以下の項目を指定します。
L-Serverで使用するNICと接続するネットワークを設定します。[追加]ボタンをクリックすると、[ネットワークの追加]ダイアログが表示されます。NICと接続するネットワークリソースを選択します。
設定可能なNIC数は、1~32個です。
L-Serverで使用するNICをリストから選択します。新しいNICまたはNICグループを追加する場合、リストから"(未定義)"と表示されたNICを選択します。定義済みのNICを選択した場合、ネットワークリソースが追加されます。
[サーバ]タブで[ファンクション数の拡大(オンボード)]を有効にした場合、物理L-Server作成時、L-Serverの各NICとファンクションは以下のように対応付けられます。
NIC番号 | CNAのファンクション |
---|---|
1 | オンボードCNAの物理ポート1のファンクション番号0 |
2 | オンボードCNAの物理ポート2のファンクション番号0 |
3 | オンボードCNAの物理ポート1のファンクション番号1 |
4 | オンボードCNAの物理ポート2のファンクション番号1 |
NIC番号 | CNAのファンクション |
---|---|
1 | オンボードCNAの物理ポート1のファンクション番号0 |
2 | オンボードCNAの物理ポート2のファンクション番号0 |
3 | オンボードCNAの物理ポート1のファンクション番号1 |
4 | オンボードCNAの物理ポート2のファンクション番号1 |
5 | オンボードCNAの物理ポート1のファンクション番号2 |
6 | オンボードCNAの物理ポート2のファンクション番号2 |
7 | オンボードCNAの物理ポート1のファンクション番号3 |
8 | オンボードCNAの物理ポート2のファンクション番号3 |
VIOMまたはISMで管理されたラックマウント型とタワー型サーバを物理L-Serverとして利用する場合、物理L-ServerのNIC番号は、「導入ガイド CE」の「7.1.6 L-Serverテンプレートでモデル名を指定せずに物理L-Serverを作成する場合の設定」でLANまたはCNAとして定義した定義順番と対応付けられ、仮想MACアドレスが設定されます。
NICを冗長化する場合、[NICを冗長化する]チェックボックスにチェックを入れ、冗長化するもう1つのNICのペアをリストから選択します。
接続するネットワークリソースを選択します。
[ファンクション数の拡大(オンボード)]を有効にした場合、CNAのファンクションに対応した各NICに対してVLAN ID 2~4094を持つネットワークリソースを割り当ててください。例えば、[ポートあたりのファンクション数]で2を選択した場合、NIC番号1~4に対してネットワークリソースを割り当ててください。また、NICの接続先に"not connected"を選択することはできません。
同じCNAの物理ポートに対して、同じVLAN IDを持つネットワークリソースをタグなしVLANで割り当てることはできません。例えば、NIC番号1と3は、同じ物理ポート1に対応するため、同じVLAN ID2を持つネットワークリソースを割り当てるとエラーになります。
[削除]ボタンをクリックすると、選択したネットワークが削除されます。
[変更]ボタンをクリックすると、[ネットワークリソースの選択]ダイアログが表示されます。
接続するネットワークリソースを選択して、[OK]ボタンをクリックすると、接続するネットワークリソースが変更されます。
L-Serverに割り当てるIPアドレスを指定します。L-Serverに割り当てるIPアドレスを直接指定する場合に入力します。L-Server作成時には、物理サーバのIPアドレスが、ここで指定したIPアドレスに置き換えられます。
注意
事前に作成された LUN を使用して物理 L-Server を作成する場合は、LUNに格納されているOSのIPアドレスを指定してください。
事前に作成された LUN にエージェントがインストール済みで、マネージャーのIPアドレスが変更された場合に、物理 L-Server 作成後に必要な手順は、以下のとおりです。
エージェントのSSL証明書データを格納しているファイルを初期化します。
詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.5 rcxadm certctl」を参照してください。
エージェントに登録されているマネージャーの管理LANのIPアドレスを変更します。
詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.3 rcxadm agtctl」を参照してください。
物理L-Serverをリブートします。
例
OSの情報 | L-Server設定上の情報 | ||
---|---|---|---|
ネットワークインターフェースに設定するIPアドレス (テナント管理者が設定する) | ネットワークインターフェース名 | NICの番号 (ラックマウント型サーバの背面のNICの番号) | IPアドレス |
192.168.1.1 | ローカルエリア接続1 | 1 | 192.168.1.1 |
192.168.2.1 | ローカルエリア接続2 | 2 | 192.168.2.1 |
OSの情報 | L-Server設定上の情報 | ||
---|---|---|---|
ネットワークインターフェースに設定するIPアドレス (テナント管理者が設定する) | ネットワークインターフェース名 | NICの番号 (ラックマウント型サーバの背面のNICの番号) | IPアドレス |
192.168.1.1 | eth0 | 1 | 192.168.1.1 |
192.168.2.1 | eth1 | 2 | 192.168.2.1 |
VLANを設定しない場合、チェックボックスにチェックを入れます。
同じNICまたはNICグループの中で1つだけ選択できます。
[ファンクション数の拡大(オンボード)]を有効にした場合、CNAのファンクションに対応したすべてのNICに対して[タグなしVLAN]のチェックを入れたネットワークリソースを割り当てる必要があります。
注意
【物理サーバ】
物理L-Serverに割り当てるIPアドレスは重複できません。L-Serverの数だけIPアドレスが必要です。