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PRIMECLUSTER  Web-Based Admin View操作手引書 4.5
FUJITSU Software

3.2 画面の起動

全ての準備が整ったら、Web-Based Admin ViewのGUI画面を起動します。

◆操作手順

コマンドからの起動 (推奨)
  1. クライアントで<Win>+<R>キーを押して、[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスを開きます。

  2. 以下の形式でjavawsコマンドを入力し、管理サーバにアクセスしてください。

    javaws http://<ホスト名>:<ポート番号>/
Webブラウザからの起動 (Java Web Startを使用する場合)
  1. クライアントでWebブラウザを起動します。

  2. 以下の形式でURLを指定して、管理サーバにアクセスしてください。

    http://<ホスト名>:<ポート番号>/
  3. Microsoft Edgeブラウザを使用している場合、ブラウザの下段に表示されるファイルダウンロード完了の通知バーで[開く]をクリックしてください。
    ファイルダウンロード確認の通知バーが表示された場合は、ファイルを[保存]して、[開く]をクリックしてください。

    注意

    • WebブラウザからJava Web Startを使用して画面を起動した場合、ダウンロードされるファイル名はWebStart.jnlp以外となる場合があります。

    • WebブラウザからJava Web Startを使用して画面を起動した場合、Web-Based Admin View画面とログインダイアログの起動後、Webブラウザにタブが残ります。このタブは、画面起動後はWeb-Based Admin View画面と連動しないため、タブを閉じても問題ありません。

    • Windowsのマルチディスプレイ機能による拡張画面を使用する環境で、WebブラウザからJava Web Start画面を起動する場合、画面が起動できない、または画面サイズが縮小・拡大される場合があります。
      この場合、以下の手順で画面設定を変更してください。

      - Windows(R) 8.1、Windows Server(R) 2012、 Windows Server(R) 2012 R2の場合

      1. [コントロールパネル]-[画面の解像度の調整]を選択します。

      2. [テキストやその他の項目の大きさの変更]を選択します。

      3. [全てのディスプレイで同じ拡大率を使用する]を選択します。

      4. [適用]をクリックします。

      - Windows(R) 10 (バージョン1607以前)、Windows Server(R) 2016の場合

      1. [設定](歯車のアイコン)-[システム]-[ディスプレイ]を選択します。

      2. [ディスプレイの詳細設定]を選択します。

      3. 関連設定の[テキストやその他の項目のサイズ調整]を選択します。

      4. 項目サイズ変更の[カスタムの拡大率を設定]を選択します。

      5. 表示された画面でプルダウンの項目の倍率を変更してください。
        変更できる数値は 100% ~ 500% までです。
        数値に関しては環境に合うように設定してください。

      6. 数値の変更が完了したら、[OK]をクリックします。

      7. [適用]をクリックします。

      - Windows(R) 10 (バージョン1703以降)の場合

      1. [設定](歯車のアイコン)-[システム]-[ディスプレイ]を選択します。

      2. [カスタムスケーリング]を選択します。

      3. 表示された画面で倍率を入力してください。
        設定できる数値は 100% ~ 500% までです。
        数値に関しては環境に合うように設定してください。

      4. 数値の入力が完了したら、[適用]をクリックします。

Webブラウザからの起動 (Java Plug-inを使用する場合)
  1. クライアントでWebブラウザを起動します。

  2. 以下の形式でURLを指定して、管理サーバにアクセスしてください。

    http://<ホスト名>:<ポート番号>/Plugin.cgi

    <ホスト名>

    プライマリまたはセカンダリ管理サーバの"クライアント向けに使用するIPアドレス、またはホスト名(httpip)"。

    httpipのデフォルト値は、"uname -n"実行時出力されるノード名に割り当てられているIPアドレスです。

    <ポート番号>

    "8081"を指定してください。

    なお、"7.2.1 httpポート番号を変更する"でポート番号を変更した場合には、そのポート番号を指定してください。

    注意

    • <ホスト名>にホスト名を指定したときにWeb-Based Admin View画面が起動できない場合は、ホスト名に対応するIPアドレスを直接指定してください。

    • <ホスト名>にIPv6アドレスを指定する場合は、角括弧[ ]で囲んでください。
      (例 http://[1080:2090:30a0:40b0:50c0:60d0:70e0:80f0]:8081/Plugin.cgi)

    • 運用管理製品によってアクセス方法が異なる場合があるので十分に注意してください。アクセス方法が異なる運用管理製品を同時に使用する場合には、"3.3.4 アクセス方法が異なる運用管理製品の同時使用について"を参照してください。

