROR: proxy: failed to cancel BCV pair, STD=disk, BCV=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、BCV ペアのキャンセル時にエラーが発生しました。
STD はスタンダードデバイスのディスク名、BCV は BCV デバイスのディスク名、class はスタンダードデバイスと BCV デバイスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42038

ERROR: proxy: failed to split BCV pair, STD=disk, BCV=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、BCV ペアのスプリット時にエラーが発生しました。
STD はスタンダードデバイスのディスク名、BCV は BCV デバイスのディスク名、class はスタンダードデバイスと BCV デバイスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42039

ERROR: proxy: failed to re-establish BCV pair, STD=disk, BCV=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、BCV ペアのリエスタブリッシュ時にエラーが発生しました。
STD はスタンダードデバイスのディスク名、BCV は BCV デバイスのディスク名、class はスタンダードデバイスと BCV デバイスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42040

ERROR: proxy: failed to establish SRDF pair, source=disk, target=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、SRDF ペアのエスタブリッシュ時にエラーが発生しました。
source はソースのディスク名、target はターゲットのディスク名、class はソースとターゲットが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42041

ERROR: proxy: failed to cancel SRDF pair, source=disk, target=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、SRDF ペアのキャンセル時にエラーが発生しました。
source はソースのディスク名、target はターゲットのディスク名、class はソースとターゲットが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42042

ERROR: proxy: failed to split SRDF pair, source=disk, target=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、SRDF ペアのスプリット時にエラーが発生しました。
source はソースのディスク名、target はターゲットのディスク名、class はソースとターゲットが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42043

ERROR: proxy: failed to re-establish SRDF pair, source=disk, target=disk, class=class

説明

プロキシグループ proxy とマスタグループとの間で、SRDF ペアのリエスタブリッシュ時にエラーが発生しました。
source はソースのディスク名、target はターゲットのディスク名、class はソースとターゲットが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、および Dell EMC 社製ストレージ装置のログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42044

ERROR: disk is bound to RAW device. disabled disk, class=class

説明

GDS に登録されているディスクdisk が RAW デバイスにバインドされていることを検出したため、使用不可能な状態にしました。

対処

disk に対して、raw(8) コマンドにより RAW デバイスバインドを解除してください。
また、GDS に登録されているディスクに対しては、RAW デバイスへのバインド処理を行わないでください。


42049

ERROR: proxy: failed to copy with QuickOPC, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、QuickOPC 機能によるコピー処理実行中に、I/O エラーが発生し、コピー処理が失敗しました。

source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42050

ERROR: proxy: failed to start QuickOPC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、QuickOPC セッションの開始時にエラーが発生しました。

source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42051

ERROR: proxy: failed to stop QuickOPC session, source=disk.volume, target=disk.volume, class=class

説明

プロキシボリューム proxy とマスタボリュームとの間で、QuickOPC セッションの停止時にエラーが発生しました。

source はコピー元のスライス名、target はコピー先のスライス名、class はコピー元とコピー先のスライスが属しているクラスのクラス名です。

対処

直前に出力されている GDS のログメッセージ、ディスクドライバのログメッセージ、ETERNUS ディスクアレイのログメッセージなどをもとにして、故障原因を特定して復旧させてください。


42052

ERROR: failed to detach slice:
        volume info: devno(maj,min)=v_devno(v_maj,v_min)
        device info: devno(maj,min)=p_devno(p_maj,p_min)

説明

I/Oエラーによるスライスの切り離しが失敗しました。

対処

LEFTCLUSTER状態を回復してください。LEFTCLUSTER状態の回復方法については、「PRIMECLUSTER Cluster Foundation導入運用手引書」を参照してください。


