ここでは、SPARC M10/M12およびSPARC Enterpriseを利用する場合のシャーシの登録について説明します。
シャーシを登録することで、シャーシに搭載されているパーティションが自動検知され、サーバリソースツリーに未登録サーバとして表示されます。これらのサーバに対して管理対象サーバを登録してください。
管理対象サーバの登録については、「5.9.2 SPARC Enterprise(M3000/Tシリーズ)、SPARC M10-1/M10-4/M12-1/M12-2の登録」を参照してください。
SPARC M10-4S/M12-2Sの登録後にビルディングブロック構成を変更しないでください。
ビルディングブロック構成を変更する場合は、RORコンソールで管理対象サーバからサーバを削除したあとに行ってください。ビルディングブロック構成を変更したあと、サーバを再登録してください。
以下の手順で、シャーシを登録します。
RORコンソールのサーバリソースツリーで[サーバリソース]を右クリックし、以下のように選択します。
SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000の場合
表示されたメニューで[登録]-[SPARC Enterprise(パーティションモデル)]を選択します。
SPARC M10-4S/M12-2Sの場合
表示されたメニューで[登録]-[SPARC M10-4S/M12-2S]を選択します。
[シャーシの登録]ダイアログが表示されます。
以下の項目を設定します。
対象シャーシのマスタXSCFのIPアドレスを入力します。
ピリオド(".")を使用して入力します。
管理対象とするシャーシの名前を入力します。
先頭文字を英字とし、半角英数字とハイフン("-")で構成された10文字以内の文字列を入力します。
対象シャーシを管理するXSCFのSNMPコミュニティー名を入力します。
[public]を選択するか、任意の名前を入力します。
半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を入力します。
対象シャーシを管理するために使用するXSCFのユーザーIDを入力します。
先頭文字を英字とし、英小文字、数字、ハイフン("-")およびアンダースコア("_")で構成された31文字以内の文字列を入力します。
必ずXSCFでplatadm権限を持つユーザーIDを指定してください。
システムに予約されているユーザーIDは使用できません。別のユーザーIDを作成してください。
詳細はXSCFのマニュアルを参照してください。
対象シャーシを管理するために使用するXSCFのパスワードを入力します。
半角英数字、空白(" ")および以下の記号で構成された32文字以内の文字列を入力します。
"!"、"@"、"#"、"$"、"%"、"^"、"&"、"*"、"["、"]"、"{"、"}"、"("、")"、"-"、"+"、"="、"~"、","、">"、"<"、"/"、"'"、"""、"?"、";"、":"
[OK]ボタンをクリックします。
搭載されたシャーシがサーバリソースツリーに表示されます。
また、パーティションが構築されている場合、自動検知されたパーティションが[シャーシ名-パーティション番号[未登録]]で表示されます。
未登録のパーティションに対しては、ハードウェアの状態と情報の表示、管理対象サーバの登録だけできます。