[追加]ボタンをクリックしたあと、以下の項目をディスクごとに指定します。
サイズ
ギガバイトを単位として、小数第一位までの数値を入力します。0.1以上の値を指定できます。
【VMware】【Hyper-V】【Citrix Xen】
0.1~2048の範囲で指定してください。
【OVM for x86 2.2】
1.0~仮想化製品で扱えるリソース量の範囲で指定してください。
参考
L-Serverを作成する際に、システムディスクのサイズを指定しても、クローニングイメージを展開したサイズと異なっていた場合は、クローニングイメージを展開したサイズに変更されます。
【OVM for x86 3.x】
1.0~仮想化製品で扱えるリソース量の範囲で指定してください。
本数
[追加]ボタンをクリックして[ディスクの設定]ダイアログを表示した場合は、追加するディスクの本数を入力できます。1以上の値を指定してください。
設定可能なデータディスクの本数は、VM種別で異なります。
【VMware】
データディスクは最大55個です。
【Hyper-V】
データディスクは最大59個です。
【Xen】
データディスクは最大251個です。
【KVM】
データディスクは最大16個です。
【OVM for x86 2.2】
指定可能なデータディスク数は、選択したイメージの仮想化種別により異なります。
- HVM(ハードウェア仮想化)の場合: 7個
- PV(準仮想化)の場合: 59個
【Solarisゾーン(Solaris10)】
データディスクは指定しないでください。
【Citrix Xen】
データディスクは最大13個です。
【OVM for x86 3.x】
指定可能なデータディスク数は、選択したイメージの仮想化種別により異なります。
- HVM(ハードウェア仮想化)の場合: 2個
- PV(準仮想化)の場合: 102個
- PV HVM(ハードウェア仮想化にPVドライバ適用)の場合: 105個
【OVM for SPARC】
データディスクは最大63個です。
L-Serverに割り当てるディスクを指定します。
以下の中から選択します。
自動選択
適切なストレージプールを選択し、そのストレージプールに登録されている仮想ストレージリソースから適切な仮想ストレージリソースを選択します。指定されたサイズのディスクリソースを切り出してL-Serverに割り当てます。初期値は[自動選択]が設定されます。
注意
シン・プロビジョニングの属性が設定されたストレージプールと設定されていないストレージプールが同じ優先度で存在する場合、定義ファイルによって、どちらのストレージプールのリソースを優先するかを決定します。
定義ファイルについては、「導入ガイド CE」の「8.1 仮想L-Server作成で共通に利用する定義ファイル」を参照してください。
ストレージプール
指定されたストレージプールに登録されている仮想ストレージリソースから適切な仮想ストレージリソースを選択します。指定されたサイズのディスクリソースを切り出してL-Serverに割り当てます。
仮想ストレージ
データストアなどの仮想ストレージリソースが一覧として表示されます。
表示された仮想ストレージリソースから選択します。
指定した仮想ストレージリソースから指定されたサイズのディスクリソースを切り出してL-Serverに割り当てます。
シン・プロビジョニングの属性が設定された仮想ストレージリソースの場合、空き容量を超えるサイズを指定してディスクリソースを切り出すことができます。
ディスク
検索条件を指定した場合、該当する以下のリソースが一覧で表示されます。
- 事前に作成されたLUN
- 仮想ストレージから切り出されたディスクリソース
表示されたディスクリソースから選択します。
指定したディスクリソースがL-Serverに割り当てられます。
注意
【VMware】【Hyper-V】
クローニングイメージを指定した仮想L-Server作成時、ストレージプールのプロビジョニング属性よりもクローニングイメージのプロビジョニング属性が優先されます。
参考
【VMware】
仮想ストレージが登録されているストレージプールの属性がシック・プロビジョニングの場合、L-Serverに割り当てるディスクの形式は指定できません。サーバ仮想化ソフトウェア製品のデフォルトの形式に合わせて作成されます。なお、サーバ仮想化ソフトウェア製品上で仮想マシンを作成する際に、リストの先頭に表示される形式がデフォルトの形式となります。
【Hyper-V】
L-Server作成および1回の構成変更時に指定できるディスク数は、4個までです。
5個以上の追加を行う場合、別途、構成変更してください。
Microsoft(R) System Center 2012 Virtual Machine Manager以降を使用している場合に限り、仮想ストレージから切り出され保存されたディスクリソースをL-Serverへ接続できます。
ディスク番号[No.]が、1以上のディスクに対しては、ディスクリソースが指定できます。
使用するリソース種別で[ディスク]を選択した後、検索条件を入力して[検索]ボタンをクリックすることで、"リソース一覧"に表示されるリソースを絞り込めます。
注意
保存されたディスクを指定したL-Serverの作成が失敗し、VM管理製品上で仮想マシンが残っていた場合、VM管理製品上からその仮想マシンを削除する前に、保存されたディスクを仮想マシンから取り外してください。保存されたディスクを取り外さないで仮想マシンを削除した場合、保存されたディスクも削除されます。なお、仮想マシン上のディスクは、L-Serverの作成時に指定したディスク番号(No.)で特定できます。
詳細は、「メッセージ集」の「メッセージ番号 67390」または「メッセージ番号 67392」を参照してください。
【OVM for SPARC】
ディスクリソースは自動選択、ストレージプールまたはディスクを選択できます。
【KVM】
複数のディスクを定義したL-Serverを作成する際にディスクリソースを指定する場合、すべてのディスクに対してディスクリソースを指定してください。一部のディスクに対してだけディスクリソースを指定すると、L-Serverの作成が失敗する場合があります。
1つのVMホストで使用できるディスクリソースが、アクセス可能な複数のストレージプールに分けて登録されている場合、[使用するリソース種別]にストレージプールを指定してください。未使用のディスクリソースが、アクセス可能な複数のストレージプールに分散していると、L-Serverの作成が失敗する場合があります。
仮想ストレージリソースから自動生成したディスクリソースと事前に作成されたディスクリソースの両方をL-Serverに割り当てられます。
使用するリソース種別の[自動選択]、[ストレージプール]を選択した際に、選択されるストレージリソースは、[基本情報]タブのイメージで選択したクローニングイメージにより、異なります。
詳細は、「導入ガイド CE」の「8.6.6 L-Server作成」の「選択されるストレージリソースについて」を参照してください。
【Solarisゾーン】
選択したクローニングイメージによって、選択できるディスクリソースが異なります。
BladeLogicと連携している場合(Solaris10)
自動選択、ストレージプール、またはディスク
BladeLogicと連携していない場合(Solaris11)
自動選択、ストレージプール、または仮想ストレージ
Solaris11のVMホストで使用するディスクリソースは、選択しないでください。
【OVM for x86 2.2】
リソース一覧の仮想ストレージに、総容量は表示されません。
【OVM for x86 3.x】
システムディスクは、指定したイメージと同じ仮想ストレージから切り出されるため、"自動選択"から変更できません。