42054

ERROR: volume: failed to lock netmirror volume, class=class

説明

ネットミラーボリュームのロックに失敗しました。このメッセージが出力された後、クラスclassは閉塞します。

対処

両ノードを停止した後、メッセージが出力されたノード以外のノードから順に起動してください。


42055

ERROR: check the iSCSI device has timeout, iSCSI=num

説明

システム起動時に、GDSの起動スクリプトにおいて、チューニングパラメタSDX_STARTUP_WAIT_TIMEで指定された秒数を経過してもクラスに登録されているiSCSI接続のディスク装置が認識できない場合、システムログに本メッセージが出力されます。num は認識できなかったiSCSIデバイスの個数です。

参照

SDX_STARTUP_WAIT_TIMEについては、「6.2 iSCSI接続のディスク装置を使用する場合」を参照してください。

対処

iSCSI接続のディスク装置を確認し、故障している場合は故障箇所を復旧してください。故障していない場合は以下の設定を行ってください。

  1. システムログで、以下のメッセージの時刻を確認します。

    Mon Day HH:MM:SS node devlabel: devlabel service started/restarted
  2. 1)のメッセージの出力後、システムログに以下のメッセージが出力されます。最後に出力されたメッセージの時刻を確認します。

    [sdデバイスの場合]

    Mon Day HH:MM:SS node kernel: sd host:channel:id:lun:[device] Attached SCSI disk

    [mpathデバイスの場合]

    Mon Day HH:MM:SS node multipathd: device [maj:min]: path added to devmap dmpath

    各変数の意味は以下のとおりです。

    変数

    意味

    Mon

    Day

    HH

    MM

    SS

    node

    ノード名

    host

    host番号

    channel

    channel番号

    id

    id番号

    lun

    lun番号

    device

    sdX (Xはデバイス識別名)

    maj

    メジャ番号

    min

    マイナ番号

    dmpath

    mpathX (Xはデバイス識別名)

  3. 以下の計算式で算出した時間をチューニングパラメタ SDX_STARTUP_WAIT_TIME に設定します。

    [計算式]

    1)と2)のメッセージの時間差 + 10 + 1800 (秒)

    参照

    SDX_STARTUP_WAIT_TIME の設定方法については、「6.2 iSCSI接続のディスク装置を使用する場合」を参照してください。


42056

ERROR: netmirror DB file is invalid, class=class, volume=volume

説明

最新データを持つディスクを決定するための情報に不整合があるため、最新データを持つディスクが判断できません。

対処

42057

ERROR: failed to add boot entry entry, exit-status=exitstat

説明

EFI ブートマネージャのブートオプション選択画面に、ブートエントリ entry を追加できませんでした。

exit-status が 137 以外の場合、efibootmgr(8) コマンドが終了ステータス exitstat で異常終了したことが原因です。

exit-status が 137 の場合は、efibootmgr(8) コマンドの実行が 300 秒以内に完了しなかったことが原因です。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。


42058

ERROR: failed to delete boot entry entry, exit-status=exitstat

説明

EFI ブートマネージャのブートオプション選択画面から、ブートエントリ entry を削除できませんでした。

exit-status が 137 以外の場合、efibootmgr(8) コマンドが終了ステータス exitstat で異常終了したことが原因です。

exit-status が 137 の場合は、efibootmgr(8) コマンドの実行が 300 秒以内に完了しなかったことが原因です。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。


42059

ERROR: failed to get boot entry information, exit-status=exitstat

説明

EFI ブートマネージャのブートオプション選択画面のブートエントリの情報が取得できませんでした。

exit-status が 137 以外の場合、efibootmgr(8) コマンドが終了ステータス exitstat で異常終了したことが原因です。

exit-status が 137 の場合は、efibootmgr(8) コマンドの実行が 300 秒以内に完了しなかったことが原因です。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。


42060

ERROR: failed to change display order of boot entry, exit-status=exitstat

説明

EFI ブートマネージャのブートオプション選択画面のブートエントリの表示順番を変更できませんでした。

exit-status が 137 以外の場合、efibootmgr(8) コマンドが終了ステータス exitstat で異常終了したことが原因です。

exit-status が 137 の場合は、efibootmgr(8) コマンドの実行が 300 秒以内に完了しなかったことが原因です。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。


