Interstage JMXサービスの初期設定の変更
Interstage Application Server V12.0での変更
Interstage Application Server V12.0以降のInterstage JMXサービスでは、サービス起動時の初期設定を以下のように変更しています。
isjmx.xmlファイルのserverタグのoptions属性の初期設定値
Interstage V11.2以前 | -Xmx256m -XX:MaxPermSize=128m(Perm領域の最大サイズを128MBに指定) |
Interstage V12.0以降 | -Xmx256m -XX:MaxMetaspaceSize=128m(メタスペースの最大サイズを128MBに指定) |
Interstage Application Server V9.0での変更
Interstage Application Server/Interstage Web Server V9.0以降のInterstage JMXサービスでは、サービス起動時の初期設定を以下のように変更しています。Interstage Application Server 8.0以前のInterstage JMXサービスと同じ環境を構築したい場合は注意してください。
isjmx.xmlファイルのserverタグのoptions属性の初期設定値
Interstage 8.0以前 | -Xmx256m(Perm領域の最大サイズの指定はなし、指定なしの場合のデフォルトは64MB) |
Interstage V9.0以降 | -Xmx256m -XX:MaxPermSize=128m(Perm領域の最大サイズを128MBに指定) |
Perm領域の不足によるInterstage JMXサービスのメモリ不足発生を防ぐために変更しました。
RMI通信で要求を受け付けるポート番号を固定ポートに変更
Interstage Application Server/Interstage Web Server V9.0以降のInterstage JMXサービスでは、RMI通信で要求を受け付けるポート番号を固定ポートで設定するように変更しました。デフォルトでは12230のポート番号を使用します。
ポート番号のカスタマイズを行う場合は、「運用ガイド(基本編)」の「Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ」を参照してください。
バックアップ・リストア
Interstage Application Server V7.0(Interstage V7.0)以前のInterstage JMXサービスでは、Windows(R)でInterstage JMXサービスの資源をバックアップまたはリストアする場合に、isguibackupコマンド、isguirestoreコマンドを使用していました。
Interstage Application Server 8.0以降は、Solaris/Linuxと同様にisjmxbackupコマンド、isjmxrestoreコマンドを使用します。
Interstage V7.0以前のInterstage JMXサービス資源をバックアップ・リストアする場合は、isguibackupコマンドでバックアップした資源を指定して、isjmxrestoreコマンドでリストアを行ってください。
Interstage JMXサービスのタイムアウト値の変更
Interstage V7.0では、Interstage JMXサービスのタイムアウト値が、60分から20分に変更されています。