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PRIMECLUSTER  Web-Based Admin View操作手引書 4.5
FUJITSU Software

7.4 セカンダリ管理サーバの運用変更

セカンダリ管理サーバがダウンした場合に、自動的に任意の監視ノードをセカンダリ管理サーバとして運用する設定を以下に示します。

管理サーバのIPアドレスがIPv4アドレスの場合のみ設定できます。

  1. ネットワーク上で使用可能なアドレスの準備

    ネットワーク上で使用可能なマルチキャストアドレス、もしくはブロードキャストアドレスが必要になるので、前もってネットワーク管理者から割り当てを受けてください。

  2. セカンダリ管理サーバ自動選出の設定

    設定方法には、以下の方法があります。

  3. 設定後のクライアントから管理サーバへのアクセス方法

    手順2.の設定を行った場合、クライアントから管理サーバへアクセスする際に、どの監視ノードでセカンダリ管理サーバが動作しているか判別できない場合があります。このような場合には "7.4.3 アクセス方法"に従ってクライアントから管理サーバへのアクセス操作を行ってください。

注意

  • この設定を行った監視ノードはセカンダリ管理サーバとして動作する可能性があります。セカンダリ管理サーバとして、"クライアント向けに使用するIPアドレス(httpip)"を"自ホストを識別するためのIPアドレス(mip)"と別にする場合には、"7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照してhttpipを設定してください。