42061

ERROR: failed to open temporary file, sdxfunc=sdxfunc, errno=errno

説明

一時ファイルがオープンできませんでした。

対処

調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。


42062

ERROR: class: timeout on waiting configuration database relocation

説明

クラス class の構成データベースの配置完了の待合せがタイムアウトしました。

対処

システム起動時に本メッセージが出力された場合、システムを再起動してください。

クラス復旧時に本メッセージが出力された場合、コマンドを再実行してください。

再度、本メッセージが出力された場合、調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。


42063

ERROR: class: closing down class, failed to update netmirror NVURM information

説明

ネットミラーグループの NVURM 情報を更新できなかったため、クラス class を閉塞しました。

対処

以下の対処を行ってください。

  • /var/opt 配下の空き容量がない場合
    不要なファイルを削除して、/var/opt 配下の空き容量を100MB 以上に増やしてから、システムを再起動してください。

  • /var/opt 配下の空き容量がある場合
    /var/opt/FJSVsdx/log/.sdxnetmirror_nvurm_class ファイルを cat コマンドで出力し、出力内容が文字化けしていないか確認してください。
    文字化けしている場合は、ファイルを削除してからシステムを再起動してください。
    文字化けしていない場合は、調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42064

ERROR: failed to update netmirror NVURM information, class=class, volume=volume

説明

ネットミラーグループの NVURM 情報の更新が失敗しました。

対処

以下の対処を行ってください。

  • /var/opt 配下の空き容量がない場合
    不要なファイルを削除して、/var/opt 配下の空き容量を100MB 以上に増やしてから、システムを再起動してください。

  • /var/opt 配下の空き容量がある場合
    /var/opt/FJSVsdx/log/.sdxnetmirror_nvurm_class ファイルを cat コマンドで出力し、出力内容が文字化けしていないか確認してください。
    文字化けしている場合は、ファイルを削除してからシステムを再起動してください。
    文字化けしていない場合は、調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42065

ERROR: class: closing down class, failed to update netmirror device information

説明

ネットミラーグループのデバイス情報を更新できなかったため、クラス class を閉塞しました。

対処

以下の対処を行ってください。

  • /var/opt 配下の空き容量がない場合
    不要なファイルを削除して、/var/opt 配下の空き容量を100MB 以上に増やしてから、システムを再起動してください。

  • /var/opt 配下の空き容量がある場合
    /var/opt/FJSVsdx/log/.sdxnetmirror_disable.db ファイルを cat コマンドで出力し、出力内容が文字化けしていないか確認してください。
    文字化けしている場合は、ファイルを削除してからシステムを再起動してください。
    文字化けしていない場合は、調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42066

ERROR: hangup detected

説明

GDS のデーモンまたはドライバのハングアップを検出しました。
本メッセージ出力後、システムがパニックします。


42067

ERROR: class: failed to start volume volume, status slice in local node must be recovered

説明

起動しているノードのスライスが切り離されている (status 状態になっている) ため、クラス class のネットミラーボリューム volume を起動できません。

対処

クラスタアプリケーションを強制起動する前に、起動しているノードの status 状態のスライスを復旧してください。

復旧方法は「7.16.5 1ノードのみで運用する方法」を参照してください。


42068

ERROR: failed to update netmirror device information, class=class

説明

クラス class のネットミラーグループのデバイス情報の更新が失敗しました。

対処

以下の対処を行ってください。

  • /var/opt 配下の空き容量がない場合

    不要なファイルを削除して、/var/opt 配下の空き容量を100MB 以上に増やしてから、システムを再起動してください。

  • /var/opt 配下の空き容量がある場合

    /var/opt/FJSVsdx/log/.sdxnetmirror_disable.db ファイルを cat コマンドで出力し、出力内容が文字化けしていないか確認してください。
    文字化けしている場合は、ファイルを削除してからシステムを再起動してください。
    文字化けしていない場合は、調査資料を採取して、当社の技術員へ連絡してください。


