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Interstage Application Server V12.1.0 移行ガイド
FUJITSU Software

5.5 Interstage HTTP Serverの移行

ここでは、Interstage HTTP Serverについて、以下を説明します。

参照

ディレクティブの詳細については、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”の“ディレクティブ一覧”を参照してください。

Interstage Application Server V12.1での変更内容

Interstage Application Server V12.1(Interstage V12.1)での変更内容を以下に示します。


.htaccessファイルに<Limit>または<LimitExcept>ディレクティブを設定した際の動作

.htaccessファイルの<Limit>または<LimitExcept>ディレクティブに設定誤りがあった場合、.htaccessファイルが有効なリクエストを受信した時の動作が、以下のように変更されました。


Interstage Application Server V12.0での変更内容

Interstage Application Server V12.0(Interstage V12.0)での変更内容を以下に示します。


トレーラフィールドのヘッダの処理

チャンク転送コーディングのメッセージ本文において、トレーラフィールドに指定されたヘッダに応じた処理の動作が以下のように変更されました。


圧縮されたリクエストメッセージ本文を展開する際の最大サイズ

リクエストメッセージ本文の展開機能が有効(SetInputFilterディレクティブに「DEFLATE」を設定しているなど)である場合、Webサーバが圧縮されたリクエストメッセージ本文を展開する際の最大サイズが、以下のように変更されました。


圧縮されたリクエストメッセージ本文の分割データの展開処理

リクエストメッセージ本文の展開機能が有効(SetInputFilterディレクティブに「DEFLATE」を設定しているなど)である場合、Webサーバが圧縮されたリクエストメッセージ本文を展開する際の分割データの展開処理が、以下のように変更されました。


Interstage Application Server V11.1.1での変更内容

Interstage Application Server V11.1.1(Interstage V11.1.1)での変更内容を以下に示します。


圧縮されたリクエストメッセージ本文を展開する際の最大サイズ

リクエストメッセージ本文の展開機能が有効(SetInputFilterディレクティブに「DEFLATE」を設定しているなど)である場合、Webサーバが圧縮されたリクエストメッセージ本文を展開する際の最大サイズが、以下のように変更されました。


圧縮されたリクエストメッセージ本文の分割データの展開処理

リクエストメッセージ本文の展開機能が有効(SetInputFilterディレクティブに「DEFLATE」を設定しているなど)である場合、Webサーバが圧縮されたリクエストメッセージ本文を展開する際の分割データの展開処理が、以下のように変更されました。


Interstage Application Server V10.1での変更内容

Interstage Application Server V10.1(Interstage V10.1)での変更内容を説明します。


Interstage V10.1以降、クライアントから送信されるHTTPリクエストのRangeヘッダフィールド、およびRequest-Rangeヘッダフィールドに指定された範囲指定の数により、以下が変更されました。


範囲指定の最大数について

範囲指定の最大数が以下のように変更されました。

応答形式について

応答形式が以下のように変更されました。

HTTP Keep-Alive機能について

以下の条件における動作が変更されました。

  1. HTTP Keep-Alive機能が有効である(KeepAliveディレクティブに「On」を設定している)場合。かつ、

  2. 環境変数「downgrade-1.0」または「force-no-vary」を指定したディレクティブを設定している場合。かつ、

  3. 以下の条件を満たすリクエストを受信した場合。

    1. 範囲指定数が32を超過する場合。かつ、

    2. Connectionヘッダに「Keep-Alive」が指定されている場合。かつ、

    3. 環境変数「downgrade-1.0」または「force-no-vary」が有効となる場合。


Interstage Application Server V10.0での変更内容

Interstage Application Server V10.0(Interstage V10.0)での変更内容を説明します。


オンライン照合機能で使用するディレクトリサーバ

オンライン照合機能の運用時に使用するディレクトリサーバとして、Interstageディレクトリサービスに加えて、Active Directoryが使用可能となります。ただし、Interstageディレクトリサービスを使用して構築したディレクトリサーバ環境は、移行できません。Active Directoryを使用したディレクトリサーバ環境を再構築してください。ディレクトリサーバの環境設定については、“セキュリティシステム運用ガイド”の“Interstage HTTP Serverの認証とアクセス制御の設定”-“オンライン照合”を参照してください。


作成可能なWebサーバの最大数について

Interstage管理コンソールまたはihscreateコマンドで作成可能なWebサーバの最大数が、以下のように変更されました。

SSL運用中、証明書有効期限が切れたとき/切れる前に出力される警告メッセージについて

SSL運用中のメッセージ出力が以下のように変更されました。

Interstage Application Server V9.0での変更内容

Interstage Application Server V9.0(Interstage V9.0)での変更内容を説明します。


Interstage HTTP ServerのベースとなるApache HTTP Serverのバージョン変更

Interstage HTTP Serverは、Apache HTTP Server 1.3ベースからApache HTTP Server 2.0ベースのWebサーバへ変更されました。V8.0以前のInterstage HTTP Server(Apache HTTP Server 1.3ベース)からInterstage HTTP Server(Apache HTTP Server 2.0ベース)へ移行する場合は、「2.1.1 8.0以前のInterstage HTTP Server(Apache HTTP Server 1.3ベース)からの移行」を参照して移行してください。