ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 導入ガイド
FUJITSU Software

8.10.3 リソースのリソースプールへの登録

ここでは、リソースのリソースプールへの登録について説明します。
以下の手順でリソースをリソースプールに登録します。

  1. VMホストリソースの登録

    1. RORコンソールのオーケストレーションツリーで対象のVMプールを右クリックし、表示されたメニューで[リソース登録]を選択します。

      [リソース登録]ダイアログが表示されます。

    2. 登録するVMホストを選択します。

    3. [OK]ボタンをクリックします。

    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「14.1 VMホストリソース」を参照してください。

  2. ストレージリソースの登録

    L-Server作成時に使用する仮想ストレージリソースをリソースプールに登録します。

    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「14.5 ストレージリソース」を参照してください。

    ポイント

    • L-Server作成時に使用する仮想イメージリソースが格納されているストレージリポジトリを仮想ストレージリソースとして登録して下さい。

    • Oracle VM Managerのサーバプール内のVMホストからアクセス可能なストレージリポジトリが複数ある場合は、同一のストレージプールに登録することを推奨します。ただし、Oracle VM Managerで複数のサーバプールで共有されているストレージリポジトリは、グローバルプールに登録することを推奨します。

    • ストレージプールに登録する仮想ストレージは、テナントに登録されるすべてのVMホストからアクセスできるように設定してください。

    L-Server作成時に割り当てるディスクリソースのプロビジョニング属性は以下のとおりです。ただし、プロビジョニング属性は画面に表示されません。

    • シン・プロビジョニングの属性が設定されたストレージプールに登録された仮想ストレージリソースからディスクリソースを自動生成する場合、シン・フォーマットを設定してディスクリソースとして仮想L-Serverに割り当てます。

    • シン・プロビジョニングの属性が設定されていないストレージプールに登録された仮想ストレージリソースからディスクリソースを自動生成する場合、シック・フォーマットを設定してディスクリソースとして仮想L-Serverに割り当てます。

    ストレージプールに対するシン・プロビジョニング属性の設定方法については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「20.2 作成」を参照してください。

  3. ネットワークリソースの登録

  4. ネットワークデバイスリソースの登録

  5. 本製品で利用する仮想クローニングイメージとして登録するテンプレートの作成

    OSがインストールされたテンプレートを作成します。以下の手順を実施してください。

    1. 新規VMゲスト作成

    2. a.で作成したVMゲストに対するOSインストール

    3. Paravirtual (PV) Driver がある場合、それをインストール

    4. 作成したVMゲストからテンプレート作成

  6. 仮想イメージリソースの登録

    L-Server作成時に使用する仮想イメージリソースをリソースプールに登録します。

    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「14.7.1 仮想イメージリソース」を参照してください。


VMゲストのカスタマイズ機能を利用する場合は、上記の手順に加え、以下の手順が必要です。

  1. OVM for x86 3.xのストレージリポジトリの作成

    VCD媒体の格納先になるOVM for x86 3.xのストレージリポジトリを作成します。

    詳細は、「8.10.12 ゲストOSのカスタマイズ機能」の「VCD媒体を格納するためのストレージレポジトリと定義ファイルの用意」を参照してください。

  2. カスタマイズ機能を使用するための定義ファイルの作成

    カスタマイズ機能を使用するために以下の定義ファイルを作成します。

    • ゲストOSカスタマイズ定義ファイル

    • カスタマイズ可能なOS種別定義ファイル

    詳細は、「8.10.12 ゲストOSのカスタマイズ機能」の「VCD媒体を格納するためのストレージレポジトリと定義ファイルの用意」を参照してください。

  3. VCD媒体格納用サーバの用意

    本製品が作成したVCD媒体を一時的に格納しておくftpサーバを用意します。

    詳細は、「8.10.12 ゲストOSのカスタマイズ機能」の「VCD媒体格納用サーバの用意」を参照してください。

  4. L-Serverの作成

    以下のどちらかの方法でL-Serverを作成します。

    • 構築済みの仮想マシンのL-Serverへの関連付け

    • イメージを指定してのL-Server作成

  5. カスタマイズツールのインストール

    作成したL-ServerのゲストOS上にカスタマイズツールをインストールします。

    インストール手順の詳細は、「8.10.12 ゲストOSのカスタマイズ機能」の「カスタマイズツールの導入と削除について」を参照してください。

  6. カスタマイズ用のクローニングイメージの採取

    カスタマイズ指定でクローニングイメージを採取します。

    このとき、指定するゲストOSのシステムの種類は、以下の手順で確認します。

    1. ゲストOSにログインします。

    2. システムの種類を確認します。