ここでは、L-Serverテンプレートを使用せず、サーバ、ストレージ、ネットワークの仕様を指定した物理L-Serverの作成について説明します。
以下のタブに値を設定します。
[基本情報]タブ
[サーバ]タブ
[ディスク]タブ
[ネットワーク]タブ
[OS]タブ
L-Serverの作成は、以下の手順で行います。
オーケストレーションツリーで対象のリソースフォルダーを右クリックし、表示されたメニューで[作成]-[L-Server]を選択します。
[L-Serverの作成]ダイアログが表示されます。
各タブでそれぞれの項目を設定します。
[OK]ボタンをクリックします。
L-Serverが作成されます。
必要に応じて、L-ServerのIPアドレスおよびネットワーク情報に合わせて、OSのネットワークを設定します。
詳細は、「導入ガイド CE」の「7.8 L-Serverのネットワーク冗長化とVLAN設定」を参照してください。
注意
設定する各項目には上限値があります。設定できる値を設定しても、リソースプールの空き状況、およびハードウェア構成により、L-Serverの作成に失敗する場合があります。
保守モードが設定された物理サーバに対して、L-Serverを作成できません。
参考
LUNのエイリアス名設定をサポートしているストレージ装置の場合、本製品でディスクリソースを作成する際に、LUNにディスクリソース名に基づいたエイリアス名を設定可能な場合は設定します。
ETERNUSのLUNに設定するエイリアス名が重複した場合は、ETERNUSのLUNのエイリアス名には従来通りETERNUSで設定される初期値が設定されます。
ディスクリソース名と本製品で設定するエイリアス名の形式は以下のとおりです。
name-x-disky |
name: ユーザーにより指定されるL-Server名
x: マネージャーにより割当されるユニークな10進形式の文字列
y: ディスクインデックスを示す10進数
NAMEXXYYYY (最大16文字) |
NAME: nameの先頭から始まる文字列(最大11文字)
XX: xに対応する10進2桁の文字列
YYYY: yに対応する10進3桁の文字列
エイリアス名に反映されるL-Server名は最大11文字であるため、インフラ管理者はテナント管理者と相談してL-Server名の運用ルールを決定する必要があります。
L-Server名を変更した場合、ディスクリソース名やディスクの詳細情報のエイリアス名に変更は反映されません。
ETERNUSのDynamic LUN Mirroringの対象となっている仮想ストレージ(RAIDグループなど)からディスクリソースを作成した場合は、リモート側に作成されるLUNにも同じエイリアス名が設定されます。
仮想ストレージから切り出されたディスクに対応するLUNのエイリアス名がETERNUSのWebGUIで変更された場合、ディスクの詳細情報のエイリアス名は定期更新により更新されます。ディスクリソース名は変更されません。