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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)
FUJITSU Software

16.3 個々のパラメーターを指定した仮想L-Serverの作成

ここでは、L-Serverテンプレートを使用せず、サーバ、ストレージ、ネットワークの仕様を指定した仮想L-Serverの作成について説明します。

以下のタブに値を設定します。

L-Serverの作成は、以下の手順で行います。

  1. オーケストレーションツリーで対象のリソースフォルダーを右クリックし、表示されたメニューで[作成]-[L-Server]を選択します。

    [L-Serverの作成]ダイアログが表示されます。

  2. 各タブでそれぞれの項目を設定したあと、[OK]ボタンをクリックしてL-Serverを作成します。

    【OVM for SPARC】
    L-Serverを作成したあと、環境に応じた操作を行う必要があります。
    詳細は、「導入ガイド CE」の「8.8.6 L-Server作成」の「L-Server作成後の操作」を参照してください。

注意

  • 設定する各項目には上限値があります。

    設定できる値を設定しても、リソースプールの空き状況、ハードウェア構成、およびVM管理製品の仕様により、L-Serverの作成に失敗する場合があります。

  • 仮想L-Serverを作成する場合、VM固有情報定義ファイルに設定されているものがあれば、その値が使用されます。

    VM固有情報定義ファイルについては、「導入ガイド CE」の「8.1 仮想L-Server作成で共通に利用する定義ファイル」および「付録G 定義ファイル」を参照してください。

【Xen】

  • RHEL5-Xenを利用する場合、RORコンソールを利用したL-Serverの作成はできません。rcxadm lserverコマンドを利用してください。

    rcxadm lserverコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.6 rcxadm lserver」を参照してください。

【Hyper-V】

  • 動的メモリやメモリ割当て優先度を使用する場合、VMホストは以下のどれかである必要があります。

    • Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 SP1以降

    • Microsoft(R) Windows Server(R) 2012以降

    SCVMMは、対象のVMホストを管理できる以下のどれかである必要があります。

    • System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 SP1以降

    • System Center 2012 Virtual Machine Manager以降

    動的メモリが有効、またはメモリ割当て優先度を設定したL-Serverを作成する場合、上記を満たすVMホストとSCVMMが存在しないと、L-Serverの作成は失敗します。

【Solarisゾーン】

  • CPU数とCPU性能の値から、非大域ゾーンに設定するcap値を計算します。

    詳細は、「導入ガイド CE」の「8.7.7 L-Server作成」を参照してください。

【Solarisゾーン】【OVM for SPARC】