ここでは、検疫ネットワーク切替え時にメッセージ通知を有効化する場合の定義ファイルについて説明します。
メッセージ通知を有効化する場合、msgnotice コマンドを実行します。
msgnotice コマンドの詳細は、「4.6 msgnotice」を参照してください。
目的
検疫ネットワークへの自動隔離時のメッセージ通知において、メッセージ内容を変更する場合、本定義ファイルを作成します。メッセージ通知機能が有効化済みの場合、本定義ファイルに指定したメッセージが利用者に通知されます。
本定義ファイルが存在しない場合、メッセージ内容は既定値になります。
定義ファイルの書式
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data
avmgr_msgnotice.rcxprop
【Windowsマネージャー】
UTF-8
【Windowsマネージャー】
CR/LF
定義ファイルでは、1行ごとに以下の形式で記述します。
キー = 値 |
定義ファイルの指定項目は以下のとおりです。
項目 | 必須/任意 | キー | 値 |
---|---|---|---|
タイトル | 任意 | message_title | 日本語、半角文字に関係なく1~32文字の文字列 |
本文 | 任意 | message_text | 日本語、半角文字に関係なく1~256文字の文字列 |
メッセージのタイトルおよび本文の既定値は以下のとおりです。
項目 | 値 |
---|---|
タイトル | Warning! |
本文 | Security threat detected. This virtual application/desktop will be disconnected for safety reasons. |
日本語でメッセージを通知する場合の例は、以下のとおりです。
message_title=Warning! |
注意
日本語で設定したメッセージが文字化けして通知された場合、英語への変更を推奨します。
定義が複数行存在する場合、最初に記載された値が有効です。
メッセージの本文は指定する文字列内に改行文字列"\r\n"を挿入することで改行できます。改行文字列の長さは2として扱います。利用している端末のOSによって、タイトルの改行は正しく表示できない場合があります。
指定値の文字列長が最大文字列長を超える場合、最大文字列長分のメッセージを通知します。文字列長が0の場合、または、キー省略時は、既定値のメッセージを通知します。