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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 検疫ネットワークへの自動隔離機能使用手引書
FUJITSU Software

2.5.4 仮想PCに割り当て済みのIPアドレスを仮想L-Serverに取り込むための定義ファイル

ここでは、仮想PCを仮想L-Serverに関連付けする時に、仮想PCに割り当て済みのIPアドレスの情報を仮想L-Serverに取り込むための定義ファイルについて説明します。

目的

仮想L-Serverのネットワークを変更するためには、仮想L-Serverの情報にIPアドレスの情報が含まれていることが必要です。

本定義ファイルを作成することで、仮想PCを仮想L-Serverに関連付けする際に、仮想PCに割り当て済みのIPアドレスの情報を仮想L-Serverに取り込めます。


定義ファイルの書式

定義ファイルの書式は以下のとおりです。

本定義ファイルを編集した後の、本製品のマネージャーのサービス再起動は不要です。

定義ファイルの格納場所

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

定義ファイルの名前

l_server.rcxprop

文字コード

【Windowsマネージャー】
UTF-8

改行コード

【Windowsマネージャー】
CR/LF

定義ファイルの形式

以下の形式で記述します。定義ファイルがすでに存在する場合には、以下の形式で追記します。

reserve_ip_address=true