キープ (keep) タイプを指定して、ディスクをルートクラスへ登録することによって、ディスク中のデータを保持したままミラーリングすることができます。ただし、以下の条件に合致する場合は登録できません。条件が満たされるようにディスクの構成を変更したうえで、再度登録してください。
ディスクのスライス番号がすべて使用されている。つまり、ディスクに最大数 (7 個) のスライスが作成されている。
占有スライスとして使用するのに十分なサイズの空き領域、またはスワップ域がディスクに存在しない。
空き領域 (またはスワップ域) として必要なサイズは、「A.2.7 ディスクサイズ」を参照してください。
なお、システムディスク (動作中の /、/usr、/var、またはスワップ域が存在するディスク) 以外の物理ディスクをキープディスクとして登録する場合は、物理ディスク上のすべてのスライスを、オープンされていない状態にしておく必要があります。例えば、スライスがファイルシステムとしてマウントされている場合は、アンマウントしておく必要があります。
キープディスクをローカルクラスや共用クラスへ登録することはできません。