セカンダリ管理サーバがダウンした場合に、自動的に任意の監視ノードをセカンダリ管理サーバとして運用する設定を以下に示します。
管理サーバのIPアドレスがIPv4アドレスの場合のみ設定できます。
ネットワーク上で使用可能なアドレスの準備
ネットワーク上で使用可能なマルチキャストアドレス、もしくはブロードキャストアドレスが必要になるので、前もってネットワーク管理者から割り当てを受けてください。
セカンダリ管理サーバ自動選出の設定
設定方法には、以下の方法があります。
コマンド実行
設定方法については、"7.4.1 コマンドで設定する方法"を参照してください。
動作環境設定画面
設定方法については、"7.4.2 動作環境設定画面から設定する方法"を参照してください。
設定後のクライアントから管理サーバへのアクセス方法
手順2.の設定を行った場合、クライアントから管理サーバへアクセスする際に、どの監視ノードでセカンダリ管理サーバが動作しているか判別できない場合があります。このような場合には "7.4.3 アクセス方法"に従ってクライアントから管理サーバへのアクセス操作を行ってください。
注意
この設定を行った監視ノードはセカンダリ管理サーバとして動作する可能性があります。セカンダリ管理サーバとして、"クライアント向けに使用するIPアドレス(httpip)"を"自ホストを識別するためのIPアドレス(mip)"と別にする場合には、"7.5 管理サーバにおけるネットワークの分離"を参照してhttpipを設定してください。