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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)
FUJITSU Software

5.9.2 SPARC Enterprise(M3000/Tシリーズ)、SPARC M10-1/M10-4/M12-1/M12-2の登録

ここでは、SPARC Enterprise(M3000/Tシリーズ)、およびSPARC M10-1/M10-4/M12-1/M12-2の登録方法について説明します。
また、SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000、SPARC M10-4S/M12-2Sのシャーシ内のサーバの登録方法についても説明します。

【Solarisゾーン】【OVM for SPARC】
Logical Domains Managerデーモンが有効になっている場合は、定義ファイルを設定することでSolarisゾーンとしてVMホストを登録できます。

詳細は、「導入ガイド CE」の「付録G 定義ファイル」を参照してください。

以下の手順で、サーバを登録します。

  1. ダイアログを表示します。

    • SPARC Enterprise(M3000/Tシリーズ)の場合

      RORコンソールのサーバリソースツリーで、[サーバリソース]を右クリックし、以下のように選択します。

      表示されたメニューで[登録]-[SPARC Enterprise(M3000/Tシリーズ)]を選択します。

      [SPARC Enterpriseの登録]ダイアログが表示されます。

    • SPARC M10-1/M10-4/M12-1/M12-2の場合

      RORコンソールのサーバリソースツリーで、[サーバリソース]を右クリックし、以下のように選択します。

      表示されたメニューで[登録]-[SPARC M10-1/M10-4/M12-1/M12-2]を選択します。

      [SPARC M10-1/M10-4/M12-1/M12-2の登録]ダイアログが表示されます。

    • SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000、SPARC M10-4S/M12-2Sの場合

      シャーシ内のサーバを右クリックし、以下のように選択します。

      表示されたメニューで[登録]-[サーバ]を選択します。

      [サーバの登録]ダイアログが表示されます。

  2. 以下の項目を設定します。

    SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000、SPARC M10-4S/M12-2Sの場合、リモートマネジメントコントローラーの項目はありません。
    SPARC M10-1/M10-4/M12-1/M12-2の場合、コントローラー種類の項目はありません。

    • 物理サーバ名

    • [エージェントを自動登録する]チェックボックス

    • リモートマネジメントコントローラー(ILOM/XSCF)

      • コントローラー種類

      • IPアドレス

      • ユーザーID

      • パスワード

      • SNMPコミュニティ名

    • 管理LAN

      • IPアドレス

        SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000、SPARC M10-4S/M12-2Sの場合、管理LAN(IPアドレス)と表示されます。

    エージェントを自動登録する場合

    • サーバOS

      • 種別

      • ユーザーID

      • パスワード

    物理サーバ名

    登録するサーバの物理サーバ名を入力します。
    先頭文字を英字とし、半角英数字とハイフン("-")で構成された15文字以内の文字列を入力します。

    [エージェントを自動登録する]チェックボックス
    • エージェントを自動登録しない場合

      エージェントの自動登録がサーバの登録完了後に行われません。
      サーバの登録後、必要に応じてエージェントを登録してください。

      エージェントを登録する場合、[リソース詳細]タブの基本情報でプロダクト名が表示されていることを確認し、エージェントを登録してください。

      [更新]を実行することで最新の情報を取得できます。

    • エージェントを自動登録する場合

      サーバの登録完了後、エージェントが自動的に登録されます。

    リモートマネジメントコントローラー(ILOM/XSCF)

    SPARC Enterprise M3000の場合

    コントローラー種類

    [XSCF]を選択します。

    IPアドレス

    登録対象のサーバを管理するXSCFのIPアドレスを入力します。

    ユーザーID

    管理対象サーバを操作するために使用するXSCFのユーザーIDを入力します。
    先頭文字を英字とし、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された31文字以内の文字列を入力します。
    必ずXSCFでplatadm権限を持つユーザーIDを指定してください。