42069

ERROR: lock is set on volume volume, node=node

説明

ノード node においてボリューム volume の起動ロックが設定されているため、ボリュームの起動に失敗しました。

対処

ボリュームを起動する必要がある場合は、起動ロックを解除するか、あるいは -e unlock オプションを指定してください。

ただし、volume がネットミラーボリュームの場合、「7.16 サーバ間ミラーリング」の復旧手順以外では、起動ロックの操作 (-e unlock オプションの指定も含む) は行わないでください。

ネットミラーボリュームを含むクラスタアプリケーションの起動処理で本メッセージが出力されている場合は、「7.16.7 最新ディスクが自動選択できない場合の復旧方法」を参照して復旧してください。

詳細は、「7.16.4 ネットミラーボリュームの起動ロック」を参照してください。


42070

ERROR: class: failed to start volume volume, slice in local node must be recovered

説明

起動しているノードのスライスの状態に異常があるため、クラス class のネットミラーボリューム volume を起動できません。

対処

クラスタアプリケーションを強制起動する前に、起動しているノードのディスク上のスライスの状態を確認し、復旧してください。

42071

ERROR: val: interval must be integer

説明

GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の監視間隔 (SDX_HCHK_INTERVAL) の値が、数値以外のため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、「C.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log) には出力されません。

対処

  1. 6.12.2 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_INTERVAL に設定されている値を修正します。

  2. システムを再起動します。または、以下のコマンドでサービスを再起動します。

    【RHEL6】

    # /sbin/initctl restart sdxhealth

    【RHEL7】

    # /usr/bin/systemctl restart fjsvsdxhealth.service
  3. 以下のコマンドでサービスが running 状態となったことを確認します。

    【RHEL6】

    # initctl status sdxhealth
    sdxhealth start/running, ~

    【RHEL7】

    # /usr/bin/systemctl status fjsvsdxhealth.service
    * fjsvsdxhealth.service - PRIMECLUSTER Global Disk Services hang up monitor service ~ Active: active (running) ~ ~

42072

ERROR: val: too small interval

説明

GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の監視間隔 (SDX_HCHK_INTERVAL) の値が、指定可能な値より小さいため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、「C.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log) には出力されません。

対処

  1. 6.12.2 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_INTERVAL に設定されている値を修正します。

  2. システムを再起動します。または、以下のコマンドでサービスを再起動します。

    【RHEL6】

    # /sbin/initctl restart sdxhealth

    【RHEL7】

    # /usr/bin/systemctl restart fjsvsdxhealth.service
  3. 以下のコマンドでサービスが running 状態となったことを確認します。

    【RHEL6】

    # initctl status sdxhealth
    sdxhealth start/running, ~

    【RHEL7】

    # /usr/bin/systemctl status fjsvsdxhealth.service
    * fjsvsdxhealth.service - PRIMECLUSTER Global Disk Services hang up monitor service ~ Active: active (running) ~ ~

42073

ERROR: val: too large interval

説明

GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の監視間隔 (SDX_HCHK_INTERVAL) の値が、指定可能な値より大きいため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、「C.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log) には出力されません。

対処

  1. 6.12.2 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_INTERVAL に設定されている値を修正します。

  2. システムを再起動します。または、以下のコマンドでサービスを再起動します。

    【RHEL6】

    # /sbin/initctl restart sdxhealth

    【RHEL7】

    # /usr/bin/systemctl restart fjsvsdxhealth.service
  3. 以下のコマンドでサービスが running 状態となったことを確認します。

    【RHEL6】

    # initctl status sdxhealth
    sdxhealth start/running, ~

    【RHEL7】

    # /usr/bin/systemctl status fjsvsdxhealth.service
    * fjsvsdxhealth.service - PRIMECLUSTER Global Disk Services hang up monitor service ~ Active: active (running) ~ ~

