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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)
FUJITSU Software

17.3 コンソールの利用

ここでは、L-Serverから周辺装置を利用する方法について説明します。

L-Serverを作成してOSをインストールする場合や、L-Serverの保守を行う場合、L-Serverのコンソールが取得できます。

通常の運用の場合、およびコンソールが取得できない場合、ネットワーク経由でL-Serverにログインしてください。

ネットワーク経由での接続の例

【Windows】
リモートデスクトップ接続

【Linux】
SSH接続


コンソール接続の前提条件

コンソール接続を利用するには、利用するL-Serverのサーバ種別によって前提条件が異なります。

注意

Firefoxにてコンソール接続を利用する場合、RORマネージャーをインストールしたあとにJDK1.6以降を適用する必要があります。


コンソール

ここでは、L-Serverのコンソール接続について説明します。

以下の手順で、コンソール接続を行います。

  1. オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[コンソール画面起動]を選択します。

    確認ダイアログが表示されます。

  2. 仮想L-Serverの場合、[OK]ボタンをクリックします。

    L-Serverのコンソール画面が別の画面で表示されます。

注意

  • 仮想L-Serverの場合、コンソール画面を起動するためには、Java Plug-inのポリシー設定で起動を許可する必要があります。

    以下の手順でコンソール画面の起動を許可する設定を行います。

    1. コンソール画面の起動を許可していない場合、コンソール画面を起動するための、Javaポリシー設定スクリプトの[ダウンロード]ダイアログが表示されます。

    2. [OK]ボタンをクリックします。

      Javaポリシー設定スクリプトがダウンロードされるので、保存してください。

    3. 保存したJavaポリシー設定スクリプトを実行して、コンソール画面の起動を許可する設定を行います。

    4. 設定後、Webブラウザをすべて終了します。

      Webブラウザを起動して、再ログインしたあと、RORコンソールからコンソール画面を起動できるようになります。

    【VMware】
    以下の環境でコンソール画面を起動する場合は、Java Plug-inのポリシー設定を行う必要はありません。

    • VMware vSphere 5.1

    • VMware vSphere 5.5

    • VMware vSphere 6.0

    • VMware vSphere 6.5

  • WebブラウザにInternet Explorer 11を使用している場合、以下のメッセージが表示されることがあります。この場合、再度操作してください。

    65685
    Javaポリシー設定スクリプトのダウンロードが失敗しました。

  • VM製品として以下の製品を使用している仮想L-Serverの場合、電源OFF状態のL-Serverに対して、RORコンソールの起動を行うと、L-Serverは電源ON状態になります。

    • VMware vSphere 4.0

    • VMware vSphere 4.1

  • 物理L-Serverの場合、2回目以降のコンソール画面起動時に、iRMCの管理画面が表示されることがあります。

    iRMCの管理画面が表示された場合、iRMCの管理画面を閉じ、再度、コンソール画面を起動してください。

    詳細は、「トラブルシューティング集」の「3.3 物理L-Serverのコンソール画面起動時にiRMCの管理画面が表示される場合がある。」を参照してください。

  • VM製品としてVMware vSphere 6.5以降を使用している仮想L-Serverの場合、コンソール接続をする前にL-Serverの電源をONにする必要があります。