    システムに予約されているユーザーIDは使用できません。別のユーザーIDを作成してください。
    詳細はXSCFのマニュアルを参照してください。

    パスワード

    管理対象サーバを操作するために使用するXSCFのパスワードを入力します。
    半角英数字、空白(" ")および以下の記号で構成された32文字以内の文字列を入力します。
    "!"、"@"、"#"、"$"、"%"、"^"、"&"、"*"、"["、"]"、"{"、"}"、"("、")"、"-"、"+"、"="、"~"、","、">"、"<"、"/"、"'"、"?"、";"、":"

    SNMPコミュニティ名

    登録対象のサーバを管理するXSCFのSNMPコミュニティー名を入力します。
    [public]を選択するか、任意の名前を入力します。
    半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を入力します。


    SPARC Enterprise Tシリーズの場合

    コントローラー種類

    [ILOM]を選択します。

    IPアドレス

    登録対象のサーバを管理するILOMのIPアドレスを入力します。

    ユーザーID

    管理対象サーバを操作するために使用するILOMのユーザーIDを入力します。
    先頭文字を英字とし、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された4文字以上16文字以内の文字列を入力します。
    必ずILOMでAdmin権限を持つユーザーIDを指定してください。

    パスワード

    管理対象サーバを操作するために使用するILOMのパスワードを入力します。
    半角英数字、空白(" ")および以下の記号で構成された8文字以上16文字以内の文字列を入力します。
    "!"、"@"、"#"、"$"、"%"、"^"、"&"、"*"、"["、"]"、"{"、"}"、"("、")"、"-"、"+"、"="、"~"、","、">"、"<"、"/"、"'"、"?"、";"、":"

    SNMPコミュニティ名

    登録対象のサーバを管理するILOMのSNMPコミュニティー名を入力します。
    [public]を選択するか、任意の名前を入力します。
    半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を入力します。

    管理LAN
    IPアドレス

    登録するサーバの管理LAN(IPアドレス)の値を入力します。
    SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000、SPARC M10-4S/M12-2Sの場合、管理LAN(IPアドレス)と表示されます。

    サーバOS
    種別

    サーバOSの種別(物理OS、VMホスト)を選択します。
    [VMホスト]を選択することでユーザー名とパスワードの入力欄が有効になります。
    VMホストの導入時に設定した情報を入力してください。

    物理OSの場合
    [Solaris]を選択します。

    VMホストの場合
    [Solarisゾーン]を選択し、VMホストのログインアカウント情報を入力します。
    ここで入力するログインアカウント情報は、本製品がVMホストにログインして、情報の取得や制御を行うために使用されます。

    注意

    【OVM for SPARC】
    [VMホスト]を選択し、OVM for SPARCとして登録したときだけ、サーバ切替えができます。

    ユーザーID

    VMホストにログインするユーザーIDを入力します。
    ユーザーIDは、VMホストの管理者権限を持つrootを指定してください。

    注意

    OSがSolaris 11の場合で、かつインストール時にユーザーアカウントを作成した場合、rootは役割として登録されます。このため、rootアカウントでは直接ログインできません。いったんユーザーアカウントでログインしたあと、suコマンドでrootになる必要があります。

    Solaris 10以前のように、rootアカウントで直接ログインできるように変更する場合、rootで以下を実行してください。この場合、rootは役割からrootユーザーになります。

    rolemod -K type=normal root <RETURN>

    rootアカウントでSSH接続を使用し、VMホストと通信できることを確認してください。
    通信ができない場合、設定を変更してください。詳細は、基本ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

    パスワード

    VMホストにログインするユーザーのパスワードを入力します。
    半角英数字、空白(" ")および半角記号で構成された256文字以内の文字列を入力します。

  3. [OK]ボタンをクリックします。

    登録されたサーバがサーバリソースツリーに表示されます。

注意

登録完了後に「操作ガイド VE」の「第14章 電源操作」を参照してサーバの電源操作を行い、入力したリモートマネジメントコントローラー情報が適切であるか確認してください。