ここでは、Oracle VM for SPARCのゲストドメインをVMホストとして登録する方法について説明します。
ゲストドメインをVMホストとして登録した場合、ゲストドメイン上に作成したゾーンもVMゲストとして情報が表示されます。
以下の手順で、VMホストを登録します。このとき、VMゲストは起動した状態で行います。
対象のゲストドメインが仮想L-Serverのときに、本操作で指定するIPアドレスが仮想L-Serverの管理LANとして使用されている場合は、そのNICを削除後に本操作を行ってください。
RORコンソールのサーバリソースツリーでVMゲストを右クリックし、表示されたメニューで[登録]-[エージェント]を選択します。
[VMホストの登録]ダイアログが表示されます。
以下の項目を設定します。
VMホストとして使用するゲストドメインの管理LANのIPアドレスを入力します。
ピリオド(".")を使用して入力します。
注意
ゲストドメインを登録したあと、Oracle VM for SPARCのゲストドメインのVMホスト配下に表示されているVMゲストが、実際のサーバ上で動作しているSolarisゾーンと同じものか確認してください。
異なるVMゲストが表示されている場合は、登録時のIPアドレスを確認し、正しいIPアドレスに変更してください。
L-Platform内のL-Serverは、登録できません。
ゲストドメインにログインするユーザーIDを入力します。
ユーザーIDは、ゲストドメインの管理者権限を持つrootを指定してください。
ゲストドメインにログインするユーザーのパスワードを入力します。
半角英数字、空白(" ")および半角記号で構成された256文字以内の文字列を入力します。
[OK]ボタンをクリックします。
登録されたVMホストがサーバリソースツリーに表示されます。