42074

ERROR: val: criterion must be integer

説明

GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の判断時間 (SDX_HCHK_CRITERION) の値が、数値以外のため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、「C.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log) には出力されません。

対処

  1. 6.12.2 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_CRITERION に設定されている値を修正します。

  2. システムを再起動します。または、以下のコマンドでサービスを再起動します。

    【RHEL6】

    # /sbin/initctl restart sdxhealth

    【RHEL7】

    # /usr/bin/systemctl restart fjsvsdxhealth.service
  3. 以下のコマンドでサービスが running 状態となったことを確認します。

    【RHEL6】

    # initctl status sdxhealth
    sdxhealth start/running, ~

    【RHEL7】

    # /usr/bin/systemctl status fjsvsdxhealth.service
    * fjsvsdxhealth.service - PRIMECLUSTER Global Disk Services hang up monitor service ~ Active: active (running) ~ ~

42075

ERROR: val: too small criterion

説明

GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の判断時間 (SDX_HCHK_CRITERION) の値が、指定可能な値より小さいため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、「C.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log) には出力されません。

対処

  1. 6.12.2 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_CRITERION に設定されている値を修正します。

  2. システムを再起動します。または、以下のコマンドでサービスを再起動します。

    【RHEL6】

    # /sbin/initctl restart sdxhealth

    【RHEL7】

    # /usr/bin/systemctl restart fjsvsdxhealth.service
  3. 以下のコマンドでサービスが running 状態となったことを確認します。

    【RHEL6】

    # initctl status sdxhealth
    sdxhealth start/running, ~

    【RHEL7】

    # /usr/bin/systemctl status fjsvsdxhealth.service
    * fjsvsdxhealth.service - PRIMECLUSTER Global Disk Services hang up monitor service ~ Active: active (running) ~ ~

42076

ERROR: val: too large criterion

説明

GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の判断時間 (SDX_HCHK_CRITERION) の値が、指定可能な値より大きいため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、「C.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log) には出力されません。

対処

  1. 6.12.2 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_CRITERION に設定されている値を修正します。

  2. システムを再起動します。または、以下のコマンドでサービスを再起動します。

    【RHEL6】

    # /sbin/initctl restart sdxhealth

    【RHEL7】

    # /usr/bin/systemctl restart fjsvsdxhealth.service
  3. 以下のコマンドでサービスが running 状態となったことを確認します。

    【RHEL6】

    # initctl status sdxhealth
    sdxhealth start/running, ~

    【RHEL7】

    # /usr/bin/systemctl status fjsvsdxhealth.service
    * fjsvsdxhealth.service - PRIMECLUSTER Global Disk Services hang up monitor service ~ Active: active (running) ~ ~

42077

ERROR: interval val isn't larger than criterion val

説明

GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf に設定されているハングアップ監視機能の判断時間 (SDX_HCHK_CRITERION) の値が監視間隔 (SDX_HCHK_INTERVAL) の値以上であるため、ハングアップ監視機能が起動できません。
本メッセージは、「C.3 デーモンのメッセージ」 に記載されているデーモンのログファイル (sdxservd.log) には出力されません。

対処

  1. 6.12.2 ハングアップ監視機能」 の 「パラメタの変更方法」 を参照して、 GDS の設定ファイル /etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf の SDX_HCHK_CRITERION または SDX_HCHK_INTERVAL に設定されている値を修正します。

  2. システムを再起動します。または、以下のコマンドでサービスを再起動します。

    【RHEL6】

    # /sbin/initctl restart sdxhealth

    【RHEL7】

    # /usr/bin/systemctl restart fjsvsdxhealth.service
  3. 以下のコマンドでサービスが running 状態となったことを確認します。

    【RHEL6】

    # initctl status sdxhealth
    sdxhealth start/running, ~

    【RHEL7】

    # /usr/bin/systemctl status fjsvsdxhealth.service
    * fjsvsdxhealth.service - PRIMECLUSTER Global Disk Services hang up monitor service ~ Active: active (running) ~ ~