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PRIMECLUSTER Global Disk Services  説明書 4.5
FUJITSU Software

6.2 iSCSI接続のディスク装置を使用する場合

GDSの起動処理の待ち合わせの時間を、以下のチューニングパラメタで設定できます。

パラメタ

説明

SDX_STARTUP_WAIT_TIME=time

システム起動時に、iSCSIデバイスがシステムで認識されるのを待ち合わせる時間(秒)を設定します。
デフォルト値は1800です。
指定可能な値は0から43200です。
0を設定した場合、待合せを行いません。

SDX_ISCSI_INTERVAL=time

システム起動時に、iSCSIデバイスの確認を行う時間間隔(秒)を設定します。
デフォルト値は2です。
指定可能な値は 1から3600です。

チューニングパラメタの設定方法
  1. チューニングパラメタは、/etc/opt/FJSVsdx/sdx.cf ファイルに設定します。

  2. パラメタの設定後はシステムを再起動してください。システム再起動後から設定が有効になります。

ポイント

通常、このチューニングパラメタを設定する必要はありません。

システム起動時に以下のメッセージが出力された場合、チューニングパラメタを設定してください。

ERROR: check the iSCSI device has timeout, iSCSI=num

詳細は、「C.3.2 エラーメッセージ (42000 - 42099)」の「メッセージ42055」の説明と対処を参照してください。