    • URLに本指定を行った場合、起動している管理サーバにアクセスします。プライマリ管理サーバが起動していた場合、指定したホストがセカンダリ管理サーバであったとしてもプライマリ管理サーバに接続されます。プライマリ管理サーバが停止している場合、起動しているセカンダリ管理サーバへ接続します。プライマリ管理サーバが起動していた場合にセカンダリ管理サーバへ接続したい場合は、以下を指定することによりアクセスすることができます。

      http://<ホスト名>:<ポート番号>/Plugin.html
    • 上記URLを指定した場合、起動中の管理サーバが自動的に選択されます。特定の管理サーバを指定して接続する場合、以下のURLを指定してください。

      • コマンドからの起動

        javaws http://<ホスト名>:<ポート番号>/WebStart.jnlp
      • Webブラウザからの起動 (Java Web Startを使用する場合)

        http://<ホスト名>:<ポート番号>/WebStart.jnlp
      • Webブラウザからの起動 (Java Plug-inを使用する場合)

        http://<ホスト名>:<ポート番号>/Plugin.html
  3. Web-Based Admin Viewを起動すると以下のようなユーザ名入力の画面が表示されます。

    管理サーバに登録されているユーザ名、パスワードを入力し、<確認>を選択してください。

    注意

    • この画面は、右上端の「×」を選択しても画面を終了することはできません。

    • ユーザ名入力画面の表示前に、以下のいずれかのポップアップ警告が表示される場合があります。このポップアップ警告は、署名付きJavaアプリケーションを無制限のアクセス権限で実行する際のユーザ確認メッセージです。問題ないため、<実行>ボタンを押して処理を続行してください。

  4. 認証が終了すると、Web-Based Admin Viewを使用することができます。


注意

  • 1つのクライアント上で複数のWeb-Based Admin Viewを起動しないでください。

  • クライアント上に JRE がインストールされていない状態で、Web-Based Admin View に接続すると、JRE1.2.1 のインストールを指示するメッセージが表示されます。この場合、"3.1.2 クライアント環境を準備する"に記載されている Java Plug-in をインストールした後、再度接続してください。

  • Web-Based Admin View画面を起動した後に、ブラウザの<進む>/<次>、<戻る>、<再読み込み>/<更新>ボタンを押してページを変更しないでください。

  • ブラウザによっては動作中に画面がとまってしまう場合があります。

    • ブラウザが消滅した場合、ブラウザを再起動し消滅前に接続していたURLに再接続してください。

    • ブラウザが動作しなくなった場合(何の反応もしなくなった場合)、URLを再読込みするか、ブラウザを再起動してください。

    • Web-Based Admin View起動直後に、ページが黒くなってハングしたように見える場合、ブラウザ上でマウスを動かせば処理が続行する場合があります。

  • Internet Explorerを使用して、Java Plug-inのURLを読み込んだ後、「Welcome to Web-Based Admin View」の文字が表示されない場合は、適切なJava Plug-inがインストールされていない可能性があります。コントロールパネルの"アプリケーションの追加と削除"で、適切なJava Plug-inがインストールされているか確認してください。サポートしているJava Plug-inについては、"3.1.2 クライアント環境を準備する"を参照してください。Java Plug-inがインストールされていない場合、またはサポートするバージョンより古いJava Plug-inがインストールされている可能性がありますので、"■Javaを設定する"に従ってJava Plug-inをインストールしてください。また、”セキュリティ警告”のダイアログが表示されて"Java Plug-in"をインストールして実行するかどうか等の問い合わせ画面が表示された場合は、<いいえ>を選択してください。

  • “セカンダリ管理サーバの運用変更”において、セカンダリ管理サーバを動的に運用する設定を行っている場合、特定の監視ノードのURLを指定しても、その時点で動作しているプライマリ管理サーバ、もしくはセカンダリ管理サーバに自動的に接続される機能があります。詳細は、"7.4 セカンダリ管理サーバの運用変更"を参照してください。

  • 手順3.の認証時に何度もミスを行うと"0016 ログインに失敗しました。正しいユーザ名、パスワードを入力してください。"のメッセージが表示されログインできなくなる場合があります。この場合には、 "付録B トラブルシューティング"の"現象16"の対処方法3を参照してください。

  • Web-Based Admin Viewから操作を行った場合にポップアップ表示される画面が背面に表示されることがあります。

    この場合、背面に表示された画面をマウスやキーボード操作により最前面に表示させてください。