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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 導入ガイド
FUJITSU Software

8.6.8 [OS]タブ設定

L-Server作成時にOSに設定パラメーターを入力します。[基本情報]タブでイメージを指定した場合だけ有効です。

初回起動時に設定処理が動作します。イメージ名を指定しない場合、すべて入力する必要はありません。

入力の必要性がない項目については、値が設定されないため、指定しないでください。

[サーバ]タブのOS種別が"Linux"、"Windows"、または"Linux(SELinux)"の場合は入力できますが、"Other"の場合は入力できません。

以下の場合、[OS]タブの設定はできません。

表8.30 設定項目一覧

指定項目

Linux/Linux(SELinux)

Windows

項目の説明

入力の
必要性

省略時の値

入力の
必要性

省略時の値

ホスト名・コンピュータ名

L-Server名

L-Server名

ホスト名またはコンピュータ名を入力します。

【Windows】
先頭文字を半角英数字とし、半角英数字、およびハイフン("-")で構成された15文字以内の文字列を入力します。
数字だけの指定はできません。

【Linux】
先頭文字を半角英数字とし、半角英数字、およびハイフン("-")で構成された63文字以内の文字列を入力します。
数字だけの指定はできません。

なお、L-Server名にアンダースコア("_")およびピリオド(".")を使用している場合、ホスト名またはコンピュータ名に使用できない文字のため、ハイフン("-")に置き換えられます。

本項目が未指定の場合も、上記と同様に、L-Server名を変換して設定されます。

ドメイン名

localdomain (注1)

WORKGROUP (注1)

【Linux】
ドメイン名を入力します。
先頭文字を半角英字とし、半角英数字、ハイフン("-")、およびピリオド(".")で構成された255文字以内の文字列を入力します。

【Windows】
ワークグループ名を入力します。ドメインに参加する設定はできません。
コンピュータ名と同じワークグループ名は指定できません。
先頭文字を半角英字とし、半角英数字、ハイフン("-")、およびピリオド(".")で構成された15文字以内の文字列を入力してください。
ワークグループ名に入力できる文字列については、Microsoftから提供されている情報もご確認ください。

DNS検索パス

-

不要

-

DNSの検索に利用する1~32767文字のドメイン名のリストを入力します。ドメイン名と同じ文字を指定できます。

フルネーム

不要

-

WORKNAME (注1)

1~50文字のWindowsのフルネームを入力します。

初期値は、OSプロパティ定義ファイルに定義された値が入力されます。

組織名

不要

-

WORKORGANIZATION (注1)

Windowsのシステムのプロパティに表示される組織名を1~50文字で入力します。

製品キー

不要

-

- (注1)

製品キーを入力します。

ライセンスモード

不要

-

不要

-

ライセンスモードを指定してもゲストOSに設定されません。

最大接続数

不要

-

不要

-

最大接続数を指定してもゲストOSに設定されません。

管理者パスワード

不要

-

- (注1)

L-Server作成時に指定したイメージの、ローカル管理者アカウントのパスワードを設定します。

新しいパスワードを指定した場合、ローカル管理者アカウントのパスワードが上書きされます。

1~128文字の半角英数記号で入力します。

ハードウェア時計設定

不要

ローカル

不要

-

以下のどちらかを指定します。

  • UTC

  • ローカル(LOCAL)

本項目を設定しても、ゲストOSには反映されません。

タイムゾーン

マネージャーのOSと同じタイムゾーン

マネージャーのOSと同じタイムゾーン

OSのタイムゾーンを指定します。

注1) OSプロパティ定義ファイルに値が指定されている場合、OSプロパティ定義ファイルの値が設定されます。
注2) クローニングイメージのOS種別がWindowsの場合、以下に記載されているOSのバージョンだけ[OS]タブやOSプロパティ定義ファイルの値を自動設定できます。
8.6.7 クローニングイメージの採取」の「OS種別がWindowsのクローニングイメージを使用する場合」の「OS自動設定機能をサポートするVMホストと仮想L-Serverの組み合わせ」

参考

OSプロパティ定義ファイル

事前にOSプロパティ定義ファイルに初期値を指定することで、L-Server作成時の[OS]タブの情報などの初期値が生成されます。

詳細は、「8.1.9 OSプロパティ定義ファイル」を参照してください。

L-Serverの操作

L-Serverの操作は、RORコンソールまたはrcxadm lserverコマンドを利用します。
RORコンソールを利用したL-Serverの操作については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「第17章 L-Serverの操作」を参照してください。
rcxadm lserverコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.6 rcxadm lserver」を参照してください。


L-Serverの仕様変更

L-Serverの仕様変更は、RORコンソールまたはrcxadm lserver modifyコマンドを利用します。
仕様変更できる項目については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「第17章 L-Serverの操作」を参照してください。

仕様変更後の値は、オーケストレーションツリーの[リソース一覧]タブで確認できます。

コマンドでは、rcxadm lserver listおよびrcxadm lserver showコマンドを実行します。
詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.6 rcxadm lserver」を参照してください。