本項では、データ保護運用の定義を削除する手順について説明します。
図F.6 データ保護運用の定義削除の説明図
運用サイトの運用管理サーバでの作業
NASバックアップボリュームとREC先ボリュームとのRECセッションが存在する場合、RECセッションを停止します(1)。
REC先ボリュームとバックアップボリュームのQuickOPCセッションが存在する場合、QuickOPCセッションを停止します(2)。
(1)および(2)のコピーペア定義およびコピーグループ定義を削除します。
バックアップサイトの運用管理サーバでの作業
(1)および(2)のコピーペア定義およびコピーグループ定義を削除します。
REC先ボリュームおよびバックアップボリュームを削除します。
参考
データ保護運用の定義を削除したあと、NASバックアップ設定の削除も行う場合は、「3.10.1.5 NASバックアップ設定の削除」を参照してください。
また、NAS環境の解体を行う場合は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「NAS環境の解体」を参照してください。